姫路市立野里小学校
NOZATO ELEMENTARY SCHOOL
- 〒670-0011 姫路市坊主町3番地1 地図
- 電話番号:079-224-5586
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姫路市立野里小学校
NOZATO ELEMENTARY SCHOOL
姫路市立野里小学校いじめ防止基本方針【改訂版】
本校は、「笑顔いっぱい夢いっぱい今と未来に輝く野里っ子の育成」を学校目標に据え、「自ら学ぶ子」「心が豊かな子」「体を鍛える子」をめざす児童像として取り組んでいる。
上記の目標を達成するために生活指導においては、児童1人1人の人格の健全な育成を図るとともに、「いつ」「どのような場所」においても、その時々の状況にふさわしい適切な行動の仕方を自分自身で判断し、実行できる力を培うことをねらいとしている。
以上の3点をいじめ防止等の対策に関わる基本理念とし、共通認識する。
その上で以下のような対策を行っていく。
児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、けんかやふざけあいであっても、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの
未来を担う児童に、希望と勇気を持ってやりぬく心、他者を思いやり温かく接する心、生命と人権を尊重する心、正義感や公正さを重んじる心など、豊かな人間性と社会性を育てる。この推進にあたっては、人間愛に満ちた一貫した取組を進め、豊かな体験活動や道徳教育の要となる「特別の教科道徳」を充実させることが重要である。
また、自他の大切さを認め合い尊重し合う態度を養うとともに、コミュニケーション能力を高めるなど、自己の能力を生かした社会的自立の基礎を育む。
家庭や地域の人々の協力を得ながら、全ての児童が認められている、満たされているという思いを抱くことができるよう、学校の教育活動全体を通じ、児童が活躍でき、他者の役に立っていると感じ取ることのできる機会を提供する。さらに、児童の自己有用感の高揚を図るとともに、困難な状況を乗り越えるような体験の機会などを積極的に設け、児童の自己肯定感を高め、健全な自尊感情を形成するよう努める。
「いじめを許さない学校づくり」や「いじめ対応マニュアル」等を活用した校内研修やいじめの事例研究等により、いじめの防止、いじめの早期発見・早期対応について、教職員の共通理解と対応能力の向上を図る。また、スクールカウンセラー等による研修を実施し、児童理解を深める。
なお、体罰は、児童生徒の健全な成長と人格の形成を阻害し、いじめの誘因にもなり得るため、「No!体罰」(兵庫県教育委員会作成)等を活用した研修を実施する。
いじめ防止に関する取組の実施状況を学校評価に位置づけ、評価結果を踏まえてその改善に取り組む。
年3回のアンケート調査と教育相談や、日記、家庭訪問等を通して、日常的に児童の様子を把握するとともに、スクールカウンセラー等や養護教諭等との連携を綿密にし、いじめの兆候をいち早く察知する取組を進める。
スクールカウンセラー等と連携してカウンセリングルームを充実させるとともに、メンタルルームや保健室等を活用し、児童生徒が心を開いて相談しやすい環境を整備する。また、教職員は常に共感的に児童生徒の気持ちや行動・価値観を理解しようとするとともに、スクールカウンセラー等や養護教諭との情報連携を進める。
いじめ対応マニュアル等を使用した理論研修や、外部講師を活用した校内研修、事例研修を実施する。
いじめが認められる場合、「いじめ対応チーム」で下記の対応を行う。
教職員は、インターネットや携帯電話等の特殊性による危険性(匿名性・被害の回復の難しさ・疎外の受けやすさ等)を十分に理解した上で、ネット上のトラブルについてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等の最新の動向を把握し、情報モラルに関する指導力の向上を図る。
さらに、学校は、保護者と連携し、メールを見たときの表情の変化や携帯電話等の使い方の変化など、いじめを受けている児童生徒が発するSOSを見逃すことなく、目が行き届きにくいネット上のいじめの早期発見に努める。
「インターネットを通じて行われるいじめ」を発見した場合は、資料・証拠の確保・児童生徒からの聴き取り・書き込みや画像の削除等迅速な対応を図るとともに、人権侵害や犯罪、法律違反など事案によっては警察等の専門的な機関と連携して対応していく。
また、未然に防止するために、学校において情報モラル教育の推進と児童、保護者への啓発活動を積極的に行う。
重大事態とは、「いじめにより児童の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき」「いじめにより児童が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがある場合と認めるとき」で、いじめを受ける児童の状況で判断する。
さらに、児童や保護者からいじめにより、重大事態に至ったという申し立てがあったときは、校長が判断し、適切に対応する。
校長が重大事態と判断した場合、直ちに、教育委員会に報告するとともに、校長がリーダーシップを発揮し、学校が主体となって、いじめ対応チームに専門的知識及び経験を有する外部の専門家である保護司等を加えた組織で調査し事態の解決に当たる。暴力や恐喝などの犯罪性が認められる場合は、警察等の関係機関とも連携を図る。必要に応じて学年及び学校全ての保護者を対象に、当事者の同意を得た上で説明文書の配布や緊急保護者会を実施する。
月 | 職員会議等 | 未然防止に向けた取り組み | 早期発見に向けた取り組み | 保護者・地域との連携 |
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4 | 生活指導・いじめ対策に関わる共通理解 【職員会議】【生活指導委員会】 | 春季休業中校区内巡回指導 学級指導 | スクールカウンセラーの児童・保護者への周知 | 授業参観 |
5 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | 1年生を迎える会 あいぼう学年遊び ライフスキル教育プログラム | 縦割り班活動 | 運動会 |
6 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | 児童会活動 6年生修学旅行 | 縦割り班活動 生活アンケート(1人1人と面談) | 町歩き(総合的な学習) オープンスクール |
7 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | 5年生自然学校 夏季休業前生活指導 | 縦割り班活動 夏季休業中校区内巡回指導 | 学校評議員会 個人懇談会 |
8 | 小中一貫教育推進委員会 城乾中ブロック小中一貫カウンセリングマインド研修 【職員会議】【生活指導委員会】 | 夏季休業中校区内巡回指導 | 夏季休業中校区内巡回指導 | |
9 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | 学級指導 | 縦割り班活動 | |
10 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | ライフスキル教育プログラム 4年生林間学校 | 縦割り班活動 | |
11 | 小中一貫教育推進委員会 【職員会議】【生活指導委員会】 | 児童会集会活動 | 児童会集会活動 生活アンケート(1人1人と面談) 縦割り班活動 | 音楽会 学校評議員会 |
12 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | 冬季休業中における指導 冬季休業中校区内巡回指導 | 冬季休業中校区内巡回指導 縦割り班活動 | 個人懇談会 |
1 | 【職員会議】【生活指導委員会】 | 冬季休業中校区内巡回指導 | 冬季休業中校区内巡回指導 縦割り班活動 | オープンスクール |
2 | 小中一貫教育推進委員会 【職員会議】【生活指導委員会】 | ライフスキル教育プログラム 縦割り班活動 | 生活アンケート(1人1人と面談) 縦割り班活動 | 学級懇談会 校区人権教育推進委員会 |
3 | 小中連絡会 保幼小連絡会 【職員会議】【生活指導委員会】 | 学年末・春季休業中における指導 学年末休業中校区内巡回指導 | 児童会集会活動 春季休業中校区内巡回指導 | 学校評議員会 |