姫路市立荒川小学校
ARAKAWA ELEMENTARY SCHOOL
- 〒670-0983 姫路市井ノ口49番地1 地図
- 電話番号:079-298-2754
現在位置
姫路市立荒川小学校
ARAKAWA ELEMENTARY SCHOOL
3月7日の「6年生を送る会」は、昨年度に続き、体育館に全学年が集まって実施しました。1000人を超える全校生が一堂に会し、同じ空気を感じながら同じ時間を過ごすことの素晴らしさ、楽しさを再認識しました。各学年の出し物、お祝いのメッセージ、クイズやゲーム、全校生で歌う大音量の校歌、そして、6年生からのお礼の歌など、荒川の「わ」を確かめ合うことのできた本当に心温まる素敵な会でした。在校生からの感謝の気持ちは、6年生一人一人の胸にしっかり届いたことと思います。そして、この大切な行事において、さまざまな役割を担ってくれたのは5年生です。計画から準備、進行まで、しっかり責任を果たす姿に頼もしさを感じました。4月から最高学年として、荒川小学校を引っ張ってくれることと期待しています。
さて、今年度も、21日の卒業証書授与式、24日の終業式を残すのみとなりました。先日のオープンスクールアンケートに寄せられた回答やご意見を拝見すると、肯定的な評価が多く、職員とともに喜んでいるところです。一年を振り返ると、至らない点もあったと思いますが、保護者の皆さん、地域の皆さんが、いつも温かい心で見守ってくださったおかげで、円滑に教育活動を展開することができました。本当にありがとうございました。来年度も、皆さんの深いご理解と温かいご支援のもと、「楽しい学校」の実現にむけて、教職員一同、心を新たに取り組んでまいります。どうか、同じ方向を見つめながらともに歩んでください。来年度も引き続き、皆さんのお力添えをお願い申し上げ、令和6年度「輝」最終号といたします。
荒川幼稚園、しげる幼稚園、姫路若葉保育園、荒川ひまわり保育園から、来年度1年生になる園児を招いて体験入学を行いました。張り切ってお世話する「チビッコ講師」の1年生の表情がほほえましかったです。
3月6日の昼休みに行いました。会場にはたくさんの子どもたちが押し寄せ、演奏に合わせた手拍子や歌声、ダンスで盛り上がりました。スイングのメンバーも、気持ちよく今年度最後の演奏ができたと思います。
いよいよ今年度の最終月、3月です。各学年は、今週末に控えた6年生を送る会の練習に思いと力を注ぎ、学校中の掲示物に「おめでとう」の文字が躍る季節になりました。
もうすぐ6年生は卒業、5年生から1年生は修了という節目の時を迎えます。その残り少ない3月を大切に過ごすためのキーワード、それは、わずか五文字の「ありがとう」。そう、人を幸せにする魔法の言葉です。
6年生は、卒業という大きな舞台を前に、今、いろんな思いがこみ上げていることでしょう。これまで共に過ごしてきた友達に、お世話になった先生方に、いつも見守ってくださった地域の方々に、支えてくれた大切な家族に、そして母校である荒川小学校に対して、たくさんの「ありがとう」で締めくくる3月にしませんか。
4月から最上級生になる5年生をはじめ、それぞれ1学年ずつ進級する4年生から1年生の皆さんも、この一年間を振り返りながら、自分のまわりにいる人に、たくさんの「ありがとう」を伝えてください。もし、けんかをして心ない言葉で傷つけてしまった友達がいたとしても、「あの時はごめんね」の言葉をつけ加えて、「一年間、ありがとう」の気持ちを伝えると、新しい学年での良いスタートにつながるのではないでしょうか。
今の学年として学校に来るのも、今日を含めて残り14日、5年生は15日となりました。どうか「ありがとう」の言葉をたくさん口に出して、感謝の花をいっぱい咲かせてください。学校中に、魔法の言葉「ありがとう」があふれる、そんな3月にしましょう。今月の校長室からのメッセージは、そんな願いを込めて、「『ありがとう』でしめくくる3月 感謝の花をいっぱい咲かせて」としました。
2月8日に開催された演奏会に、荒川スイングが出演しました。
1曲目の「学園天国」の演奏が始まると、テンポの良い曲調に合わせて観客席から自然に手拍子が沸き起こり、会場が良い雰囲気に包まれました。子どもたちも、きっと気持ちよく演奏できたのではないかと思います。続く2曲目の「アメージンググレース 感謝と希望の歌」も、メンバー全員の息の合った美しい音色がホール全体に響き渡る演奏でした。アクリエひめじの大ホールという最高のステージで、1年間の集大成を飾ることができたことと思います。素晴らしい演奏をありがとう。
3月6日の昼休みには、体育館で最後の演奏を披露してくれます。会場もきっとたくさんの子どもたちであふれることでしょう。楽しみです。
1月に学校評価のための児童アンケート、保護者アンケートを実施しました。今年度も、めざす学校像の「楽しい学校」に関連する項目である、「学校は楽しい(93%)」、「学校の授業はわかる(91%)」、「友だちと仲良くしている(99%)」の数値が高いことをとてもうれしく受け止めています。一方で、「すすんで発表している(53%)」や「すすんで読書をしている(55%)」については、昨年度同様に数値が低くなっています。子どもたちは「発表」という言葉に対して、どうしても挙手して発言するというイメージを持っているようですが、学校では、ペアトークやグループトーク、フリートークなど、さまざまな方法で自分の考えを「アウトプット(出力)する」学習に力を注いできました。子どもたちが実感できる成果につながるよう、職員で研修を深めながら引き続き取り組んでまいります。読書については、子どもだけでなく、保護者(37%)の数値も大きく下がりました。読書ばなれは本校に限らず今日的な課題ですが、学校では今後も学校司書と連携しながら、読書環境の充実に努めてまいります。また、「スマートフォンやタブレットはルールやマナーを守って使用している」については、子ども(93%)と保護者(70%)の感じ方に少し開きがあるようです。お子さんを交え、各ご家庭におけるルールの確認を今一度お願いいたします。
あわせて、文章記述でいただいた学校への評価やご意見についても、すべての職員で共有し、来年度へつなげていきたいと思います。回答へのご協力ありがとうございました。
昨日は節分でした。節分の日に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災いを鬼に見立てて追い払い、福を呼び込む行事です。
さて、皆さんにとって、追い払いたい鬼は何ですか?この場合の鬼というのは、一人一人の心の中にある“弱さ”や“課題”のことで、誰にだってありますね。大人である私の心の中にも鬼はいます。学年の終わりが近づく2月は、この心の中にいる鬼(課題)を一つでも多く退治(克服)しておきたいものです。
そのために大事なことは、やっぱり、「当たり前のことを、ちゃんとやろう」という気持ちを持って生活することではないでしょうか。人を大切にする5つの「あ」(あいさつ、ありがとう、あんぜん、あとかたづけ、あかんことは、あかん!)は実践できていますか?これら“当たり前の積み重ね”ができる人こそが、自分にも周りにも、たくさんの幸せを呼び込むことができる人です。
自分の弱さに負けていませんか?なんとなく周りに流されていませんか?大切なものを見失っていませんか?3月のゴールを前に、今の自分をしっかり見つめる2月にしてほしいと願います。
1月25日、東御屋敷跡公園を発着とする姫路城周辺コースにおいて、「第39回姫路市小学生駅伝競走大会」が行われました。これまで厳しい練習を積み重ねてきた14名の選手たち。当日は、荒川小学校の代表として、一人一人が持てる力を発揮し、懸命にタスキをつなぎ、男子は7位入賞を果たしました。寒い中、これまで一生懸命、練習に取り組んできた努力をたたえます。
1月16日、1年生が生活科の学習で、昔遊びの体験をしました。ゲストティーチャーは、今年も荒川校区老人クラブの皆さんです。各教室に、こま、お手玉、おはじき、けん玉、だるま落とし、めんこ、あやとり、手遊びのコーナーを設け、その楽しさや上手に遊ぶコツなどを教えていただきました。子どもたちは、ふれあいの中で一生懸命コツを学ぼうとしていました。
老人クラブの皆さんにとっても、子どもたちにとっても、本当に楽しいひと時になりました。ありがとうございました。
1月17日、たった数十秒の大地の揺れによって、たくさんの建物が壊れ、焼け落ち、6,434名の尊い命を奪った阪神・淡路大震災から今年で30年。兵庫に住む私たちにとって、命について考える大切な日です。学校では、今年も地震を想定した避難訓練を行いました。1,000名を超える大きな荒川小学校ですが、全員が真剣な表情で臨んだ立派な避難訓練でした。
避難訓練後の講評で、子どもたちに話した内容は2つです。1つ目は、日頃から災害に対する備えをしておくこと。災害は、いつ、どこで起きてもおかしくありません。非常用持ち出し袋はありますか?中には何を入れていますか?離れ離れになった時、家族の集合場所(避難場所)は決めていますか?
2つ目は、自分の命は自分で守るということ。もしも、一人でいる時に大地震が起きたら、どんな行動をとりますか?登下校の途中で大地震が来たら、家に帰りますか?学校に向かいますか?いざという時、大人がしてくれることは意外と少ないかもしれません。自分で考え、次の行動を決めなければいけないこともあるのです。
「天災は忘れたころにやって来る」という言葉に加え、地震や豪雨を含めた近年の大災害は「予想をはるかに超える」という言葉が当てはまる感があります。30年前のあの日もそうでした。高速道路やビルが倒れました。建物の下敷きになって亡くなられた人がたくさんいました。迫りくる炎に包まれ命を落とした人がたくさんいました。もし、それが自分の家だったら、自分の家族だったら…「予測困難なこれからの時代」を生きる子どもたちには、このような機会にどうか自分事として考えてほしいと願います。
この日に先立ち、1月14日の全校朝会では、震災当時、淡路島に住んでいたころの私自身の体験談を、今年は写真を交えながら子どもたちに話しました。毎年同じような内容の話ですが、私にしか話せないことを私の言葉で伝えることに意味があると信じています。そして、私の話を誰かに伝えてくれる子どもが一人でもいてくれたなら、大げさかもしれませんが、それが「震災の記憶と教訓を次へつなぐ」ことになるのかなと思っています。
最近、あるテレビ番組で「普通の尊さ」という言葉に触れることがあり、なんとなく「ああ、いい言葉だなあ。」と思いました。家があって、家族がいて、ご飯が食べられて、布団で眠ることができて…そんな、普段当たり前と思っている生活は、決して当たり前のことではありません。だからこそ、子どもたちには、今を大切に真剣に生きてほしい、友達や家族、周りの人を普段から大事にしてほしいと心から願っています。
新しい年がスタートしました。あけましておめでとうございます。旧年中は、保護者の皆さん、地域の皆さんに、たいへんお世話になりました。本年も、学校教育目標である「いきいき『荒川っ子』の育成」、そして「楽しい学校」の具現化をめざして、職員一同、全力で教育活動にあたってまいります。引き続き、深いご理解と温かいご支援をよろしくお願いいたします。
さて、乙巳(きのとみ)の2025年は、努力を重ね、物事を安定させていく年だと言われています。2学期の終業式では、子どもたちに「節目の冬休みに、この1年を振り返り、新たな気持ちでさらなる次の目標を!」と話をしました。一人一人が定めた目標を達成させるために努力を重ね、確かな手ごたえを感じることのできる1年にしたいですね。3学期は、その大切な1年のスタートの時期であると同時に、今の学年をしめくくるゴールの時期でもあります。そして、その3学期はとても短くて、学校へ来る日は、たった51日しかありません。何となく過ごしていると、あっという間に過ぎてしまう3学期。さあ、何をがんばりますか?今日は何ができそうですか?明日は何がしたいですか?
4月には、ひとつずつ学年が上がります。自信と希望をもって次の学年に進級できるように、子どもたちには、一日一日をこれまで以上に大切にしながら過ごしてほしいと願っています。そして、6年生は小学校生活も残り少なくなりました。3月には胸を張って荒川小学校を卒業していけるよう、最高学年の責任を最後まで果たしてほしいと願っています。充実の3学期にしましょう。
姫路市が、毎年、小学校4年生以上の児童生徒に実施している「児童生徒意識調査」の結果が返ってきました。市全体の平均値と比較すると、30の質問項目のほとんどで、昨年度以上に肯定的な回答の割合が高くなっています。特に、「学校は楽しいですか=93%」、「学校の勉強はよくわかりますか=92%」、「学級やみんなで協力して何かをやりとげ、うれしかったことがありますか=94%」など、本校のめざす『楽しい学校』の指標となる項目の数値が高いことをうれしく感じます。反対に少し低い数値だったのが、「読書は好きですか=68%」、「家で自分で計画を立てて勉強をしていますか=71%」です。特に読書離れについては、社会的にも加速していると言われていますが、本調査においても、年々少しずつ数値が下がり続けているのが気になるところです。
12月4日、5日、6日の3日間にわたり、チャレンジ記録会を実施しました。真剣な表情で元気いっぱい走る子どもたちを見ていると、こちらも思わず力が入ります。かけ足の期間から目標を定め、決まった距離を自分のペースで走り切るために、コツコツ努力を重ねてきた結果はどうでしたか。運動の心地よさや達成感を味わうことができたでしょうか。どの学年も素晴らしい走りでした。
時計の針を戻しますと、11月24日には全校集会がありました。内容は「お店屋さん集会」です。子どもたちが代表委員会の話し合いで決定した内容に基づいて、3年生以上の各クラスで子どもたち自身の手でお店を準備し運営します。大事なことは、子どもたちの“主体性”。工夫を凝らしながら接客や店番をする姿や、下の学年をやさしく気遣いながらペアでお店を回る姿からは、異学年のつながりを深め、心の底から楽しむ様子がうかがえました。
8月の始業式で、子どもたちに「毎日、ほんの少しの努力をコツコツ積み重ねよう!」そして、「楽しい学校を目指そう!」と話してスタートした2学期がもうすぐ終わります。まさに、ここで紹介した2つの教育活動は、それらを象徴するものであり、子どもたちの確かな成長を感じる活動でした。ご家庭におかれましても、お子さんのちょっとした成長を捉えてほめてあげてください。その言葉は必ずお子さんの心に響き、きっと次の成長へとつながります。
保護者・地域の皆さんには、2学期も、本校教育の推進に深いご理解と温かいご支援をいただき本当にありがとうございました。少し早いですが、どうぞ健やかで良いお年をお迎えください。
12月7日、加古川市河川敷コースにおいて、みだしの大会が行われ、本校から35名の児童が参加しました。寒風の中、ベストを尽くして懸命にタスキをつないだ駅伝チームのメンバー、一つでも前の順位を目指して力強く走り抜いた長距離大会出場の選手たち。結果的に、Aチームが学校対抗の部で3位に、一人が長距離大会で8位に入賞しました。これまでの練習を含めた出場児童全員のがんばりに心から拍手を送ります。
毎朝いつもの三叉路に立って、車の往来のタイミングを見計らいながら、子どもたちを横断させたり、時には制止したりしています。歩行者優先とは言え、誰もが急いでいる朝なので、子どもたちの安全を最優先に考えつつ、なるべく車の流れにも影響が出ないように心がけて旗を差し出すのは、実はなかなか難しいものです。そんな中、お急ぎにもかかわらず、車を停めて「どうぞ。」と手でジェスチャーしてくださる運転手さんに出会うと、やっぱりほっこりしますね。そして、そんな運転手さんに軽くおじぎをしながら、少し早足で横断していく子どもたちの様子を見て、またほっこり。最後に、停まってくださった運転手さんに一礼して、私も感謝を伝えます。慌ただしい朝ですが、そんな何気ないやりとりの中にささやかな喜びと幸せを感じるひと時でもあります。
人の言葉や行動は、まわりの人を幸せにします。そして、それは決してすごい言葉や立派な行動ばかりではありません。「ありがとう。」「この前はごめんね。」といった何気ない言葉や、トイレのスリッパを並べたり、すれ違う人に道をゆずったりといった、さりげない行動が人を幸せな気持ちにさせるのです。反対に、人にいやな思いをさせたり、人を傷つけたりする言葉や行動もありますね。さて、「あなたの言葉や行動は、まわりの人を幸せにしていますか。」荒川っ子には、どうか普段の生活を振り返りながら、この一年を思い返してみる、そんな12月にしてほしいと願います。
このたび、山陽地域包括支援センターの方にお越しいただき、4年生が「認知症サポーター小学生養成講座」を受講しました。認知症の症状や、認知症の人への接し方を学ぶことで、認知症を正しく理解し、温かい目で見守ることにつながります。子どもたちは、自分にできることは何かを一生懸命考えていました。
6年生は「総合的な学習の時間」に、「職業」を通して自分の未来を見つめる学習を進めています。このたび、PTA役員の方々6名をお招きし、仕事のやりがいや苦労、そして子どもたちへのアドバイスなどをお話いただきました。子どもたちにとって「なりたい自分」を思い描く良い機会となりました。
11月9日に音楽会を実施しました。開始まもなく2階のギャラリーを開放しなければならなくなるほど、会場が人であふれ返りました。座席の入れ替わりにも時間がかかりましたが、保護者の皆さんの「思いやり」と「ゆずりあい」の気持ちがあふれる素晴らしいマナーによって、大きな混乱もなく無事に音楽会を終えることができました。本当にありがとうございました。
子どもたちは、皆さんが作ってくださったその安心感あふれる素敵な雰囲気の会場で、力いっぱいそれぞれの音色を響かせ、思いを届けることができたと思います。指揮者を真剣な表情で見つめ一生懸命に表現する子どもたち、その緊張を解きほぐそうと表情豊かに向き合う指揮者、それらの様子を温かく見守る教職員、運営スタッフとしての責任と役割を果たしてくれた6年生、歌声と演奏に聞き入り、子どもたちの思いを受け止めてくださった保護者の皆さん。まさに会場が一つになって、心がつながる音楽会になりました。
音楽会を約1週間後にひかえ、各学年の練習にも一段と力が入ってきている様子がうかがえます。日を追うごとに合奏の音も歌声もひとつになってきました。どうか、11月9日の本番を楽しみにしてください。
今年は、久しぶりに土曜日開催の音楽会となります。混雑が予想されますが、5月のスポーツ祭同様、保護者の皆さんのマナーアップで、誰もが安全で気持ちよく過ごせる音楽会にしてくださいますよう、お願い申し上げます。具体的には、お子さんの出番のない時には会場後方や会場外に移動されるなどのご配慮をお願いします。また、開場前には、順番を守って整然とお並びください。私たち大人の「思いやり」と「ゆずりあい」の気持ちに満ちた姿は、その場の空気となって必ず子どもたちに伝わります。
音楽会は、子どもたちにとって大切な教育の場です。歌や合奏を通して得る学びはもちろんのこと、保護者の皆さんの姿から学ぶことも少なくありません。子どもたちは、「音色よ響け!思いよ届け!心つながるハーモニー」をスローガンに掲げ、心をこめて舞台に立ちます。私たち大人は、それに応えるマナーアップで、子どもたちに豊かな学びの提供をお願いします。
荒川小学校がめざす学校は、「楽しい学校」です。「楽しい」といってもその中身はさまざまです。「おもしろい話をして楽しかった。」「友達と一緒に遊んで楽しかった。」というのも、もちろん素敵ですが、私が子どもたちに感じてほしい楽しさは、これまで、わからなかったことがわかるようになったり、できなかったことができるようになったりする「楽しさ」です。そして、みんなで伸びる「楽しさ」です。
音楽会の取組ひとつをとっても、最初はなかなかうまくいかなかった演奏が、努力を重ねることで少しずつ上手になり、やがて全体の息の合った美しいハーモニーが出来上がります。その過程で感じる面白さと一体感こそが、学校で味わうことのできる「楽しさ」です。これからも「楽しさ」をみんなで追求していきましょう。
今年も、農区長様をはじめ地域の方々、JA兵庫西荒川支店の職員の方々、そしてPTA役員の皆さんにご支援いただき、2年生がサツマイモを、3年生が大豆の栽培を体験させていただいています。
先日、2年生がいもほりに挑戦しました。中には子どもたちの顔ぐらいの大きさの物も出てきて、畑は子どもたちの歓声に包まれていました。来月は、3年生が大豆を収穫します。地域の力をお借りして貴重な体験ができることに感謝申し上げます。
3年生が3クラスずつ2日間に分かれて、姫路市自然観察の森で環境体験学習を行いました。森の中で、シカやリス、イノシシのほか、山鳥というめずらしい鳥に出会えた幸運な班もありました。施設のスタッフの方から、「荒川小学校の3年生は、本当に話を一生懸命に聞いてくれますね。先生方の関わり方も素晴らしいです。」とおほめの言葉をいただきました。
4年生は、彫刻師であり、本校の保護者でもある山下さん他、井ノ口の方々をゲストティーチャーにお迎えし、祭り屋台の狭間を見せていただいたり、実際に彫る作業を体験させていただいたりしました。社会科で、地域の文化財や年中行事を受け継ぐ人々の願いについて学習する内容にピッタリの方が校区におられ、匠の技を身近で見ることができるというのは、本当にありがたいことです。4年生の学習態度も本当に立派でした。
先日も、3年生はスーパーマーケットの見学、4年生は車いすバスケットボール体験をしました。他にも、2年生が生活科で町たんけんに出かけるなど、体験学習が目白押しの2学期です。体験を通して得たことは、豊かな情操を育み、生きる力につながります。
9月7日の姫路陸上競技選手権大会に、男女各1チームずつが出場し、男子が2位、女子が3位という成績を収めました。また、10月14日、姫路市スポーツ祭のリレー競技には、5年女子、5年男子、6年女子、6年男子の4チームが出場し、5年男子チームが決勝に進み、5位入賞を果たすなど、荒川小学校の代表として、力強い走りを見せてくれました。当日、出場した選手、控えとしてチームを支えた選手、ともに、これまでの練習を通して力をのばし、バトンと気持ちを最後までつないでくれました。大きな拍手をおくります。
9月に入ってからも残暑厳しい毎日が続いていましたが、ようやく空気が入れ替わり始めたように感じます。とは言え、日中の気温は高い日がしばらく続きそうです。
そんな中、荒川小学校の中で一番暑い環境で仕事をしてくださっているのは誰でしょう?それは、給食室の調理員さんたちです。実は、荒川小学校の給食室にはエアコンがありません。時には室温が40度近くになる中、毎日、安全・安心でおいしい給食を作ってくださっています。他にも、校舎内外の環境整備をしてくださる用務員さん。勤務時間が終わってからも、毎日遅くまで次の日の授業の準備をする先生たち。こうして考えてみると、子どもたちが普段目にする当たり前の毎日は、実は、見えないところで支えられていることが多いことに気づきます。家庭生活を支えるおうちの方の仕事の様子も、そのほとんどが子どもたちの目にはふれないものです。
「知らないところで、たくさんの人に支えられている。心から、ありがとう。」今月の校長室からのメッセージとします。
9月25日・26日、6年生が修学旅行で奈良・京都を訪れました。1日目は、まず奈良に入り、法隆寺から、若草山、二月堂、東大寺大仏殿を巡りました。観光客で大混雑でしたが、スムーズに見学することができました。日も陰って過ごしやすくなった頃に京都・嵐山に到着、夕食をいただいてからホテルへ到着しました。2日目は、清水寺、二条城。金閣寺、そして、東映太秦映画村を訪れました。交通渋滞により日程が遅れる場面もありましたが、その後の子どもたちの行動で挽回し、2日間、ほぼ予定通りの日程をこなすことができました。人数の多い学校でこれができるのは素晴らしいことです。
見学地に着いて降車するたび、バスの運転手さんに「ありがとうございました。」とお礼を述べる姿、車中、疲れて眠っている友達をそっと気遣う姿、楽しみのあまり騒がしくなる場面でも誰かが気づいて声を掛け、落ち着いた空気を作る姿等々、6年生の成長をいろんな場面で感じた2日間でした。出発式で話したように「たくさんの人に支えられている一人一人の修学旅行を、みんなで大切にしよう。」と心がけてくれたのだと思います。保護者の皆さんには、旅行の準備や健康管理にご協力いただき、本当にありがとうございました。
この夏、荒川っ子たちが挑んだ、2つの大会について紹介します。
ひとつは、8月2日、総合スポーツ会館で行われた「第75回姫路市小学校水泳大会」です。出場した子どもたちは、荒川小学校の代表として力いっぱいの泳ぎを見せてくれました。結果、荒川小学校は、男女総合6位、女子総合5位、個人2名が入賞という好成績を収めました。
もうひとつは、8月21日、ウインク体育館で行われた「第14回HIMEJIマーチングフェスタ」です。荒川スイングが、「線路は続くよどこまでも」「やってみよう」の2曲を演奏しました。躍動感があふれ、子どもたちの一生懸命さが伝わる素晴らしい演奏を披露しました。
いずれの大会も、暑い中、本番まで真剣に練習に取り組み、コツコツ努力を積み上げてきた荒川っ子たちのがんばりに心から拍手を送ります。
4月18日に6年生が実施しました、今年度の全国学力・学習状況調査の結果が届き、先日、お子さんを通じて個人票を返却しました。学力調査の結果は、返却時のお便りと学校だよりでお知らせしていますので、ここでは、学習状況調査の概況をお知らせします。全63項目の質問の中で特にポイントが高かったのは次の通りです。
子どもたちに育まれている「人権を大切にしようとする意識や態度」を大事にしながら、自他の人権を守るための実践行動へとつながる教育の推進に、今後も一層力を注いでまいります。
少し気になったのは、「普段、1日当たり、どれぐらいの時間、携帯電話やスマートフォンでSNSや動画視聴などをしますか?」の質問に対し、「1時間以上」と答えた児童の割合が全国や県に比べて高い(53%)ことでした。「4時間以上」と答えた児童も12%という結果になっています。ご家庭でも、是非話題にしていただき、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方やルールについて、今一度ご確認をお願いします。
台風10号の接近が気になる2学期のスタートとなりました。どのご家庭も、万全の対策で備えてください。学校には、子どもたちの元気な姿と歓声が戻ってきました。各教室の様子を見て回ると、明るく活発な中にも、どこか落ち着いた雰囲気を感じ取ることができます。いい2学期になりそうな気がしています。
この夏は、パリでオリンピックが開催され、今、パラリンピックが行われています。世界中から集まったアスリートたちが、それぞれの競技でベストを尽くす姿からは、たくさんの勇気と感動をもらいました。また、夏の甲子園では、今年も球児たちの熱戦が繰り広げられました。酷暑の中での大会運営の在り方に対する議論はさて置き、今年は、勝敗を越えてお互いをたたえ合うシーンや相手を尊重するエピソードにたくさん触れ、さわやかな気持ちになりました。
これらのことから学ぶことは、月並みかもしれませんが、「目標」「努力」「継続」の3つのキーワードです。まずは、自分の「夢」を実現するための「目標」を具体的に定めること。そして、その目標に向かって「努力」を積み重ねること。よく「人の2倍、3倍の努力をしてきた」という言葉を聞くことがありますが、誰もが簡単にできることではありません。だから、私は「今よりほんの少しの努力」でいいと思うのです。むしろ大切なことは、それを続けることです。大リーグで活躍したイチローさんも、「小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行く、ただ一つの道だ」という言葉を残しています。
一年で最も長い2学期です。荒川小学校の一人一人が、それぞれの目標に向かって、毎日、ほんの少しの努力をコツコツ積み重ねる、そんな2学期にしてほしいと願います。そして、一人一人の力を伸ばしながら、みんなで目指すのは、やっぱり「楽しい学校」です。2学期も引き続き、保護者、地域の皆さんのご理解・ご支援をお願い申し上げます。
9月1日は、防災の日。1923年(大正13年)に発生し、105,000人の死者・行方不明者を出した「関東大震災」に由来し、防災意識を喚起するために制定されました。
くしくも8月8日には、日向灘の地震をきっかけに、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、一時日本列島に緊張が走りました。
我が家では、何年かぶりに非常持ち出し袋の中身を点検しました。他にも、家族との安否確認手段の確認や大きな家具の固定、ハザードマップで避難場所や避難経路を確認するなど、日頃から大規模地震への備えをしておくことが大切です。
今年は関東大震災から101年です。「備えあれば憂いなし」もしかすると、大切な教訓を私たちに教えてくれるための臨時情報だったのかもしれませんね。
今日で1学期が終わります。全力で取り組んだスポーツ祭や5年生の自然学校など、大きな行事を通して感じた子どもたちの成長もあれば、1年生をはじめ、毎日の経験の積み重ねによって少しずつたくましくなっていく子どもたちの様子を随所に感じた1学期でした。保護者の皆さん、地域の皆さんには、毎日の登下校の見守りや学校行事にご協力をいただきました。あらためて、本校教育に対する深いご理解と温かいご支援に心から感謝を申し上げます。
さて、明日から40日間の夏休みが始まります。終業式では、今年も「い・の・ち」の3文字をキーワードにして話しました。
「い」は、文字通り「いのちを大切に」してほしいということです。4月から6月は、姫路市における小中学生の自転車運転中の交通事故が例年に比べて増加傾向にあるそうです。「飛び出し厳禁」「ヘルメットの着用」について、ご家庭でもお話しください。また、知らない人にはついていかないこと、そして、水の事故や熱中症などにも気をつけて、何よりも、命と健康第一の夏休みであってほしいと願います。
「の」は、力を「のばす」の「の」です。たっぷりある時間の中で、いろんなことにチャレンジして、自分が持っている今の力をのばしてほしいと思います。そのためには、まず1学期を振り返って、何ができて、何ができなかったのか、チェックすることが大事です。そして、自分はこれからどうなりたいのかを考え、そこにたどりつくための具体的な目標と計画を立てて実行してほしいと思います。勉強で苦手な部分を克服するのもよし、自分が興味を持ったことをとことん追究するのもよし。大切なのは、「進んでやること」と「続けること」。これは、スポーツでも、お手伝いでも同じです。
「ち」は、「地域に愛される」荒川っ子であってほしいということです。家族や先生方と同じように、地域の方も、荒川小の子どもたちを宝物のように大切に思い、いつも温かく見守ってくださっています。しかし、1学期は、下校後の公園での遊び方やお店でのマナー等について、学校へいくつかご意見も寄せられました。一人一人が、荒川校区でともに生活しているという自覚をもち、率先して交通ルールや遊びのマナーをきちんと守って、誰もが心地よく感じる校区にしてほしいと願います。
どうか、安全・安心で、中身の詰まった楽しい夏休みになりますように。
5年生が自然学校に行きました。家族と離れて4泊5日を過ごす中で、友達を気遣い、やさしい言葉や励ましの言葉をかける場面をたくさん目にしました。そこには、幸せな空気が流れます。反対に、いつもと違う環境の中で、少しずつストレスもたまり、ついつい心無い言葉で口論になって、友達とぶつかる場面もありました。当然、重苦しい空気になりますね。そんな子どもたちの様子を見ながら、やっぱり「言葉」は大事だなと、あらためて感じました。
そこで、先日の全校朝会では、日頃の生活の中で、どうか「言葉」を大切にしてほしいと話しました。荒川っ子には、いつも自分の言葉の先にある相手の気持ちを想像し、思いやりのあるやさしい言葉がけを心掛けるようにしてほしいと思います。そのやさしい言葉は、やがて、やさしい行動となって表れます。そして、その行動が、教室や学校を、みんなが居心地のいい、あたたかい場所にします。そんな場所を、みんなで作りましょう。
6月24日から28日、5年生がハチ高原へ4泊5日の自然学校に行ってきました。自然学校は、学習の場を教室から自然の中へ移し、長期の宿泊体験を通して子供たちに「生きる力」を育むことを目的としています。さまざまな体験活動を通して、自分で考えて行動する力を身につけたり、友達と一緒に感動や達成感を味わったり、家族のありがたさに気づいたりすることこそが、自然学校での学びです。
私は、前半の2泊3日、子どもたちと一緒に過ごしましたが、ハチ高原でしか体験することのできないワクワクするようなプログラムが満載でした。活動の中で、一人一人が自分の役割を果たそうとする姿や、力を合わせて困難に立ち向かう姿、友達にやさしく接する姿、話を聞く雰囲気を作ろうとする姿など、「ラストまでがんばる子」「かがやく子」をいろんな場面で目にしました。その一つ一つの姿が、4泊5日の自然学校を作り上げたのだと思います。
保護者の皆さんには、実施前の準備はもとより、遠方までの送り迎え等、たくさんのご支援に心から感謝を申し上げます。
4年生が林間学校で書写山を訪れました。圓教寺会館で聞いたご住職のお話に、「背中が丸まって顔が下を向いている姿勢のことを、面(顔)が倒れているから『面倒(めんどう)』と言い、反対に、背筋が伸びて顔が前を向いている姿勢のことを、面に光が当たって白く輝いているから『面白い(おもしろい)』と言う。」とありました。しっかり話を聞いている4年生の姿勢は、もちろん面白かったです。
偶然にも、6月の全校朝会では、姿勢の話をしたところです。「足のうら、ピタッ!腰骨を立てる!それが勉強の姿勢弱い心に勝つ姿勢」暑さに向かう季節、シャンとした気持ちで乗り切りましょう。
6月1日、ウインク陸上競技場で「第43回姫路市小学校陸上競技大会」が行われ、本校から20名が出場しました。結果に満足できた子もいれば、悔しい思いをした子もいます。しかし、結果以上に、これまでの練習で積み上げてきた努力の過程が大切です。よくがんばりました。
6月10日は、荒川小学校の創立記念日でした。明治5年(1872年)から各村に小学校が設立され、合併や分離を経て、明治25年(1892年)に荒川尋常小学校が誕生しました。「荒川」という学校名になったこの年から数えて、今年は132歳の誕生日ということになります。
5月25日、最高のお天気に恵まれ、荒川小スポーツ祭を開催しました。5年ぶりの土曜日開催でしたが、保護者の皆さんのマナーアップとご協力のおかげもあって、盛会のうちに終了することができました。これまでの練習の成果を発揮し、すばらしいスポーツ祭を作り上げてくれた子どもたち。「笑顔 全力 最後までがんばるみんなが一等賞」のスローガンの通り、徒競走や表現運動に全力で取り組む姿はもちろんのこと、ペア学年に対して児童席から笑顔で拍手や手拍子を送る温かい光景をたくさん目にしました。また、各係の仕事をしっかり果たしてくれた6年生の姿に、最高学年の頼もしさを感じました。6年生、ありがとう。
スポーツ祭の練習から本番までの過程において、自分一人でやれることなんて一つもありません。みんなで力を合わせて一つのものを作り上げてきた経験と、最後までやりとげた自信は、きっと一人一人にとって「大きな学び」となり、これからの学校生活のさまざまな場面で「生きてはたらく力」につながるものと信じます。保護者の皆さん、地域のさん、温かいご声援をありがとうございました。
いつものように各教室を巡回していると、3年生のある教室で「さあ、集中空気だよ。」という担任の声が聞こえてきました。「集中空気」と聞くだけで何となく意味はわかりますよね。勉強を始める場面で「みんなで集中しよう。」ということですが、「集中空気」の方が、ハッとして「よし、がんばるぞ!」という気持ちになるような気がします。空気とは、その場の空気、つまり雰囲気のことです。教室での学習の場面だけでなく、今は、25日に控えているスポーツ祭に向けた練習で、大人数が集まる場面が毎日のようにあります。そんな時は、最初に「静かな空気を作ろう」とする人が、その場にいるかどうかがポイントになります。そうすれば、周りの人にその空気が次々と伝わり、やがて、シーンと集中した空気が出来上がります。そんな空気が流れる中では、けがも起こりにくいし、短時間で気持ちよく練習や学習ができます。これが、とても大事ですね。
他にも、「あたたかい空気」とか、「明るい空気」とか、その場その場によって、必要な空気は変わります。大事なのは、その空気を、一人一人が意識して作るということです。もっと言えば、「わたしが作るぞ!」と思えるかどうか。「いい空気を作ろう。」5月の全校朝会で呼びかけました。
生活科の学習で、1・2年生が学校探検をしました。小グループを作り、2年生が1年生を案内しながら、校内のいろんな部屋を回りました。安全に気をつけながら、やさしく1年生を気遣う2年生。まさに学校でしかできない学びがそこにはあります。校長室にもやってきましたが、2年生がとても上手に説明していました。“小さな先輩のたくましい姿”に、思わず目を細めました。
卒業式は学校行事であり、教育の一環であることから、荒川小学校では、近年、児童の華美な服装は控えていただくようお伝えしております。その結果、保護者の皆さんのご理解とご協力により、年々、袴や着物などの華美な服装が激減しています。卒業式はまだ先ですが、今年度も、服装の華やかさではなく、児童の内面の成長が感じられる卒業式にしたいと願い、早めのお願いをさせていただきます。厳粛で清新な卒業式となりますよう、保護者の皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。
4月27日、今年度初めての授業参観を実施しました。どの教室も多くの方であふれ、保護者の皆さんの期待と関心の高さが伝わってきました。学級懇談・PTA総会にも多くの参加がありました。引き渡し訓練も、十分に訓練の趣旨をご理解いただき、整然とマナー良く各教室を回ってくださったおかげで、大きな混乱もなく終えることができました。皆さんのご協力、そして、最後までのご参加に感謝します。本当にありがとうございました。
5月1日には「1年生を迎える会」を実施しました。全校生が体育館に集まり、歓迎ムード満載の素敵な集会となりました。今回の主役は、もちろん1年生。そして、計画・準備・運営のすべてを6年生が担ってくれました。クイズや劇、ゲームなどを通して、1年生に学校のことを楽しく紹介する工夫を感じました。最後は、荒川スイングの演奏により、みんなで校歌を歌う光景に感動しました。
4月20日・21日、神戸ユニバー記念競技場において、「第72回兵庫リレーカーニバル」が行われました。4×100メートルリレーでは、男女ともに予選を通過して準決勝に進みました。また、女子走高跳では8位入賞を果たすなど、荒川っ子の健闘が光りました。
今年度、姫路市内すべての中学校と18の小学校に不登校児童生徒支援員が配置され、本校でも4月17日から1名の支援員が勤務しています。業務内容は、午前中4時間、校内サポートルーム(別室)で不登校児童への学習支援や生活支援を行うというもので、担任の代わりに授業をするわけではありません。ただ、不登校や不登校傾向にある児童は、その実態もさまざまですので、一人一人の状況に応じた支援をどのように行っていくか、現段階では、まだまだ試行錯誤の状態です。今後、校内でより良い体制づくりを協議しながら、効果のある活用を推進していきたいと考えています。相談してみようと思われる方は、学校までご連絡ください。
新学期が始まって2週間が経過しました。各教室を回ってみると、学習に集中している姿、張り切って発言している様子など、一つずつ進級したことを感じる子どもたちの姿を多く目にします。1年生も、日を重ねるごとに少しずつ緊張がほぐれてきているように思えます。また、新体力テストで、ペアの1年生の補助をしている6年生の表情からは、最高学年としての意気込みと思いやりが伝わってきました。
他にも、1年生の歩くスピードに合わせて登校してくる上級生、登校班旗をきちんと広げている班長、きちんと靴がそろっている靴箱など、たくさんの「当たり前の姿」が見られる、好スタートの4月。荒川小学校、子どもたちのやる気と笑顔が“満開”です。
今年度も、姫路西消防署のご指導のもと、職員全員参加で「危機対応訓練」を行いました。学校事故は起こらないに越したことはありませんが、万一の時に、いかに組織的な対応によって、目の前の子どもの命をつなぐことができるのか、本番さながらの訓練を通して確認しました。
4月27日は授業参観、学級懇談、PTA総会の後、引き渡し訓練を実施します。実際に引き渡すケースとしては、震度5弱以上の地震や、下校に危険を伴うような大雨の場合等が考えられますが、今回は大雨等を想定した教室での引き渡し訓練を行います。そのため、兄弟姉妹のいるご家庭は、複数の教室を回っていただくことになります。少し時間を要することになりますが、効率重視ではなく、確実に引き渡すことを目的とした訓練ですので、どうぞ、ご理解とご協力をお願いします。また、下校時には一緒に通学路を歩いて、是非、危険箇所の点検をしてみてください。
5月25日に荒川小スポーツ祭を予定しています。ここ4年間は平日2日間に分けて実施してきましたが、今年度は土曜日の開催となります。ただし、コロナ禍前の運動会のような実施方式に戻すのではなく、子どもたちの安全面を最優先に考え、2学年ずつのペアによる3部制とし、午前中に2部、午後に1部を行います。観覧場所が限られているため、保護者の観覧は該当学年のみとし、今年も入れ替え制による観覧とします。また、子どもたちは教室で昼食をとりますので、当日はお弁当の準備をお願いします。詳細については、後日発送する案内文書をご覧ください。
4月8日、新1年生172名を迎え、荒川小学校は、全校児童1,047名、教職員66名で、令和6年度(2024年度)のスタートを切りました。今年は、少し遅咲きの桜が美しく咲き誇り、子どもたちの入学・進級を祝ってくれました。保護者の皆さんにおかれましては、お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。6年生を筆頭に、どことなく張り切っている子どもたち。表情がとてもいいです。
始業式では、荒川小学校をもっともっと「楽しい学校」にしよう、という話をしました。そのためには、やっぱり、当たり前のことを当たり前にすることがまずは大事です。当たり前のこととは、あいさつをする、使ったものは片付ける、安全に気をつける、一生懸命に勉強する、力いっぱい遊ぶ、人を傷つけることは絶対にしない、といったことで、それらはすべて、自分や周りの人を大切にすることにつながります。そして、人から大切にされると、誰だって幸せな気持ちになります。一人一人が感じるその幸せな気持ちこそが「楽しい学校」の土台になるのです。
入学式には、来賓として、4月に着任された久保田教育長にご臨席いただきました。荒川小学校の入学式の様子を見て、子どもたちの能力が最大限活かされるような環境を作る責任を実感されたと、その日の午後の記者会見で語っておられました。思いを抱かれるきっかけの一つが、今回の荒川小学校訪問であったとすれば、これほど光栄なことはありません。
本年度も、教育目標である「いきいき『荒川っ子』の育成」のもと、「楽しい学校」づくりを通して、荒川っ子たちが大きく成長できるよう、職員一同、心をひとつに「ワンチーム」で教育活動に取り組んでまいります。保護者・地域の皆さんの深いご理解と温かいご支援をお願い申し上げます。
姫路市立荒川小学校
住所: 〒670-0983 姫路市井ノ口49番地1別ウィンドウで開く
電話番号: 079-298-2754
ファクス番号: 079-298-6213
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