エントリークラスの出場資格
エントリークラスは小・中・高校生を中心に、ロボット競技会初参戦の方や、初めてロボットを製作した方などが出場するクラスです
ルールブック(PDF)。
- 基本は「高校生以下」です。ただし、大学生や専門学校生などでロボットを始めて製作された方については、内容により考慮します。
- 姫路ロボ・チャレンジのスタンダードクラス出場ロボット製作経験者は、出場する事ができません。
- 過去のエントリークラスの優勝および準優勝経験者とそのロボットは、出場する事はできません。
- 他の競技会の参加実績によっては出場をお断りする場合があります。
- (新)1台のロボットにつき、セコンドは4名まで認めます
- (新)事前に申告の上、操縦者と高校生以下のセコンドは交代することを認めます
当日のプログラム
今回の参加は6台のため整備の時間を長めにとりますが、予定より早く終わる可能性もありますのでご了承ください。
- (9時15分:受付開始→出場者は9時50分までに受付終了のこと)
- 10時:開会式
- 10時30分ごろから:チャレンジステージ
- 11時30分ごろから:自律競技さがしてポン
- 13時30分ごろから:ロボ・タイムアタック
- 14時ごろから:ロボットバトルゲーム
- 15時30分ごろから:授賞式・ロボット操縦体験
エントリークラスの競技
エントリークラスの競技は、「チャレンジステージ」「さがしてポン」「ロボ・タイムアタック」「ロボットバトル」の4つの競技で勝負をつけます。
競技にはそれぞれポイントがあって、すべてのポイントの合計で総合優勝が決まります。
1:チャレンジステージ(選択種目)
チャレンジステージでは、「ロボット性能のデモンストレーション(1分間)」「姫路城築城(2分間)」「ボーリング」」の3つの競技から、オペレーターが選択します。
選択1:ロボット性能デモンストレーション
リングの上で、各ロボットに1分間のデモンストレーションタイムを与えます。工夫あり、笑いありで、ロボットの特徴や工夫した所などをオペレーターがアピールします。
選択2:姫路城築城


幅30cmの木製の板の上で、大小四角い箱と多面体のボールを、2分間の制限時間内に1m先のゴールエリアに運びます。木の板からロボットが落ちたり、多面体ボールが落ちるとその時点でアウトです。
ただ運ぶだけではなく、3つのアイテムを積み重ねることができると、さらに得点が加算されます。
●競技の得点
- 運搬物なし 0点
- 立方体をゴールエリア内に運搬成功→1点
- 多面体をゴールエリア内に運搬成功→3点
- 立方体を2つ運んで、2段積み上げが成功!→3点
- 立方体1個と多面体1個を運んで、2段積み上げが成功!→5点
- ボックス2個と多面体1個を運んで、3段積み上げが成功!!→6点
選択3:ボーリング

用意されたピンとボールを使って、30cm先のボールをつかんで、1m先のピンを倒します。
●競技の得点
- スタートから歩いてボールをつかむ→1点
- ボールを投げて倒したピンの数×0.5点(端数切上げ)
2:さがしてポン(自律競技)

姫路ロボ・チャレンジオリジナルの競技、オペレーターの操縦でなく、ロボットが自分で判断してリングの上のボールを落とす「さがしてポン」です。技術的に難しいのですが、より高得点が狙えます。
サイコロで決められた3つの場所に置かれた大中小の3つの白いボールを、ロボットがセンサーを使って、自分で探してリングの外に落としていきます。玉を見つけるとロボットが「見つけたアピール」をするので、その動きも注目です。オペレーターの解説と共にご覧ください。●競技の得点:落とした玉の大きさ、スピード、障害物への接触の有無などでポイントをつけていきます。
ボールに色がつきます。カメラ機能で球を識別できた機体には2点追加。さらに色認識できると1色につき1点追加します。
- 大玉:赤色
- 中玉:緑色
- 小玉:青色
- 障害物:白色
3:ロボ・タイムアタック

コルクマットで作られた全長4.5mコースをロボットが駆け抜けます。ゴールまでのタイム、または制限時間内(3分間)に到達した距離で競います。
コースは「広くて曲がりくねった道」と「細くてまっすぐな道」を選べるので、オペレーターの判断も注目です。
「歩行は前向き」「コースアウトは自力で戻る」「自力で戻れないときは、手で戻しても良いが3マス戻る」といったルールがあります。
●競技の得点:タイムの速い順、または進んだ距離によって、上位5位までポイントがつきます。
1位:5点/ 2位:4点/ 3位:3点/ 4位:2点/ 5位:1点
4:投票
来場したみなさんに1と2の競技内容を見ていただいた上で、総合優勝しそうなロボットに投票をしてもらいます。
(ロボットへのポイントは加算されません)
5:ロボットバトル

8角形のリングの上で、ロボット同士が1対1のバトルをする、姫路ロボ・チャレンジのメインイベントです!トーナメントが進むにつれ、会場もヒートアップしていきます。
人間と同じように「立ち技」を基本として、安定性を重視してロボットがしゃがんでいるとペナルティがつくルールなので、パンチ・キック・投げ技など多彩な技で勝負を決めていきます。
モータのうなり、フレーム同士がぶつかる金属音など、会場でライブで見る価値十分です。
●競技の得点:トーナメント順位によって獲得ポイントがつきます。
1位:5点/ 2位:4点/ 3位・:4位:3点
2019年夏の陣からの追加ルール
横攻撃は禁止とします。
最終成績

●「ロボ・タイムアタック」と「ロボットバトルゲーム」の1位と2位には賞金と記念品が授与されます。
- 1位:賞状、メダル、賞金
- 2位:賞状、メダル、賞金
●「姫路城築城」「さがしてポン」「ロボ・タイムアタック」と「ロボットバトルゲーム」の獲得ポイントを加えて、総合順位を決めます。
- 総合優勝:賞状、メダル、賞金、副賞:いろいろ
- 総合準優勝:賞状、メダル、賞金
- 総合3位:賞状、メダル、賞金
●優勝したロボットに投票してくださった方には、最後に記念品があるかも?!