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姫路市立四郷学院

SHIGO GAKUIN ELEMENTARY AND JUNIOR HIGH SCHOOL

【前期課程】〒671-0246 姫路市四郷町坂元227番地【後期課程】〒671-0246 姫路市四郷町坂元345番地2 地図

電話番号:【前期課程】079-252-3636【後期課程】079-252-1467

四郷学院校区

  • 公開日:2020年5月13日
  • 更新日:2020年5月13日
  • ID:4619

本校区は、11町からなり、市川の東に位置し、JR山陽本線より南に位置しています。本校の南側には麻生山がそびえています。ここ四郷町は、兵庫県指定重要文化財の宮山古墳・長塚古墳(前方後円墳)を始め、姫路市指定重要有形文化財の見野古墳群、阿保の百穴とも呼ばれる阿保古墳群など80を超す古墳があります。それゆえ「古墳の町 四郷」とも呼ばれています。また、地場産業として皮革産業があり、明治・大正・昭和の戦前・戦後では全国有数の生産量を占めていました。近年、皮革産業は厳しい状況にありましたが、姫路の皮革として世界的にも注目を集めつつあり、「皮革フェア」などイベントを実施し、まちおこしを図っています。

時を越えて四郷の郷から古代が見える

宮山古墳(みややまこふん)【国指定重要文化財】

宮山古墳は5世紀後半の古墳で、直径約30メートル、3基の竪穴式石室を持つ円墳です。この辺りを治めていた首長の墓と考えられています。昭和44年(1969)、昭和48年(1973)の2回の緊急発掘調査の結果、3つの埋葬施設が確認されました。幸いにも、第2主体、第3主体は盗掘を受けずに完全な形で施設、遺物が発掘され、兵庫県指定の史跡になりました。主な出土品は、第1主体からは刀剣や鉄製のやじり、ガラス玉などの一部、第2主体からは金銀の象嵌(ぞうがん)が施された物を含む40本近い刀剣、数百本の鉄のやじり、7千個近いガラス玉、金製垂飾り付き耳飾りや金環等、第3主体からは画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)、銀製指輪、金銅製品、短甲、冑などの武具、農耕具等です。

見野古墳群(みのこふんぐん)【兵庫県指定重要有形文化財】

見野古墳群和光公園を中心に麻生山麓に古墳時代後期・終末期(6世紀後半から7世紀前半)の横穴式石室を持つ20基の古墳が点在しています。これを見野古墳群といいます。殆どの古墳の封土は流され、石室が露出しています。見野古墳群には2基の大変特徴的な古墳があります。近年の調査で、猫と思われる動物の足跡がついた非常に珍しい須恵器が発掘されました。

1つは6号墳で、1つの封土に2つの横穴式石室が並行して作られています。石室は2つとも羨道(せんどう)、奥の壁もなく石室の前後が筒抜けになっています。1つの封土に2つの石室を持つ古墳(双室墳)は珍しいものです。平成18年と平成19年の発掘調査で6号墳は日本最古級の双室墳であることが分かりました。近年は、パワースポットとしても人気が出始めています。

もう1つは10号墳で、全長11メートルですが、石室の天井石の長さが5メートルもある巨石で、姫路市の古墳では1番大きなものです。そのために、奈良県明日香村の蘇我馬子の古墳とも言われる「石舞台古墳」になぞらえて、「姫路の石舞台」と呼ばれています。

阿保古墳群(あぼこふんぐん)

麻生山と仁寿山の谷間に、6世紀から7世紀にかけての横穴式石室を持つ古墳が点在しています。これを阿保の百穴(百塚)とも言います。百穴・百塚と言われるのは、古墳が百基あるという意味ではなく、たくさん密集しているという意味でそう呼ばれています。早くから盗掘を受け、「飾磨郡誌」には24から25基の古墳の残存が記されています。旧「姫路市史」の2巻では18基の古墳が確認されています。それ以降にも破壊されたものもありますが、平成19年の調査で32基が確認されました。

その他にも、四郷学院校区内には、奈良時代の寺院跡や古墳が点在しており、桜の名所や紫陽花の見どころもたくさんあります。

出典

見野古墳群(姫路市立見野の郷交流館)・姫路古墳ロード健康ウオーキングマップ

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姫路市立四郷学院

住所: 【前期課程】〒671-0246 姫路市四郷町坂元227番地【後期課程】〒671-0246 姫路市四郷町坂元345番地2

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