ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

PC版

Multilingual

姫路市立船津小学校

FUNATSU ELEMENTARY SCHOOL

〒679-2101 姫路市船津町921番地2 地図

電話番号:079-232-0040

船津小学校の文化財

  • 公開日:2020年4月24日
  • 更新日:2024年1月19日
  • ID:3217

船津小学校の校舎内や敷地内には、数多くの文化財と呼んでもいい物品や建造物・掲示物があります。

それをいくつか紹介しようと思います。

絵画作品

尾田龍氏(1906年から1992年)

船津町出身で昭和4年二科展に初入選した後多くの美術展で入選されています。

「湖畔」

「牛窓展望」

青田賢蔵氏(船津町仁色在住)

高校の美術教師を退任後、画業に専念されています。船津公民館でも日本画の講座を開かれています。

「南の島で」

「水槽」

小林平一氏寄贈の古代瓦

小林平一氏(1923年から2002年)は船津町出身で、姫路城の昭和の大修理や鯱瓦の復元などで大変活躍されました。書写山圓教寺や全国的に有名な神社・仏閣の屋根瓦の修復も手がけていらっしゃいます。その小林平一氏が船津小学校にさまざまな瓦を寄贈してくださっています。来客玄関前は、姫路城の池田家の家紋である揚羽蝶の紋の軒瓦などもあり、さながら瓦博物館のような一角となっています。

古代瓦その1
古代瓦その2
古代瓦その3
古代瓦その4

小林平一氏寄贈の鯱瓦

階段を上がった2階廊下に来校者をにらみつけるように鯱が飾ってあります。

もともと鯱瓦は火除け・魔除け・災難除けのためとも言われています。船津小学校と子どもたちを守ってくれていると思うと、頼もしくもあります。小林さんはお城だけでも「松山城」「姫路城」「松本城」「二条城」「岡山城」「熊本城」「大阪城」「出石城」「竜野城」「高知城」「明石城」「篠山城」「松江城」の屋根瓦の修復を手がけておられます。その他全国各地の神社・仏閣はもちろん、遠くモンゴルやイギリスまで渡って修復されています。その行動力や研究心は驚くばかりです。

鯱瓦その1
鯱瓦の説明
鯱瓦その2

小林平一氏寄贈の蝶や鳥の標本

蝶コレクションの中から一部を寄贈していただいている。小林さんは主に「トリバネアゲハ」をニューギニアや台湾や韓国など東アジア各地に行かれてみずから採集されたり、採集依頼されたりして数多く収集された。展示場所は(2階職員室前廊下)と(校長室)

蝶の標本その1
蝶の標本その2
蝶の標本その3
蝶の標本その4

2階廊下東端には「ゴクラクチョウ」の剥製がある。これも小林さんから寄贈していただいている。正式には「フウチョウ(風鳥)」と総称されている鳥で、ニューギニアに固有種が生息し、繁殖期には雄が多彩な求愛ダンスをすることで知られている。雄に対して雌は地味な外見をしているらしい。

鳥の標本その1
鳥の標本その2

野口英世像

運動場東の掲揚柱の横におられます。平成26年3月に改修され、きれいな御影石の台座に乗られました。寄贈者は青田愛次氏です。りりしい顔が印象的です。長い間、船津っ子を見守ってくださっていたのでしょう。

野口英世の像その1
野口英世の像その2

扁額(三上参次博士揮毫)

三上参次氏(1865~1939)は船津町御立の医師である幸田貞助の三男に生まれ、五歳の時姫路藩士三上勝明の養子となりました。東京帝国大学卒業後、史料編纂官を経て帝国大学教授となり「大日本史料」など多くの書物の編纂に当たりました。愛郷心に富んでいる方で姫路城の国宝指定や官立姫路高等学校の設置に尽力しました。船津校区にも数々の足跡を残されていますが体育館に掲げてあるこの額もその一つです。「清貞凌俗」とは『清い生き様を首尾一貫させる節義の人物が良い』といった意味があります。

扁額
清貞凌俗

お問い合わせ

姫路市立船津小学校

住所: 〒679-2101 姫路市船津町921番地2

住所の地図

電話番号: 079-232-0040 ファクス番号: 079-232-8963

電話番号のかけ間違いにご注意ください!