令和5年度 学校だより　11月(1)

各地から紅葉の便りが届くようになりました。あちこちでコスモスが美しく咲き誇っています。11月1日は学校内での文化の祭り、文化発表会でした。見せよう“笑顔”、魅せよう“歌声”のスローガンのもと、ステージの部では、音楽の時間と、各学級での2週間の毎日の練習の成果である息の合った美しいハーモニーを見事に表現できたと思います。来賓の皆さん、保護者の皆さんの応援も大きな支えの一つになったと考えています。私自身、練習の時から3年生の合唱に「おおっ！」と感動し、1年生の初めから素直に声を出す姿に感激し、2年生の1年生の時よりうまくなった美しい声に感心しました。一つのことに心を合わせて頑張る行事で生徒達は本当にお互いを信じて一人ではできない力を伸ばしたと思います。また、11月1日から10日にはオープンスクールとして、授業の様子を公開し、生徒達の主に夏休みの作品を展示しています。私も作品を見て回りましたが、国語の詩から、英語、社会、理科に数学、技術に家庭科、美術まで、さまざまなことに生徒達の感性の豊かさを感じました。また励ましてやっていただき、来年につなげてほしいと考えております

合唱では1年生には1年生の、2年生には2年生の、3年生には3年生の合唱ができたと思います。これからも上級生の歌に学んでくれる置塩中学校の生徒達であってほしいと思います。また、弁論の発表では立派な態度で自信をもって自分の考えを伝える姿に素晴らしいと感じました。生徒会の出し物では、毎日時間を見つけて合奏の練習をし、3年生を巻き込んでダンスを作り、生徒みんなで一体感を味わえる工夫がありました。吹奏楽部の演奏には自分たちで奏でる喜びのようなものを感じました。また、古知小学校、置塩城まつり、そして、文化発表会と同じプログラムでしたが、回数を重ねるごとに音がそろっていくのがわかりました。コツコツ積み重ねた努力は自分を裏切ることはないのです。

• 1年1組
  『歌声がパワフルで賞』
• 2年1組
  『抜群のチームワークで賞』
• 2年2組
  『ハーモニーが綺麗で賞』
• 3年1組
  『感動的な合唱で賞』

置塩小・古知小の6年生と置塩中の1年生が置塩城跡に一緒に登りました。姫路埋蔵文化センターの南さんが講話に来てくださり、今年はほぼ全員が本丸跡まで登り、地域の歴史について知りました。また、小中学生が同じ班で助け合いながら登山し、とてもいい時間になったようです。1年生の生徒達は去年小学6年生で登ってはいるのですが、今年は楽しく少し余裕をもって登れたようです。成長でしょうか。

3年生は夏休みから高校のオープンハイスクールに参加したり、学校での第1回進路説明会で主に公立の高校に来ていただいて、説明を聞いたりしながら自分の進路について考えてきました。置塩中学校の教職員も、3年生の教職員中心に一人一人の進路の希望を尊重しながら、実現のためにはどうしていくといいのか、考え助言しています。今回11月10日の午後に予定している第2回目進路説明会では、主に私立高校数校に来ていただきお話を聞いた後、兵庫県立・姫路市立の公立高校の入学者選抜要綱の説明を行い、日程等を確認していきます。生徒達の進路に関わることですから、これからの対応には特に気が抜けません。1・2年生も、今できる事から自分の進路に目を向けてほしいと思います。