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姫路市立白浜幼稚園

SHIRAHAMA KINDERGARTEN

白浜幼稚園の教育

  • 更新日:
  • ID:21831

こんな活動に取り組んでいます

令和6年度がスタート!

園庭庭には美しい花々がたくさん咲き、木々は新緑に光っています。四季折々の自然が豊かな本園の環境です。砂場では藤の花が満開になりはじめています。砂遊びする園児の頭上には、もうすぐ藤の花びらがヒラヒラと舞う様子が見られることでしょう!

4月後半、登園する園児の表情には笑顔が見られるようになってきました。持ち物の始末を終えた子供たちは、園庭に出てみんなで体操やダンスをします。さわやかな風と豊かな自然環境もと、5歳児が4歳児の手を取り、ペアになって活動するほほえましい姿が見られます。また3歳児も、ようやく先生と一緒に4・5歳児の体操に興味をもち、真似る様子が見られ始めました。よい気候の中、園庭に出て遊ぶと心が安定し、自然物への興味や好奇心も高まります。植木鉢の下をそっと覗くと「あっ、ダンゴムシ!」と、丸くなったりモゾモゾと動いたりする小虫の様子に、手を止め思わずじっと見入る子供がいます。また、片付け方や園での約束を年下の子に上手に教えるたのもしい姿も…

本年度は、園児47名、職員7名でのスタートです。「自ら環境に関わり伸び伸びと表現活動を楽しむ」を研究課題に設定し、園児が日々の園内の暮らしの中で、ワクワク・ドキドキ心が動く体験ができる環境を整えたり、じっくりと落ち着いて相手の話に耳を傾けたり、よく考えたりできるよう教師が支え導いたりして、自分らしさをさまざまな方法や場面で表現できるよう取り組み、個々の学びと育ちにつなげていきたいと思っています。

幼稚園の「遊び」は、学びの場。幼児期は具体的な体験からたくさんのことを学びます。大好きな遊びに夢中になる中で、いろいろなことに気付いたり思考したりしているのです。また、友達と一緒にいることでおもしろいと感じたり、トラブルになった経験から嫌な思いを味わったり、相手にも思いがあることに気付いたりすることも、集団生活ならではの感情体験からの学びです。

園児の中の好奇心を高め、日常のなぜ?どうなってるの?などの素朴な疑問を大切にして、諦めず探求する子供に…更に知的好奇心が高まり自分が納得できるまでやり通す子供に育ってほしいと思います。現代は情報化社会です。小学校・中学校…と大きな集団、社会の中へ羽ばたいていく子供たち。たくさんの情報の中で、自分に必要な情報や課題を見つけ、主体的に行動し、集団の中で自分らしさを十分に表現し発揮できる人になってほしいと願い、教育活動を進めていきます。

本園はこんな活動に取り組んでいます

  • 「不思議だな」「どうして?」「このつぎはどうなるのかな…」など、子供たちが園内で出会うさまざまな出来事、気付いたこと、疑問に感じたことを探求しようとする態度を育てています。市教委よりたくさんの図鑑を配置してもらい、「なぜ?」から「わかった!」が実感できるように教師も共に取り組んでいます。
  • 絵本の読み聞かせを大切にしています。発達に応じたよい絵本を選定し、学級のみんなで絵本の世界を共有するとともに、その面白さを味わえるように継続しています。
  • 貸出絵本の日は子供が自ら選んだ絵本を持ち帰ります。保護者様の声で読み聞かせをしていただき、豊かな絵本体験ができるように取り組んでいます。
  • 5歳児は、幼児向けの詩を暗唱し一緒に声に出して唱えています。詩だけではなく、美しい言葉や日本古来より伝わる唱え歌なども。いろいろな言葉が流行している世の中です。幼児期より言語の力(国語力)を豊かに育てたいと考えています。
  • 幼児期は運動能力が一生の中で最も大きく伸びる時期といわれています。おにごっこなどの集団遊びやなわとび、鉄棒・マット・跳び箱等に取り組み、自分の目標に向かって諦めず挑戦できるよう教師が支え、俊敏性・運動面の育ち・自信が高まるようにしています。
  • 各学級には積木を配置しています。ブロックや積木を使って構成遊びをすることは、図形やプログラミング的な感覚が豊かになり思考力・集中力も高まります。雨の日や食後の時間などに取り組んでいます。
  • 感動体験を素直に自分らしく表現できるよう、絵画や造形、音楽リズムなどによる表現活動をしています。幼児は、概念が固定化されていない個性豊かな表現ができる力があります。教師の支えと導き、教材の工夫により、楽しみながら絵画や音楽活動の過程の中での経験を大切にしつつ自己の思いを表現し、作品づくりに取り組みます。本年度は特に造形「つくったり・かいたり」の活動を十分に楽しみたいと思います。
  • 活動の終わりには、学級で「振り返りの伝え合い」をしています。遊びの中で発見したこと・おもしろかったこと・できて嬉しかったこと・不思議なこと・悲しかったことなど、一人の幼児の話や感じたこと・考えたことを学級で共有し、互いに意見を出し合ったり、明日の活動に繋げたり、話を聞いてもらって満足したり…しています。時には、担任が子供の遊びの瞬間を写真に記録し学級の話し合いで紹介することで、遊びの様子が即座に学級の子供たちへの刺激になり、次の活動がおもしろく楽しいものになります。どの子も自分の思っていることが、自分の言葉で伝えられるように、また友達の言葉に関心を高め耳を傾けられるようになってほしいと願っています。

幼児期は人間形成が培われる大切な時期 「三つ子の魂百まで!」

幼児期で伸ばすべき能力「非認知能力(人と関わる力・やりぬく力・気付く力・意欲・根気強さ・自尊心)」は、身に付いたかどうかが分かりにくいですが、就学後の学習の基礎力・生きていく力につながる重要な力です。これらの能力を伸ばすには、本を読むこと(読んでもらうこと)、朝食をしっかりと食べること、睡眠をしっかりとること、人の話をよく聞くことなどだそうです。

樹木に例えると、幼児期は根っこを太らせる時期。根がしっかりと育っている木は、幹が太り葉が茂り花を咲かせて実が付きます。幼児期の学びと身に付けたものは、後伸びする力とも言われます。遊んでいる時、夢中になっている時、幼児は常に脳を働かせ考えたり感じたりしています。

また、自己表現できる力も大切!表現する楽しさを味わう中で創造する力・自己表現する力も高めたいと思っています。これも幼児が脳を働かせることにつながります。“かいたりつくったりする”活動により、表したいことを思いつく力、それをどんなふうに表そうかなと考える力、考えたことを基に材料や用具を使って形や色などに表す力、自分や友達の作品を見てそのいいところや美しさ、その作品にしかないすごさを感じ取る力、また言葉にして認め合う力が育ちます。私たち教師も共に造形活動を楽しみながら、豊かな経験が重ねられるよう取り組んでいきたいと思います。

お問い合わせ

姫路市立白浜幼稚園

住所: 〒672-8023 姫路市白浜町甲842番地2別ウィンドウで開く

電話番号: 079-245-0077

ファクス番号: 079-245-0077

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