令和5年度 学校だより　8月(1)

いよいよ昨日から2学期が始まりました。8月8日の立秋を過ぎ、暦の上では秋を迎えていますが、昔と　は違い、残暑とは言い難い暑い日々が続きます。気をつけて再度学校生活に体を慣らしてほしいものです。1年生と3年生に転入生がありましたので、全校生徒118人となりました。置塩中学校では夏休み中も新型コロナウイルスの陽性者は出ましたが、その他では大きな事故は聞いていません。昨日の始業式では体調不良等による6名の欠席がありましたが、それ以外は暑い夏休みを無事に過ごせたようです。また、9月1日からALTの配置が決定し、昨年度に引き続き、2学期は置塩中学校にアメリカ・アリゾナ州フェニックス市出身のLillian　Habeich (リリアン ハービッシュ)先生がいらっしゃいます。せっかくの機会ですから、1年生も含めて国際理解の一歩目を踏み出してみてほしいと思います。

昨年度は半日開催だった置塩城まつりが今年は10月22日（日曜日）に予定されています。コロナの扱いも変わり、従来の形に戻せるところは戻していく方向のようです。昨年度の実施状況から今年度、学校は一部ボランティアの参加ではなく、登校日として全員参加で地域の祭りに学ぶ一日とし、23日を代休とします。参加の形は各自の参加内容によって変わりますが、内容は具体的には夢前町の祭りということで、置塩中・鹿谷中・菅野中の3校の生徒会中心の南中ソーランと置塩中学校吹奏楽部の出演、置塩城登山の方へのクイズ係と大名行列のかごかき役(行列以外にも数回)、オキノユメの焼き芋販売など、置塩中学校生徒の担う役割は大きいものです。保護者の方のご理解とご協力をお願いします。

3年生の4月に実施した全国学力学習状況調査の結果が返ってきました。今年は国語・数学・英語の実施でした。学年により差があるので一概には言えませんが、傾向は見えます。今年の置塩中学校の結果は平均正答率は全国・県と比較して国語、数学、英語すべて同程度ということでした。昨年度はかなり数学が苦手のようですとお伝えしましたが、今年の3年生はそうではなかったようです。3年生各自には9月1日に詳しい結果を返却しますので、苦手克服に役立ててほしいと思います。この時、同時に質問紙調査が行われました。7月31日の午後5時に国から結果が公開され、翌日の新聞に載っていましたので、ご覧になった方も多いと思います。問題の一部と共に国の平均や兵庫県の平均も載っていました。保護者の方も、今の生徒たちにどんな力が求められているのか知っていただくのにもいい機会かと思いますので、ぜひ、お時間のある時に解説を読んでみていただきたいと思います。なお、この結果は今後の置塩中学校で分析し、課題の解決に向けて指導方法の見直し等に役立てていきます。

8月中旬に行われた世界陸上ブダペスト大会（ハンガリー）に置塩中学校卒業生の砂田晟弥さんが出場されました。体育館東側に応援の横断幕を揚げています。生徒達も応援できたようです。素晴らしいことです。努力することの大切さを教えてくださる素晴らしい先輩です。