「幼稚園」って、どんなところ？　なにをするところ？

幼稚園では、幼稚園教育要領に基づいた質の高い幼児教育を提供し、「遊び」を通して、子ども一人一人の「学び」の基礎を育んでいます。

• 「遊び」を中心とした生活の中で、幼児は、頭や心や体を動かして、主体的に、さまざまな対象と直接関わりながら、総合的に学んでいます。
• 「遊び」を通して思考をめぐらし、想像力を発揮し、自分の体を使って、また、友達と共有したり、協力したりして、さまざまなことを学んでいきます。 　
• 子どもは、幼稚園での「遊び」を通して、豊かな心と体を育み、学ぶ楽しさを知るようになるのです。

豊かな体験を通して、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりします。

気付いたことやできるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりします。

心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとするようになります。

教師は、研修を積み専門性を身に付けるとともに、幼児理解に努め、幼児の育ちを支えます。

さまざまな人と出会い、心の通った温かい交流を大切にし、未就園児に園庭を開放するなど、地域の子育て支援のセンター的役割を果たしています。また、小学生との交流活動を通して、小学校を身近に感じるとともに親しみの気持ちをもつようになり、進学後の生活がスムーズにスタートできます。

異年齢の関わりを大切にし、一緒に遊んだり活動したりすることで、5歳児は、やさしさや思いやりの気持ちを育み、4歳児は、5歳児にあこがれの気持ちをもつようになります。