学校だより飛翔No11

寒暖の差が激しい日が続いています。あたたかな春が待ち遠しいです。「鬼は外～、福は内」節分で、子どもたちは、心の中のなまけ鬼や意地悪鬼を追い出すことができたでしょうか。あっという間に終わる3学期をみんなで仲良く、楽しく一生懸命頑張る充実した日々にしたいと思います。毎年、相田みつをさんのカレンダーを買います。習字で「生き方、人間の弱さ、本音」など、熱いメッセージが書かれてあるからです。東京にある美術館にも行ったことがあります。建物の工事があり、1月で閉館と言うことで、東京へ日帰りで行ってきました。たくさんの人が来られていました。息子さんと写真を撮らせていただきました。貧しくても「書」一つのことにかけて、書き続けてすごいです。みつをさんの言葉を見て、自分にいつも問いかけています。「いのちいっぱい、一生けん命に自分らしく生きているのか、頑張っているのかと・・

セトモノとセトモノと

ぶつかりっこするとすぐこわれちゃう

どっちかやわらかければだいじょうぶ

やわらかいこころをもちましょう

そういうわたしはいつもセトモノ 

「セトモノ」とは、もともと愛知県瀬戸市周辺で作られた焼き物のこと。プラスチックではない割れるお茶碗やお皿をイメージしてもらえばいいです。お茶碗とお茶碗をぶつけると、割れてしまいます。お茶碗を柔らかい物にぶつけても割れない。なるほどと納得。よく、売り言葉に買い言葉といって、強い口調で言われて、同じように返してしまうことがありますが、ひと呼吸おいて、やさしい言葉で返すようにしたいものです。みつをさんは、「そういうわたしは、いつもセトモノ」と自戒の念を込めて、謙虚に書いておられます。どんな時も柔らかい心、優しい言葉を意識し、生活できるように願います。

2月16日の授業参観、学級懇談会ありがとうございました。参観では、この1年間の成長を発表する学年が多かったです。子どもたちは、かなり緊張していましたが、大変頑張っていました。よろしければ、朝、交通当番に来ていただいた後、お時間のある時、足をのばしていただき校内を見回っていただきたいです。これは、来年度から、お願いをしようとしていたことですが、明日からでもかまいません。帰る用意の様子や休み時間もぜひ、ご覧ください。下校のお迎えのついでに教室をのぞいていただくのでもかまいません。本校は、オープンにしておりますので、いつでも参観に来ていただいてかまいません。ふだんの様子もぜひ、ご覧ください。

盲導犬は、大変厳しい訓練を受けて、合格した犬しか、盲導犬になれません。目の前にお菓子があっても食べてはいけません。イライラすることがあっても、怒ったり、吠えたりしてはいけません。目の前に柱があって、自分だけ柱にぶつからなかったらいいのでは、ありません。目が見えない人のことを考えて、いつも行動しています。周りの状況をしっかり見て、考えて行動しています。すばらしいです。

老人クラブの方に羽子板、だるま落とし、あやとり、こま回し、将棋の山くずし、ぼうずめくり、紙飛行機、お手玉などいろいろな昔遊びを教えていただきました。やさしく教えていただき、楽しく交流ができてよかったです。お世話になりました。ゲームばかりでなく、こんな遊びもいいのではないでしょうか。

全国の小学校にプレゼントをするということが、どんなにすごいことか、本当に驚きました。しかも、右利き、左利き、大きさも違うもの3ついただきました。大谷選手の気遣い、優しさに感謝するばかりです。まず、6年生から、順に教室で手にとりました。1年生まで行った後、体育や、学級活動、クラブで使いました。せっかくの記念なので、欠席等でまだ触れていない児童がいたら、学校にお知らせください。そして、みんなで交代して使っていきます。

大谷選手は、いつもにこにこ、おだやかで優しい性格、真剣に野球に取り組む姿勢、学ぶことがいっぱいです。誰からも愛される理由がわかりますね。新しい球団でも活躍してほしいです。