大白書中学校部活動方針

生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、自らの興味や関心等を深く追求し、それぞれの個性や能力を主体的な取組によって伸長したり、学年や学級の枠を越えて、仲間と切磋琢磨しながら、励ましたり協力したりする中で、社会性を育み人間形成に資するものである。

これからの社会を主体的にたくましく生きる力の育成を目指す、学校教育目標の達成に向け、日常の練習においては、大会やコンクール等の結果のみを目標にするのではな く、他者を尊重し、他者と協同する精神、公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培い、豊かな人間性を育む基礎づくりとする。 また、部活動保護者会や部活動運営懇話会を活用し、校訓である「自ら求めて道を切り拓く」に則り、学校・保護者・地域が三位一体となって、主体的に取り組む事ができる生徒の育成に努める。

いきいき運動部活動(4訂版)(平成30年9月策定)及び、姫路市立中・義務教育学校部活動ガイドライン（平成31年 1月策定）に則り、一人ひとりの生徒の将来を見据えた適切な指導を計画的に行うとともに、健康管理、安全確保の徹底を図る。 また、生徒がさまざまな活動を経験し、出会いの場を確保するとともに、部活動の楽しさや喜びを味わい、生涯にわたって「豊かな心」を育成する。なお、バランスのとれた生活やスポーツ障害を予防するためにも、適切な休養日を設ける。

校長（教頭）は学校の教育活動との関連を考慮し、毎年「部活動に係る活動方針」を見直し、学校ホームページ等の掲載により公表するとともに、その運用を徹底する。

部活動顧問は本校の「部活動に係る活動方針」に則り、指導方針や年間の活動計画 （活動日、休養日及び大会参加日等）並びに毎月の活動計画及び活動実績（活動日時・ 場所、休養日及び大会参加日時等）を作成し、校長に提出する。また、毎月の計画や大会・コンクール等の開催予定などを事前に生徒・保護者に伝 える。

成長期にある生徒がバランスのとれた生活を送るとともに、部活動以外の多様な活動に触れる時間の確保を図るため、姫路市全体で取り組んできた基準日（平日月曜日・ 休日第2・第4日曜日）を基に、休日においても毎週少なくても1日は休養日を設ける。 また、1日の活動時間は、平日2時間程度、休日3時間程度とする。さらに、生徒が 家庭や地域で過ごす機会を確保できるよう、長期休業日にはまとまった休養期間（オ フシーズン）を設ける。 

校外で活動する場合は、実施日や場所、引率方法など必ず事前に校長の承認を得る。

• 運動部
  軟式野球部、サッカー部、陸上競技部、女子ソフトテニス部、男子ソフトテニス部、卓球部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、弓道部（令和 5 年度より募集停止）、水泳部（令和 5 年度より募集停止）
• 文化部
  吹奏楽部、箏曲部、クリエイト部（家庭科、美術、茶道）

• 5月から7月：午後6時30分
• 9月、10月、3月、4月：午後6時
• 11月から2月：午後5時30分

原則として、定期考査1週間前は活動停止期間とする。 ただし、考査中、考査後1週間以内に公式戦、コンクール等がある場合は、生徒本人の意志確認と保護者の承認を得て、校長（教頭）の承認のもと1時間程度の活動を認める。なお、総体、上級大会に連続する競技会（それに準ずるコンクール）前における活動については、別途協議する。

• 午前7時現在、姫路市に「大雨」「洪水」「暴風」「暴風雪」「大雪」の いずれかの警報が発令されている場合、午前の活動は中止とする。
• 午前10時現在、警報が解除になった場合、午後1時より活動可能とする。
• 午前10時現在、警報が解除されなければ、部活動は中止する。
• 部活動中に警報が発令された場合は、その事象や状況に応じて適切に対応する。

1. 部の特性を踏まえ、顧問が認めた服装で活動する。
2. 通常授業時の登下校についても制服、もしくは顧問が認めた服装で登下校する。 休業日、朝練習については1に準ずる。 

朝練習については、顧問の直接指導がある場合、午前7時20分から午前7時50分ま での活動を認める。なお、その場合の登校時間は午前7時以降とする。 また、平日は、1日2時間程度の練習であることを考慮すること。