学校経営理念

教育の目的は、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成となっている。いわゆる、社会の中で自己実現し、自立した人間を育てるということである。そのためには、知識量や理解力と言った数値で表すことができる力（認知的能力）の育成は不可欠である。同時に、人の望ましい行動の源となる、自制心や想像力、自己肯定感、主体性といった、数値で表せない力（非認知能力）の育成はもっと大切である。なぜなら人の生き方には、認知的能力よりも非認知低能力の方が大きく影響するからである。

従って、私たち教育に携わる者は、目の前の子どもたちが将来、社会の中で生き生きと活動し、社会自立することを見通して教育活動を進めなければならない。いわゆる、問題を回避する知恵や、課題にぶつかり打ちのめされても、へこたれず立ち上がれる強さやしなやかさを身につけさせることが肝要であると考えている。