令和5年度 部活動ガイドライン

生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、自らの興味や関心等を深く追求し、それぞれの個性や能力を主体的な取組によって伸長したり、学年や学級の枠を越えて、仲間と切磋琢磨しながら、励ましたり協力したりする中で、社会性を育み人間形成に資するものである。

これからの社会を主体的にたくましく生きる力の育成を目指す、学校教育目標の達成に向け、日常の練習においては、大会やコンクール等の結果のみを目標にするのではなく、一人ひとりの将来像に目を向けて取り組む。また、各学校の部活動運営懇話会を活用し、学校・保護者・地域が三位一体となって、主体的に取り組む事ができる生徒の育成に努める。

姫路市立中・義務教育学校部活動ガイドライン（平成31年1月策定）に則り、一人ひとりの生徒の将来を見据えた適切な指導を計画的に行うとともに、安全で安心な指導の徹底と環境を整える。また、生徒が数多くの意見や参考となる事象と出会える機会を確保するためにも、風通しの良い環境整備に努めるとともに、適切な休養日を設ける。

姫路市立中・義務教育学校部活動ガイドライン（平成31年1月策定）に則り、校長は学校の教育活動との関連を考慮し、毎年、学校の「部活動に係る活動方針」を策定し、学校ホームページ等の掲載により公表するとともに、その運用を徹底する。

部活動顧問は学校の「部活動に係る活動方針」に則り、指導方針や年間の活動計画（活動日、休養日及び大会参加日等）並びに毎月の活動計画及び活動実績（活動日時・場所、休養日及び大会参加日時等）を作成し、校長に提出する。また、毎月の計画や大会・コンクール等の開催予定などを事前に生徒・保護者に伝える。

1. 成長期にある生徒がバランスのとれた生活を送るとともに、部活動以外の多様な活動に触れる時間の確保を図るため、姫路市全体で取り組んできた基準日（平日月曜日・休日第2・第4日曜日）を基に、休日においても毎週少なくても1日は休養日を設ける。ただし、大会開催日等の都合でやむを得ない事情が生じた場合は、校長の判断により対応する。
2. 1日の活動時間は、平日2時間、休日3時間程度とする。ただし、大会等においてやむを得ず長時間の活動になる場合においては、生徒の安全管理や体調管理に努め、活動内容の研究と精選に努める。
3. 生徒が家庭や地域で過ごす機会を確保できるよう、長期休業日にはまとまった休養期間（オフシーズン）を設ける。

校外で活動する場合は、実施日や場所、引率方法など必ず事前に校長の承認を得る。 

• 運動部
  野球部、陸上競技部、バレーボール部（女子）、バスケットボール部（男子・女子）、卓球部（男子）、ソフトテニス部（男子・女子）、剣道部
• 文化部
  吹奏楽部、美術部、生け花部

水泳、柔道、新体操、バドミントン等の大会への参加は学校（顧問）と保護者の協議の上、決定する。

• 2月から4月、10月：午後6時00分
• 5月から9月：午後6時30分
• 11月から1月：午後5時30分

原則として、定期考査一週間前は活動停止期間とする。ただし考査後1週間以内に公式大会・行事がある場合、または中播総体前の期末テスト期間においては、保護者の同意の下、職員会の承認を得て、準備・片付けを含む90分程度の活動を認める。

• 午前7時現在、姫路市に「大雨」「洪水」「暴風雨」「暴風」「大雪」「津波」のいずれかの警報が発令されている場合、午前の活動は中止とする。
• 午前10時現在、警報が解除になった場合、正午（お昼の12時）より活動可能とする。
• 午前10時現在、警報が解除されなければ、部活動は中止する。
• 部活動中に警報が発令された場合は、その事象や状況に応じて適切に対応する。

1. 部の特性を踏まえ、顧問が認めた服装で活動する。
2. 通常授業時の登下校については制服登下校を原則とし、休業日については1に準ずる。 

• 公式大会・行事の一週間前は、保護者の同意の下、職員会の承認を得て、冬季（11月から1月）のみ30分の延長を認める。
• 朝練習を行う際は、必ず顧問の計画の下で行い、午前7時30分から午前8時までの時間とし、朝の学習活動に支障が無いようにする。
• 食事場所は、顧問裁量とする。
• トイレの使用場所
  活動場所：使用場所
  運動場：屋外トイレ
  体育館：体育館
  校舎内：活動場所に近いトイレ
• 自転車を使用する際は、必ずヘルメットを着用し、交通ルールを厳守する。
• 休日の活動についても、学校規則に準じ、菓子・ジュース類、不要物の所持等がないよう指導する