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姫路市立豊富小中学校

TOYOTOMI ELEMENTARY AND JUNIOR HIGH SCHOOL

〒679-2122 姫路市豊富町御蔭925番地 地図

電話番号:(前期課程)079-264-0021 (後期課程)079-264-0039

学校だより『蔭山の里(かげやまのさと)』令和5年(2023年)12月1日 No.11

  • 公開日:2023年12月28日
  • 更新日:2023年12月28日
  • ID:20672

師走を迎えて

8月末に始まった2学期。厳しい暑さが続く中で、9月には林間学校(4年)、大阪班別学習(8年)、わくわくオーケストラ教室(7年)、10月には自然学校(5年)、修学旅行(6年)、進路説明会(9年)そして少し秋らしくなってきた中で行われた11月の文化発表会(全学年)、そして短い秋が過ぎ去り、寒さが厳しくなってきたつい先日には、とよとみっこまつり(前期課程)と大きな行事や体験学習が続きましたが、いよいよ令和5年を締めくくる師走(12月)をむかえて、2学期もあとひと月を残すのみとなりました。12月は2学期の締めくくりとなる時期であるとともに、令和5年を振り返る時期でもあります。この機会に家庭でも2学期の学校生活について子どもたちと振り返ってみてください。

☆役割と責任を学んだ文化発表会 

文化発表会で4年生が合唱した「音楽のおくりもの」の歌詞の中に「音楽はみんなの心を一つにする」というフレーズがありました。音楽には人の心を動かす、心を震わせる、そしてみんなの心を一つにしていくそんな不思議な力があります。1年生から6年生までの前期課程の子どもたちはそれぞれ合奏と合唱に取り組みました。合奏では一つの楽器を一人で担当する場合もあります。全員が自分の役割を責任をもって果たさないときれいなメロディを響かせることはできません。一人一人が一生懸命に取り組む姿を見ながら、それぞれの子どもたちが成長し、輝いている姿を見せてもらいました。

7年生から9年生までの後期課程の子どもたちは「合唱コンクール」として、課題曲と自由曲の2曲に取り組みました。練習中には、どのクラスにもうまくいかないことやトラブルがあったはずです。しかし、そのピンチを乗り越えてコンクール当日はどのクラスも素晴らしいハーモニーを奏でてくれました。ステージ上での姿勢や態度もどこの学校にも負けない素晴らしいものだったと思います。まさに、ピンチをチャンスに変えて、クラスの仲間が「心を一つに」できた結果だと思います。どのクラスも甲乙つけがたい歌声で、審査するのは本当に難しかったです。この経験を今後の学校生活にもぜひ生かしてほしいです。

人権作文コンテストで永井(ながい)悠人(はると)さん(9年生)が姫路市教育委員会賞を受賞

第42回全国中学生人権作文コンテスト中播磨地区予選において、9年生永井悠人さんの作文「お笑い界の未来」が姫路市教育委員会賞を受賞しました。吃音のある芸人にドッキリを仕掛けたバラエティ番組に対して吃音協会が「放送内容は吃音者に対する差別・偏見を助長する」という抗議を行ったことをきっかけに永井さんが障害のある人が芸人として活動することについて多面的に考え、作文の最後では「大切なのは、障害だけでなく、身体的、内面的な特徴は個性であると皆が認めることだ。それらは『人より劣っているところ』なんかではなく、『チャームポイント』なのだ。誰もがそんな風に自信を持ち、お互いを認め合えた時、お笑い界は今よりももっともっと面白くなっているのかもしれない。」と結んでいます。永井さんの主張はお笑い界だけでなく、学校や地域社会においても同じことが言えるのではないでしょうか。多くの人に考えてもらいたい問題です。なお、永井さんや他の受賞者の表彰式が、12月10日(日曜日)午後1時30分から姫路市市民会館で開催される「令和5年度 第2回 姫路市 人権のつどい」第1部で行われます。第2部では人権講演会もありますので、お時間がありましたらぜひご参加ください。