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姫路市立林田中学校

HAYASHIDA JUNIOR HIGH SCHOOL

〒679-4206 姫路市林田町林田33番地 地図

電話番号:079-261-2013

学校通信(令和5年12月)

  • 公開日:2023年12月15日
  • 更新日:2023年12月15日
  • ID:20552

令和5年をしっかり振り返り、すばらしい新年につなげよう

今年は、5月に新型コロナウイルス感染症の位置づけが2類から5類へ移行したことで、さまざまな場面での制限がなくなり、学校では多くの行事が従来のかたちに戻っていきました。さまざまな充実した体験ができたと思います。いよいよ令和5年の終わりを目の前に、生徒たちにはこの1年をしっかりと締めくくり、すばらしい新年につなげて欲しいと願っています。そのためには、各自が年度当初の目標や計画に照らし、これまでの生活を振り返ることが大切です。12月15日から19日まで、中学校では保護者会を実施します。限られた時間ではありますが、生活面、学習面を振り返る機会として今年の反省に活かしてもらいたいです。

特に、3年生は、進路決定の大切な時期となります。今が一番たいへんな思いをしている状況かもしれません。しかし、努力すれば必ずそれだけ目標に近づいていきます。皆さんの努力が納得のいく成果につながることを応援しています。保護者の皆さまには、各ご家庭でお子さまたちとのコミュニケーションを密にしていただき、ご支援・見守りをどうぞよろしくお願いいたします。

SDGs推進月間に取り組もう

生徒会では、毎月の生活目標を自分たちで設定して学校生活の向上に取り組んでいます。12月の目標「SDGs推進月間に取り組もう」は、社会の現状について生徒たちがグローバルな視点で見たり考えたりするよい機会となっています。具体的には、総務委員会では、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」を目標に掲げ、教室のエアコンの温度管理等で節電を呼びかけています。整美委員会は、トイレが気持ちよく利用できるようするなどの環境整備に取り組みます。保体委員会は、給食をできるだけ残さないよう、衛生管理も呼び掛けて取り組みます。図書委員会は、「質の高い教育をみんなに」を目指して、学級文庫に学習関係の本を配置します。放送委員会では、SDGsの目標を放送し意識向上を目指します。

SDGsは、国連が2019年9月にSDGsサミットを開き、これから2030年までの期間を「行動の10年」と宣言して始まったもので、すべての人々の人権を実現するという考え方がベースにあります。世界のSDGs達成度ランキングにおいて、日本は、昨年の世界19位から2023年は21位に後退しました。SDGsの17目標ごとの達成状況は4段階で評価され、「ジェンダー平等」(目標5)、「つくる責任、つかう責任」(目標12)、「気候変動対策」(目標13)、「海の環境保全」(目標14)、「陸の環境保全」(目標15)の五つが、昨年に続いて重要な課題が有るとの評価でした。目標達成には、わたしたち一人一人が協力して行動することが大切です。

生徒たちがSDGsに関心を持ち、中学校生活でも意識をもって取り組んでいくことは、世界の未来を担う大きな一歩であり、林田中学校の生徒たちの姿に力強い頼もしさを感じます。

12月10日は世界の「人権デー」

1948年12月10日、国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことを記念して人権デーが決められました。国内では、毎年12月4日から12月10日までの1週間を「人権週間」として、全国的な啓発活動が行われています。ジェンダーと人権、感染症患者等の人権、インターネットと人権、外国人の人権、障害者の人権等、さまざまな人権課題が取り上げられています。皆さんこの機会に人権についてもあらためて考えてみる時間を設けてはいかがでしょうか。学校生活でも、常に人権意識を大切にし、誰もが心地よい居場所となる林田中学校を創りましょう。