令和6年度4月　教育活動

大きな事故やケガもなく無事に九州長崎方面での3日間の行程を終えることができました。1日目は、まず原爆資料館見学。誰もが何とも言えない気持ちになりました。教科書では決して伝わらない空気を胸に刻み、一人ひとりが平和への想いを重く深く考え、受けとめたに違いありません。次に、平和記念像前で平和セレモニーを行ったあと、さるくガイドさんと共に各施設を巡り、班別平和学習を行いました。晩は稲佐山夜景観賞。2日目は、朝から長崎市内班別行動で、名所旧跡を巡りました。お土産も買い込み元気いっぱいでした。午後は、民泊をする各地区に移動し、体験班ごとに各種さまざまな体験活動を行いました。普段なかなか体験できないことに挑戦し、どの生徒も楽しそうに取り組んでいました。その後、泊めていただく各ご家庭で、夕食作りを手伝いながら交流を深めました。3日目、民泊でお世話になった方々と別れ、太宰府天満宮へ。別れ際には涙ぐむ生徒もいて、人と人との触れ合いの温かさを感じ取ったようです。大宰府天満宮では、進路に向けて真剣にお参りしました(菅原道真様どうぞお願いします！)。その後、福岡タワーへ行きタワー見学。そして姫路への帰路へ。長い間取り組んできた修学旅行があっという間に終わりました。この思い出は一生の宝物、いつまでも大切にポケットにしまっておきたいですね。

小学校と違い、中学校ならではの教育活動の一つとして部活動があります。部活動では、技術の習得だけでなく、横や縦の人間関係での集団活動をとおして、自主性、社会性等身につけることができ、貴重なことを学べる可能性が高いです。

4月11日（木曜日）には、1年生対象に、部活動紹介がありました。各部の代表2～3名が、所属している部活動のアピールを一生懸命にしていました。部活動は勉強と同様に成長できる機会です。入部は強制ではありませんが、前向きに考えてもいいかと思います。するかしないか、もし迷っているのなら、まずはやってみてはどうでしょうか。

4月10日（水曜日）、転勤された先生方の離任式を行いました。所用のため欠席の先生もおられましたが、佐竹校長先生、門野先生、小河先生、3名の先生方に出席していただきました。どの先生方もこの大的中学校の良さを改めて感じ、あいさつの中でそれを述べておられました。お別れは寂しいものですが、次の学校でまたご活躍されることを願うとともに、我々もこの大的中学校をより発展させていきましょう。

4月9日（火曜日）、96名の新入生が入学してきました。新しい制服に身を包み、少しの緊張感と大きな希望・夢を抱いているかのような表情で、入学式に臨みました。式の後は各教室に入り、保護者の方とともに担任の話を聞き、積み上げられた教科書や書類の確認にてんてこまいだったようです。この日の最後には対面式を行い、2・3年生の先輩たちの歓迎を受け、学校紹介や吹奏楽部による歓迎演奏もありました。また入学式・対面式ともに、新入生代表のしっかりしたあいさつもあり、これから成長していく1年生の姿を楽しみにしたいと思います。もちろんそのためには、2・3年生が背中を見せながら引っ張っていってくれないとだめです。皆さんの頑張りに期待したいと思います。