姫路市立坊勢小学校
BOZE ELEMENTARY SCHOOL
- 〒672-0103 姫路市家島町坊勢415番地1 地図
- 電話番号:079-326-0015
姫路市立坊勢小学校
BOZE ELEMENTARY SCHOOL
例年夏休みは暑いのですが、今年の夏休みは例年以上に暑い日が続きました。そんな中、8月4日(金曜日)に姫路市小学校水泳大会は行われました。坊勢小学校からは8名が夏休みに集中して練習を行い、午後の部に参加しました。1種目男女別参加組は3組から5組で、参加した皆さんはすべて3位以内でした。小学校のスポーツ大会は、秋のリレー大会、冬の駅伝大と続きます。5年生・6年生の皆さん、次も自分の記録に挑戦してみませんか。
そして8月5日(土曜日)に4年ぶりにペーロンフェスタも開催されました。子供会で参加した子どもたち、子ども会・PTA役員のお母さんたち、その他いろいろな団体で参加されたみなさん、お疲れ様でした。私自身も初めて参加しましたが、ドラゴンボートを漕ぐのは大変ですね。私はチームの足を引っ張ってしまいました。そのおかげで早いタイムでゴールしたチームはどれ程すごいかも体感できました。ありがとうございました。
さて、38日間の夏休みも終わりました。今年の夏休みは子どもたちにとって思い出に残る夏休みになったでしょうか。長い夏休みだからこそ経験できたことはあったでしょうか。2学期が始まり、各学年とも校外学習、音楽会等の行事の準備で忙しくなっていきます。また、1学期と同様に、子どもたちは毎日の学校生活でさまざまなことを学習していきます。夏休みはどうしても学校に通う際の生活リズムとは違っていたでしょうから、まずは子どもたちの生活リズムを整えることにご協力をお願いします。それから、夏休み中に子どもたちの身に気になることが生じていましたら、担任までお知らせください。そして我々教職員は、明るく元気な坊勢っ子の活躍が毎日見られることを期待しています。保護者の皆さん、2学期も坊勢小学校の教育活動にご協力をお願いします。
8月15日(火曜日)は78回目の終戦記念日を迎えました。今年も8月15日が近づくにつれて戦争に関する記事や映像がたくさんながれましたが、お子様と戦争のことを話す機会はあったでしょうか。私はできるだけ戦争に関するドキュメント番組を見ました。国力の差から負けることが予想されていたのにアメリカに宣戦布告し、マスメディアを掌握して国民には戦争被害を隠そうとしたことや、満19歳以上の学徒出陣だけでなく、満14歳以上の子どもに愛国心をあおり、各学校で意図的に志願兵を集めていたことなど、戦争が美化されて子ども達までが戦争の犠牲になったことは今の日本では考えられないことです。100歳前後の旧日本兵だった方が未だに戦時を思いだすと涙する映像は、戦争がどれだけ残酷なものであったかを教えてくれます。
小学校6年生では平和学習の時間があり、昨年度は6年生と一緒に島の墓地に行き、出兵して亡くなられた方の石碑を見せていただきました。石碑には亡くなられた場所も印されており、遺族の方もとてもつらい思いをされたことと思います。そして現在、ロシアのウクライナ軍事侵攻から1年半が過ぎようとしています。日本には戦禍を逃れて日本で生活されている人もいます。戦争が昔事でない今、昔の戦争体験者が年々減る日本では年に1度、戦争をしてはいけないと深く考える機会が必要ではないでしょうか。機会を見てご家庭でも平和について話してあげてください。
新学期を迎えましたが、何て暑いのでしょうか。今年の夏も暑かったですが、天気の3ヶ月予報によると、10月まで例年の平均気温より高くなるそうです。今までは盆を過ぎると段々と涼しくなっていくと言われていましたが、9月は30度以上の日が続きそうです。マチコミでもお知らせしましたが、2学期もお子様への熱中症対策をお願いします。学校でも水分補給をまめに呼びかけ、空調を快適にするよう心がけます。熱中症警戒アラートが発令されると外で遊ぶことは禁止します。保護者の皆さんも登下校中の熱中症対策をお願いします。水筒には多く入れていただくことや、スポーツドリンクを入れていただくことも可能です。首筋を冷やすものを使用していただいても構いません。日傘の使用も構いません。よろしくお願いします。また、1学期は昼間にも猪が目撃されることが何度もあり、その度にマチコミでお知らせしました。秋に向けて猪は活発に活動する恐れがあります。また、これから秋口になりますと、蜂の活動も活発になります。小学校で対応できることは限られていますが、子どもたちに注意を呼びかけたり、区会に相談したりすることはできます。登下校中に気になることがありましたら、些細なことでも構いませんので、小学校までお知らせください。
最近、新聞の地域版(姫路地区)には学級閉鎖中の学校名をよく見かけます。姫路でもインフルエンザと新型コロナウイルス感染症どちらかで毎日どこかの学校が学級閉鎖になっています。私も体調が悪い方の前に長時間一緒にいた覚えがないのですが、新型コロナウイルス感染症になって先週お休みをしました。どこでうつるかわからないものです。お互いに体調が悪いときは人にうつさないように気を付けたいものです。さて、全校の取組として、10月の生活目標を『あいさつは元気な声といい笑顔』『掃除名人になろう』と決め、環境委員会では9月28日(木曜日)に学年対抗草抜き大会を実施しました。掃除と言っても、いやいやながらするものではなく、楽しく競いながら各学年1番を目指して黙々と行っていました。草抜きの効果は抜群で、夏の間にたくさん伸びていた雑草は短時間で取り除かれました。そして10月3日(火曜日)の2校時・3校時に全学年でストーリーテリングを実施しました。低・中・高学年と物語の内容は違いますが、教室の照明を消し、姫路市立図書館から派遣された先生方に語り手になっていただきました。語り手に児童の様子を尋ねると、聴く姿勢は学年関係なく、とても素晴らしかったようです。しかしながら、坊勢の子どもたちは生活アンケート(3年から6年7月)の結果を見ますと、みんなが読書好きというほどではありません。もっと読書に親しむ習慣があったほうが良いと思われます。坊勢小学校では何とか読書に興味を持ってもらおうと、年に2回、ストーリーテリングを実施していますので、是非ご家庭でも本に親しむ環境づくりにご協力ください。低学年の児童にとっては、保護者の本の読み聞かせは、読書好きの子どもを育む可能性もあります。よろしくお願いします。
坊勢小学校では、児童のスマホ・携帯電話の使用率が高く、インターネットやSNSを通してトラブルになるかもしれないという不安が常にあります。そこで今年度も4年生から6年生対象に9月21日(木曜日)に、スマホ・ケータイ安全教室をオンラインで行いました。NTTインストラクターの浦野さんには上手な情報活用とリスクを考えましょうと提案されました。SNSの利用でどのようなリスクがあるのかを見積もるには、自分が思っていることと他の人が思っていることとは同じとは限らないことを承知で対話を文書で表すことのようです。もし友達がある人の言動に腹を立てたことをSNSで自分に同調を求められたとしても、安易に返事を返すと、そこからトラブルになるかもしれません。SNSでは感情の良し悪しを書かずに、スタンプだけで簡略化するか、直接対面で伝える方が良いと話されていました。また、人権擁護委員の岩下さん、広野さんからもアドバイスがあり、「困ったこと、悩んでいることがあれば、以前お配りしたSOSミニレターなどを利用して相談してほしい。」と話しておられました。学校でも学期の終わりに生活アンケートや教育相談で子どもたちに悩みを聞く場面があります。トラブルが起こってしまったら、時間を置かずに早急な相談、解決が必要です。ご家庭でもトラブルが起こりましたらすぐに学校までご相談ください。
9月になって、学年行事が行われ始めています。少しだけ紹介します。4年生は15日(金曜日)に林間学校で初めて姫路市内の山田小学校の児童と活動を共にしました。ちょっと遠慮がちな面も見られましたが、ウォークラリーでは協力しながらゴールを目指しました。29日(金曜日)にも校外学習で姫路科学館に行きました。お家でも夜空の観測をしていると思いますが、プラネタリウムを通して、現在の夜空について解説をいただきました。少しは夜空を見る姿勢も変わったのではないでしょうか。3年生も25日(月曜日)、26日(火曜日)と連続して校外学習が行われました。25日の漁業体感では、海上で地引網漁の様子を見学し、水揚げされた大量の魚を種分けしました。稚魚中間育成場の見学、製氷場の見学など、坊勢の漁業についてたくさん見せていただきました。漁協さんのお話では、1年間で一番多く水揚げされたようで、いつもは3年生のみに持って帰ってもらうお魚も、全ご家庭への配布に変更しました。お魚だけでなく、午後の下校時まで鮮度を保つために氷も大量に頂きました。坊勢漁協の皆さん。今年もお世話になりました。26日は家島小学校に移動し、一緒に自転車教室に参加しました。坊勢島では信号はありませんが、日本中のどこででも安全に自転車に乗ることは、自分の命を守ることにもつながります。飾磨警察署の皆さん、姫路市危機管理室の皆さん、お世話になりました。
9月15日(金曜日)林間学校にて
9月25日 漁業体感にて
9月26日 科学館にて
9月26日 自転車教室にて
10月半ばからインフルエンザが猛威をふるい、ある小学校では学校閉鎖になりました。祭りに参加したある校区でのインフルエンザ感染が顕著だったようです。祭り自体に問題があるのではなく、体調が思わしくない人が無理して祭りに参加したために感染が広がったような気がします。坊勢でも11月3日(金曜日)・4日(土曜日)に秋祭りが開催されますが、坊勢の伝統文化に触れることができる良い機会です。元気な児童はぜひ参加してください。当日体調が悪いときは残念ながら参加できませんが、そうならないように、楽しい催しに参加できるように体調を整えておきましょう。さて、10月18日(水曜日)に3年生が校外学習で飾磨署を訪れた際に、生活安全課の署員の方が児童に次の2点を話されました。
坊勢の子どもたちは、どちらかと言えば日頃から自分は危険な目には合わないと思っている子が多く、話を聞いて不安そうに見えた子どもはいませんでした。でもこの2つは島の人以外が悪意を持って行う可能性がありますので、ぜひ保護者の皆さんも子どもたちを守っていただけたらと思います。新聞にもよく載りますが、大人だけでなく、子どもたちも悪意あるSNSや不審者によって大きな心の傷を負うことがあります。傷を負えば一生苦しむ人もいます。そうならないようにご協力ください。
さて、坊勢小では学年行事を順調に消化しています。特に先週5日間は5年生の自然学校でした。天気にも恵まれて計画通りにいろいろな体験をすることができました。最終日の5年生一人ひとりの様子は、初日と比べると、学んだことを実践する成長した姿が表情に表れ、たくましく感じました。我々教師は普段の学校での教育活動でも主体性や協調性を身に付けられるように計画していますが、児童にとっては校外に出ていつもと違った環境の中で活動する方が集中力も増し、意欲的に活動できるようです。もちろん時には失敗もしますが、必ず失敗を学年全体で挽回しようとしていました。昨年度の5年生も自然学校を経験した後に学年全体の姿勢が変わり、現在の6年生での活動ではさまざまな面で全校児童のお手本になっています。これからの5年生の学校生活も楽しみです。このような活動が出来たのは、保護者の皆さんのご協力があって実現できたことです。初日のお弁当に添えていただいたお手紙によって、子どもたちに嬉しさと安らぎを与えていただきました。今後とも子どもたちのために、さまざまな教育活動にご協力をお願いします。では10月の行事を少しですが紹介します。
6年生男女別に4名で1チームずつ4×100メートルリレーに参加しました。1か月以上前からの練習を行い、大会に臨みました。当日はよく練習していたバトンパスも決まり、精一杯のレースを見せてくれました。最初の高校生リレー観戦では美しい走り方、トラックを離れる際の一礼など、参考になることも多かったです。
社会科「くらしを守る人々の仕事」を学習するために、ひめじ防災プラザと飾磨警察署に行き、どのようなお仕事をされているのか説明を受け、施設内を見学しました。普段の生活では気づきませんが、消防と警察の方々のお仕事によって私たちの命が守られていることを学習しました。とはいえ、まだ3年生ですから、消防車や白バイなどを目前で見せていただいたことはとても印象に残っているのではないでしょうか。
最高の思い出作り(自立・協力・挑戦)を合言葉に13個のミッションにのぞみました。
ミッション(1)
ミッション(3)
ミッション(12)
季節も冬になりました。11月になって本格的に秋になったと思えば、すぐ冬になってしまったように感じています。季節外れの寒暖差は子どもたちの健康を損ないがちになっていますので体調管理にお気を付けください。坊勢小では11月上旬の秋祭り前後にインフルエンザ感染者が急に増加したものの、小学校全体を巻き込むことはなく、現在もほとんどの児童が休まずに登校しています。そのおかげで学校行事は実施日を変更することなく、順調に実施されています。中でも12月2日(土曜日)に行われた『海の子コンサート(音楽会)』はコロナの影響もなくなり、4年ぶりに学年ごとに入場者を制限することなく多くの皆さんに観賞していただきました。後日、事後アンケートを参考に来年度の取組を決めていきますが、子どもたちの力が十分に発揮できたコンサートになりました。2学期の音楽の時間に海の子コンサートで披露した楽曲を練習し始め、11月から特別時間割で約1か月間、集中して練習に取り組みました。授業だけでは演奏がなかなか上達しない子は家で特訓したり、学校では居残り練習したりしましたが、コンサート4日前の校内音楽会(全児童の前で演奏するコンサートリハーサルのようなもの)では合奏曲が演奏途中で止まりかけたこともありました。その時、「まだ2・3日練習できるから、コンサートで一番素晴らしい演奏を聴かせてくださいね。」と話しましたが、コンサート本番では見事に子どもたちの思いが詰った演奏になり、最高の出来になりました。特に合奏の演奏では楽器で奏でる音に力強さがあり、子どもたちが失敗を恐れず一生懸命に演奏する姿を見ることができました。どの学年の演奏からも元気をもらい、最後の学校長のことばでは思わず感動に声を震わせてしまいました。みんなが音楽を得意にしているわけではないのに、素晴らしい演奏ができる子どもたちの力は本当にすごいですね。今年は所用で来られなかった方も、来年度はぜひ見に来てください。
3年演奏
1年演奏
2年演奏
4・5年演奏
6年演奏
【避難訓練】
11月2日(木曜日)に幼・小・中合同の避難訓練が行われました。消防署の方から小学生に向けてのお話では、以下のようなことを話されました。
自分を守ること。
津波が発生した時は、学校では先生の指示を聞いて高いところへ避難する。
家にいるときは、父母や近所の大人の指示を聞いて高いところへ避難する。
坊勢島では消防士が少なく、お互いに助け合わなければならない。
火事が起こればすぐに大人に知らせる。
もし室内での消火が可能ならば、逃げられるドアを背にして消火する。
【1年・2年合同校外学習】
11月15日(水曜日)に1・2年合同で姫路水族館と植物園に行きました。水族館でも植物園でもでは1・2年合同班で班別に施設を回りましたが、2年生がしっかりと1年生の面倒を見ていたことが印象的でした。水族館ではドクターフィッシュの水槽に手を入れてつついてもらうことに人気が集まりました。植物園では意外なことにカレーの匂いがするハーブの葉を指でこすって匂いをかぐことに人気が集まりました。1・2年生とも、すれ違う人にとても元気な声であいさつをしていて、気持ち良かったです。
【6年修学旅行】
11月21日(火曜日)・22日(水曜日)に修学旅行に行きました。『すべてが最強、修学旅行へいざ出陣』のスローガンのもと、1日目は奈良方面の若草山周辺で昼食を取り、東大寺をメインに班別行動を行いました。印象的だったのはお土産よりも鹿せんべいをたくさんの人が買ったこと。鹿がせんべいに殺到することを知らずに買ってしまった人は少し怖かったのではないでしょうか。京都方面では金閣寺に行きました。夕方というのに観光客が多かったことに驚きました。夜は京都駅でナイトウォークを楽しみました。2日目は清水寺、二条城と観光し、嵐山で食事をとって太秦映画村に行きました。
『清水寺より』
どの観光地も人が多く、映画村では希望のアトラクションに入れませんでしたが、お土産だけはしっかりと買っていました。スローガンにあるように「最強」な面を紹介しますと、お世話になる皆さんへのあいさつは坊勢小最強でした。食事も最強?の食べっぷりで、給食よりも食が進んだようです。また、みんなで楽しむ雰囲気作りも最強でしたね。バスの中でガイドさんの問いかけにも反応が良くて、褒めておられました。また、バスレクをガイドさんの代わりに進める姿も最強でしたね。修学旅行は終わりましたが、校内の生活でも最強の6年生の姿を見せ続け、坊勢っ子みんなが最強の姿になれば嬉しいです。先生方は最強でしょうか?
『太秦映画村より』
学期の中で一番長い2学期も今週で終わりになります。今学期は年間を通して一番行事が多い学期でした。学年行事では4年生の林間学校、5年生の自然学校、6年生の修学旅行など、学校全体の行事では海の子コンサートなど、子どもたちにとって印象深いものになったのではないでしょうか。最近では代表委員会で子どもたち自身が企画して作り上げたビッグ集会も行いました。すべての行事は子ども達にとって楽しかったと思いますが、学校では楽しむ以外にも学校行事を行う目的があります。その1つは行事を通して自主性、協調性などを体験して成長してもらうことです。子ども達は学年差、個人差はあるものの、通常の学校生活だけでは十分に学べないものがあります。行事の経験を日常の学校生活でも生かせれば、普段の学校での活動でも子どもたちの意欲的な活動につながっていくと考えています。この自主性、協調性はご家庭での生活だけでは充分には育まれないため、学校という集団活動の中でも育んでいく必要があると考えられています。学校・学年に在籍する児童は、何事に対しても自分と全く同じように考えて行動する児童ばかりではありません。子どもの数だけ個性があり、時には気が合って楽しい時間を過ごし、時には気が合わず、お互いに気まずい思いをすることもあります。自分で一生懸命考えた結果良いアイデアが浮かぶこともあれば、浮かばず困っていたところに誰かが出してくれたアイデアに助けられることもあります。大事なことは、自分がどのような集団の中にいても、自分とは違う個性を持つ周囲の子ども達を認めながら、自分らしさを発揮して共に成長することではないでしょうか。大人になると、誰にでも周囲に支えられて今の自分があることを経験されていると思います。子ども達はまだそのような経験に気づいてはいないでしょうが、学校でのさまざまな活動の中で少しずつ周囲の支えの中で自分らしさを発揮していくことを身に付けていきます。これからも坊勢小学校の教育活動にご協力ください。
もうすぐ年末です。冬休みになれば年越しの準備で忙しくなりますが、どうか子どもたちにも家族の一員として、お手伝いをさせてください。また、日本の風習に年賀状のやり取りがあります。最近は年賀状を出さない方も増えてきていますが、ハガキを書くことも大切なことですから、子ども達にはお世話になっている方に年始のご挨拶を書くことをお勧めします。ところで、先程『支えられて…』と書きましたが、本当は支えられるばかりではなく、周囲を支えている自分もあります。それは誰にでも当てはまることです。支えられる立場の人は支える立場の人を意識しますが、支える立場の人は支えられる人を意識しているとは限りません。意識していなくても結果として誰かを支えていることがあります。ですから『一期一会』という言葉があるように、今は何も意識しなくても、子どもたちには人との出会いを大切にしてほしいと考えています。仲良しの友達に影響を受けることもありますが、いつも同じ教室にいるけどあまり気にかけなかったクラスメイトの発言が、十年以上先に自分の力になってくれることがあるかもしれません。私にも最近3つの大切な出会いがありました。約20年前に中学校で部活動顧問をしていた頃の教え子と話す機会があり、卓球の魅力を思い出させてくれたこと、約30年前に担任だった頃の教え子から手紙をもらい、教師という仕事の重みを再確認させてくれたこと、約15年前にお世話になった先輩教師に「学校だより見てるで」と今でも見守っていただいている方がいることに気づかされたことです。この出会いによって忘れかけていた大切なことを思い出すことが出来ました。子どもたちの未来はどのようになるかはまだ想像もできませんが、一人ひとりがとても大きな可能性を秘めています。これからこの可能性を実現させていくためにも自分を成長させてくれる多くの出会いを大切にしてほしいと考えます。保護者の皆さん、これからも学校と共に大切なお子様を育てていきましょう。
12月初めに海の子コンサートを多くの皆さんにご覧いただきましたが、その後もさまざまな行事が行われました。4年生は12月6日(水曜日)社会の授業でゲストとして民謡保存会から2人の方に来ていただき、4年生の子ども達に坊勢のお祭りについての歴史や内容の説明と、子どもたちへの期待を含めた祭りに対する思いを語っていただきました。また、7日(木曜日)の朝には、奈座港付近で警察官の服装で『交通安全キャンペーン』を行いました。警察官、地域の方と一緒に道を通るバイクや車に止まっていただき、安全運転をお願いしました。6年生は6日(水曜日)に講師の先生に来ていただき、卒業制作として鬼瓦を作りました。なかなかの秀作ばかりで、保護者の皆さんも作品を持ち帰る日を楽しみに待っていてください。8日(金曜日)には6年生とともに5年生も俳句教室を実施し、子ども達に実際に俳句を作ってもらいました。2時間の授業の中で、子ども達は講師の先生方と校舎から外に出て、風景を観察しながら全員が2、3首を創作しました。後程自分たちで出そろった俳句を選考し、素晴らしいと思われる作品に全員で投票しました。結果は小林聖來さんの作品『冬の島 かがやく海は 世界一』が1番になりましたが、他にも大人顔負けの作品もたくさん生まれました。そして14日(木曜日)は代表委員会企画をもとに『お祭り集会』を行いました。この集会を機にもっと坊勢の祭りを好きになってほしいという子どもたちの思いがこめられた集会で、6年生を中心にどの学年でも盛り上げる工夫をしていました。各学年の出店は以下の通りです。
4年 交通安全キャンペーン
5年・6年 俳句教室
ビッグ集会セレモニー
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