旭陽小学校　校歌（解説及び音源付き）

1. 紫そめし　東（ひんがし）の
   晴たる空ゆ　昇る日に
   朝日の山は　輝きて
   雄々（おお）しきさまに　そびえたり
   あわれ仰（あお）がん　この山の
   天地（あめつち）のむた　動きなく
   輝き渡る　この強さ
2. 瑞穂（みずほ）の野辺に　うち続く
   魚吹の宮の　松並木
   千歳（ちとせ）の色に　神（かん）さびて
   緑も深く　茂りたり
   あわれかざさん　この松の
   昔ながらに　美しく
   葉末（はずえ）露（つゆ）そう　やさしさを
3. 深き谷より　湧き出でて
   播磨の灘に　注ぎ入る
   揖保の流れの川水（かわみず）は
   よどみて岸を　映（うつ）したり
   あわれならわん　この川の
   波をしずめて　ゆがみなく
   鏡と澄（す）める　正しさを

作詞　　安東正郎　　　作曲　　田中銀之助　　

【校歌1番は、朝日山について歌っています。】

紫そめし　東（ひんがし）の…紫色に染まった東の

晴たる空ゆ　昇る日に…晴れた空より　昇ってくる太陽に

朝日の山は　輝きて…朝日山は輝いて

雄々（おお）しきさまに　そびえたり…雄大にそびえたっている

あわれ仰（あお）がん　この山の…私は仰いでみましょう　　この山の

天地（あめつち）のむた　動きなく…天と地とともに動かずに（永久に）

輝き渡る　この強さ…輝きわたっている　この強さを

【校歌2番は、魚吹八幡神社について 歌っています】

瑞穂（みずほ）の野辺に　うち続く…みずみずしい稲の穂がそよぐ野のほとりに続いている

魚吹の宮の　松並木…魚吹八幡神社の松並木

千歳（ちとせ）の色に　神（かん）さびて…長い年月の間に　神々しくなって

緑も深く　茂りたり…緑が深くなって　茂っている

あわれかざさん　この松の…私が手をかざして見ましょう　この松を

昔ながらに　美しく…昔のままに　美しく

葉末（はずえ）露（つゆ）そう　やさしさを…葉の先の露が寄り添うように　優しさや美しさを身につけましょう

【校歌3番は、播磨灘の姿に見習って、正しく、正しい姿、広い心を持ちましょう　と歌っています】 

深き谷より　湧き出でて…深い谷から　湧き出して

播磨の灘に　注ぎ入る…播磨灘に　注いでいる

揖保の流れの川水（かわみず）は…揖保川の水は

よどみて岸を　映（うつ）したり…たまって、岸辺を映している

あわれならわん　この川の…私は見習いましょう　この揖保川の

波をしずめて　ゆがみなく…波をなくして　ゆがみがなくて

鏡と澄（す）める　正しさを…播磨灘の鏡のように　澄んだ正しさを