姫路市立坊勢小学校
BOZE ELEMENTARY SCHOOL
- 〒672-0103 姫路市家島町坊勢415番地1 地図
- 電話番号:079-326-0015
姫路市立坊勢小学校
BOZE ELEMENTARY SCHOOL
今年も残すところあとわずかとなりました。次年度に向けてのまとめの月となりました。子ども達にはこれまでにやり残したことや次年度に向けて準備しておくことを考えながら生活してほしいです。特に6年生にとっては中学校への進学が気になるところだと思います。そこでおうちでも中学進学に向けてのご準備をお願いします。この準備は制服などの必要な物資という意味もありますが、心や環境の準備も大切です。そのために(1)学習習慣の定着です。宿題はもちろんのこと、自主学習を始めてもいいですね。(2)規則正しい生活。4月からは環境が大きく変わります。食事、睡眠をしっかりとり、規則正しい生活のもと体調管理が自分でできることが大切です。(3)家庭は安心できる場所。特に思春期の子供たちにとって環境の変化に戸惑う子もいるかと思います。家庭は安心で安全な場所、いつでも受け入れてもらえる心温まる場所など準備にはご家庭の協力が必要です。いくつになっても「子供は島の宝」、どうぞ引き続き温かい支援・見守りをお願いします。
学校保健委員会では講師として学校薬剤師の粟井壽磨代先生、指導助言として坊勢医院の下宮一雄医師を招聘し会を行いました。会には小中学校のPTA役員の皆さんに加え、学校職員も参加しました。講話の中心は「水・空気など健康で安全な環境づくりと管理の徹底」についてで、坊勢小学校の水道の歴史を語っていただきました。その話の中で特に印象に残っているのは、以前は家島の小中学校には薬剤師がおらず、安全な水を提供するために教職員が市に薬剤師の配置を希望し続けていたとのことです。そこで引き受けていただいたのが粟井先生で教職員の願いがようやく叶い、教職員が歓喜歓迎してくれたと当時のことを話されました。現在坊勢小学校は安全な水を利用できる環境ですが、これは当たり前のことではなく、粟井先生をはじめ教職員、島の方々などが「子供は島の宝」を合言葉に、諦めず長きにわたり頑張ってこられた結果だと知りました。また、講話の後半では子育てについても先生の経験談を交えて、わかりやすくお話していただきました。「(大人が)怒れる子は成長する」「どの子どもにもプライドがある、すぐに結果が出ることはない」「勉強が得意な子もいれば魚とりが得意な子もいる、それぞれの得意は違う」「親が子供の成長を忍耐強く待ってくれるので子供は成長する」など、教育現場においても大変参考になるお話が盛りだくさんありました。最後に指導助言として下宮先生から、子供の生活リズムについてお話がありました。そこでは睡眠の重要性について話されました。例えば朝起きにくいという症状がある場合は「1日に水を1Lから2L飲むのがいい」と話されていました。また、ちょうど今受験の時期ということもあり、学習と睡眠についてもお話されました。寝る間を惜しんで学習をするのではなく、うまく時間を使い睡眠を確保しながら学習することが大切との話もありましたが、詳しく聞きたい方はぜひ、坊勢医院を受信される際、相談してみてください。とにかく保護者の方にも好評のようでした。粟井先生、下宮先生、そして参加いただきました小中学校のPTA役員の皆さん、ありがとうございました。
保護者の皆さんにおかれましては、学校評価(保護者アンケート)にご協力いただきましてありがとうございました。2月25日(火曜日)、坊勢区会 桂和徳区長様をはじめ、学校評議員の皆さんにお集まりいただき、児童学習・生活アンケートの結果などを基に学校運営について振り返りと情報交換を行いました。特に読書習慣については年度当初より課題があり、読書啓発のための取り組みをいろいろと行ってきましたが残念ながら低い数字となっています。引き続き次年度も読書の推進を行います。学校評議員会で頂きましたご意見につきましては、今後の学校運営の改善・充実に役立てたいと考えます。ありがとうございました。
2月7日に縄跳び記録会を行いました。目的は勝ち負けではなく、クラスの記録更新です。一回でも多く飛ぶために何が必要かを考えながら、記録に挑戦しました。自分の順番が来るまではニコニコ笑顔、自分の番になると一転し、真剣なまなざしに。クラスのみんなの思いが一つになり、一人ひとりが生き生きとした表情で挑戦していました。チャレンジしている児童を一生懸命に応援する児童たちの声援が心地よく運動場に響いていました。風もありとても寒い中の記録会でしたが、心はほっこり温まった縄跳び記録会になりました。ホームページにも活動の様子をアップしていますのでご覧ください
あけましておめでとうございます。保護者・地域の皆さんにはよい年をお迎えのことと存じます。2025年、今年の干支は「巳」。「巳」という文字は、胎児を表す象形文字であるとされるとともに、蛇がはい出す姿を表しているとも言われ、「新しく産まれてくる、未来、将来、家族平和」などの意味があります。巳年は、これまで努力してきたことが実を結びはじめる年だそうです。また、蛇は脱皮をすることから、復活と再生、新たな挑戦や変化に前向きになると言われているそうです。明るい未来を担う子供たちをあらわしたような年です。さて、7日から始まった3学期ですが、3ヶ月にも満たない短い期間ですが、学年のまとめとして大切な時期です。さらに、次の学年への準備の期間でもあります。特に6年生は中学生になるとても大切な時でもあります。この坊勢小学校に素晴らしい思い出を残せるよう、一人ひとりが目標をもって頑張って欲しいです。教職員一同、子供たちの目標の達成、更なる成長に向け努力して参ります。本年もご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和6年の7月から始まった工事ですがようやく本校舎4階が完成しました。4年生以上の児童は新しい年の始まりを真新しい教室で学習することができることから興奮気味です。そんな児童の様子を見ていてとてもうれしく感じます。今月からは3階の工事に取りかかっています。3階の完成後は1年生から3年生、そして特別支援教室が設置されます。3階の完成は令和7年3月末の予定です。工事の工程では、また斫り工事があるため、引き続き地域の皆さんには工事に関して騒音など、ご迷惑をおかけすることとなりますが、どうぞご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
今年もあと残りわずかとなりました。酷暑の中で始まった2学期は、気がつけば冬の到来とともに終わろうとしています。2学期も、子供たちはさまざまな学習や生活経験を通して大きく成長しました。保護者・地域の皆さんにはご理解とご協力、またご支援をいただきまして、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
保護者の皆さん、地域の皆さん、坊勢小学校の海の子コンサートに多数参加いただきましてありがとうございました。子供たちは海の子コンサートに向け、決められた練習時間だけではなく、休み時間も一生懸命に練習をしていました。放課後にはおうちの方も練習に協力をしていただいたと子供たちから聞いています。当日は、子供たち、保護者、地域、そして教職員の心が、子供たちのメロディーによって一つになり、とっても素晴らしい感動的なコンサートになりました。高学年のステージの終わりにアンコールの声が上がり、会場みんなで盛り上がりました。あの時私は鳥肌が立ちました。「心を合わせ とどけよう 坊勢だましい」、このスローガンの通り、会場に集まった人たちが一つになれたコンサートでした。コンサートはあくまでも成長の通過点としてとらえ、この学習を通して学んだこと・深めた友情を次につなげ、さらに成長してくれることを期待しています。引き続き子供たちへの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
交通安全キャンペーンで子供たちはお巡りさんになり、島の方々に交通安全を呼びかけました。島の方々は、ちびっこお巡りさんを前にしてニッコリ笑顔で子供たちの呼びかけに耳を傾けておられました。この活動に参加した4年生児童だけではなく、児童全体に対してヘルメットをかぶるなど、交通安全を守ることが、自分の命や他者の命を守ることにつながることを全校朝会で伝えました。
子供たちは集会に向け、みんなで協力して商品やお店の紹介CMを作りました。「どんなお店なのか、どこでしているのか、実際にしているところや見どころ」などがわかるように工夫してCM動画を撮影しました。集会活動の目的として全児童が楽しむことはもちろんですが、この活動を通して、何かを創ることの楽しさ、大変さ、よりよいものを作るためには意見を交わし合うことが大切であることなど、たくさんの学びがあります。ビッグ集会は一人ひとりの考えを深め、協力することの大切さを学ぶ機会となりました。
6年生が卒業記念制作としてかかわった、地域コミュニティバスの出発式が坊勢サービスセンターで行われました。姫路工業高校の生徒さんと一緒に出席してきました。子供たちがデザインしたバスが、これから何年も先まで、この坊勢島を走り続けると思うと嬉しくてワクワクしますね。
改修工事も順調に進んでいます。冬休みには本校舎4階は完成するそうです。1月からは新しい教室が使用できます。新品の教室で新年を迎える子供たちはきっと学習意欲が向上するのではないでしょうか。
修学旅行初日は奈良方面へ出かけました。奈良ではまず昼食をとり、おなか満腹になった後、鹿と遊びました。鹿せんべいをあげると鹿はお礼をしていました。それから二月堂、三月堂を見学し、東大寺に向かいました。東大寺では大きな大仏を目の前にして児童たちは感動していました。東大寺といえば大仏の鼻の穴くぐり。せっかくの機会なので挑戦することにしました。自分の順番が近づくと、ものすごい笑顔で挑戦を待つ児童もいれば、ドキドキしてためらう児童もいました。修学旅行2日目は雲一つない晴天。まずは清水寺を見学し、金閣寺、そして子どもたちが楽しみにしている太秦映画村を見学。6年生は修学旅行で役割や係分担を自分たちで行いました。修学旅行を通して一人ひとりが、これまで以上に責任感を持ち、自主的に行動し2日間活動することができました。また集団行動を通して協調性や社会性をはぐくむことにもつながったと思います。何よりも、小学校生活で一番の思い出がこの修学旅行で作れたのではないかと思います。
10月29日、地震・火災・津波を想定して避難訓練を行いました。坊勢小学校運動場を避難場所とし、避難訓練を行ったのち、幼小中の合同避難集会を行いました。今年の1月1日には能登において、8月8日は日向灘にて大きな地震が発生しました。また、兵庫県では阪神淡路大震災が起きて令和7年1月17日で30年となります。30年の節目にロゴマークを発表するとともに、震災の教訓には「つなぐ」を加え、「忘れない、伝える、活かす、備える、つなぐ」となりました。集会では、まず中学校の校長先生から過去に体験した地震の恐怖や日ごろからの訓練など備えることの大切さについてお話がありました。その後、消火の仕方について消防署の職員の方から説明を受け、職員が代表して消火体験を行いました。
10月30日、3年生が家島小学校で家島小学校のお友達と自転車教室を行いました。お巡りさんや交通安全協会の方に安全な自転車の乗り方や交通ルールを教わりました。自転車教室の後に時間が少しあったため、児童の交流会を行いました。他校となかなか触れ合う機会が持てないため、子どもたちにとってとてもいい機会となりました。
姫路港から路線バスに乗り姫路に出かけました。バスにお客さんが乗ってくると児童は声をかけ席を譲っていました。普段はお兄ちゃん、お姉ちゃんに面倒を見てもらっている1・2年生の子どもたちですが、この日はかなりお兄ちゃん、お姉ちゃんに見えました。動物園では1・2年生で協力してクイズラリーに挑戦しました。迷子にならないかと心配していましたが、2年生の子どもたちが1年生をリードして班別行動をしていました。昼食を食べた後、世界文化遺産・国宝姫路城に行きました。姫路城の壁にいろいろな形の穴が開いていて、「なんでだろう」と疑問を持つ児童がいました。するとある子が「それは鉄砲で敵を狙う穴や」と答え、それを聞いた児童の数人が「狙われるー」と慌てている様子がかわいかったです。
11月30日に海の子コンサートを開催しました。海の子コンサートに向けて子供たちは音楽の時間だけではなく、休み時間まで体育館や教室で練習をしていました。お昼休みに校舎内を見回っていると、1年生の教室からメロディーが漏れ聞こえてきました。そっと覗いてみると3年生の集団が。「あれっと」思って教室に入ってみると3年生の集団の中心に1年生が。なんと3年生のお兄ちゃんお姉ちゃんが1年生の子と一緒に練習をしていたのです。教えてもらっている1年生は大喜び。こういったことが自然にできるのが坊勢っ子なんですね。本番はこれまでの練習の成果を発揮し、一人ひとりが魂のこもった演奏を行い、会場に来ていただいた方々に大きな感動を与えてくれました。
改修工事が始まり4ヶ月が過ぎようとしています。工事は順調に進んでいますが、校舎全体が殺風景になってしまいました。小学校は子ども達が学習や生活をするうえで、明るく楽しい雰囲気が必要な場所です。そこで、何か工夫はないかと考え、校舎の改修工事をしてくださっている平錦建設株式会社の花畑さんに相談し、工事現場に設置されている壁に子ども達の絵画を掲示することにしました。子ども達の絵ってすごいですね、掲示するだけで校舎が明るくなり雰囲気が一変しました。また、職員のアイディアで階段に学習カードの掲示も始めました。これがまた、子ども達に好評で、立ち止まって問題の答えを考えている姿をよく目にします。
情操教育の一環として、NPO法人JLC兵庫 ぼうぜ島支部の協賛で、雅楽の演奏団体「TANSEI」をお招きし、雅楽鑑賞会を実施しました。また、なかなか機会が持てない雅楽の生演奏なので保護者や地域の方にも参加を呼びかけ参加していただきました。雅楽を演奏する方のことを楽人というらしく、楽人の方が演奏で使用する楽器を一つずつ詳しく説明してくださいました。演奏曲の中には子ども達が聴き覚えのある、故郷や越殿楽そしてジブリのアニメでもおなじみである、もののけ姫など6曲もの演奏を聴かせていただきました。その音色は、まさに「雅」。柔らかくそしてけだかい音楽がなんとも心地よかったです。これを機に音楽への関心を深め、将来の音楽家が坊勢島から誕生するかも。そうなるととても嬉しいです。
坊勢小学校は、毎年、お隣の家島小学校と交通安全教室を実施しています。今年も例年通り交通安全教室を家島小学校で行いました。当日は交通ルールについて学ぶとともに家島小学校の給食室も見せていただきました。というのも、坊勢小学校には給食室が設置されておらず、家島小学校の給食室で作られた給食を船や配送車で坊勢小学校に運んでいただきいただいています。子ども達にとって給食室や調理をされている調理師さんの様子を見学できるのも楽しみのひとつになっています。
文科省では、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実など、教育の質を向上させることをねらいとして「GIGA スクール構想」を推進しています。子ども達一人一台端末などのICT環境を活用した新しい学びが全国各地で開始されています。姫路市の学校でも、この一環として学校図書館の積極的な活用及び公立図書館の電子書籍貸し出しサービスとの連携を推進しています。本校では、姫路市電子図書館の電子書籍を学習活動に有効活用し、新たな学習展開を行っています。電子書籍はネット環境が整備されていればどこでも活用できますので、是非ご家庭でもお試しください。
坊勢島のコミュニティバスのボンネットに描かれる6年生の児童の作品が完成しました。この作品が描かれたバスが島を駆け回ります。新車が島に来るのは、まだしばらく先ですが、保護者の皆さん並びに地域の皆さんどうぞご期待ください。この絵は昇降口に掲示してありますので、来校の際には、ぜひご覧ください。先日市役所から連絡をいただき、コミュニティバスの出発日が12月13日の金曜日に決まりました。
写真の街並みは、神戸大学で建築を学んでおられる 学生さんが考える未来の坊勢島です。これは現在の坊勢島の街並みをベースに制作されたものです。小学校の南校舎2階多目的教室に掲示しています。後日、未来の坊勢島の模型も展示していただく予定です。 また、現在改修工事を行っていただいている平錦建設の花畑さんにキャリア教育の一環として、5・6年生を対象に出前授業をしていただくことになっています。これらの機会を通して、児童が憧れの職業など将来の夢や希望を持ち、自己実現に向け努力しようとする態度の育成につなげたいと考えています。
本校では、児童相互に磨き合い、高め合い、支え合う学級づくりを目指し、その一つに、「どの子の人権をも尊重し、どの子にもあるよさ(可能性)を引き出そう」という努力目標を挙げています。そこで、人権を守り、豊かな心のつながりをもつ学校生活を実現するためにさまざまな取組を行っています。先日のオープンスクールでは、その一環として、人権に関する授業参観を全校一斉で行いました。保護者の皆さんにはご多用の中、ご参観いただき、ありがとうございました。「家族」・「友情」・「思いやり」など学年の発達段階やクラスの実態によって、担任は単元を通して伝えたい、気づいてほしいという強い思いを持ち、学習材の工夫をし、授業を行いました。保護者の方々の前では緊張したのか、日ごろの活発さは見られないクラスもありましたが、学習後、学習ノートやワークシートを見ると、一人ひとりがしっかりと考えていることが読み取れました。ほかにも月に一度「じんけんの日」を設定し、自他の人権について考える機会を設けています。南校舎2階の掲示板に成果物を展示していますので、来校の際にはぜひご覧ください。また、3時間目には体育館にてPTA,地域を対象とした人権啓発学習会を開催しました。学習会では「部落差別の問題」・「メディア・リテラシー」など複数の課題を取り上げ、坊勢校区の「人権文化に満ちた社会の実現」をテーマに学習を行いました。人権教育の目的である人権尊重の精神の涵養のために、地域の幅広い年齢層の住民が参加し地域みんなの力で推進することがとても重要です。今後とも坊勢校区の住みよいまちづくりを地域、家庭、学校で築いていきましょう。
スポーツの秋、読書の秋、実りの秋、食欲の秋などと言いますが、児童が5月から6月にかけて植えた作物が実り、収穫の時を迎えました。野菜作りを通して、児童の主体的な学習活動を深め自ら学ぶ力を育み、豊かな感受性と食への関心、自立への基礎を育む力となると考えています。何よりも日に日に育っていく様子を見るのは楽しいですし、自分が長い時間と手間をかけて育てた野菜は、お店で売っているどんなに高級な食べ物よりも、比べ物にならないくらいにおいしいです。収穫したお米やさつまいも、どう調理していくのかな。さて、収穫した野菜の調理も気になるところですが、坊勢米の背景に写っている大木ですが、何の木かお分かりになりますか。銀杏の樹です。それではこの銀杏の樹はどの場所に立っているでしょうか。答えは坊勢小学校の校門の前に立っています。銀杏の樹(イチョウ)は、樹齢が長いことから不老長寿や繁栄のシンボルとして、とても縁起の良い木だと言われています。私は、この銀杏の樹が「いつから」「どうして」ここに生えているのかとても気になり、調べてみることにしました。すると、「家島町立坊勢小学校 創立100周年 記念誌」にその答えが記されていました。
「私は、坊勢小学校の校門脇の銀杏の樹であります。私は、自分の出世についてはっきりしたことはわかりません。でも、私を大切に育ててくれた小林寅吉という方が、日露戦争の生還記念として姫路歩兵十連隊の営庭から銀杏の実を持ち帰って植えたのだと言っていたのをよく聞いたものです。私はいままでずっとこれを本当だと信じています。しかし、一方では、明治42年の卒業生が卒業記念に植えたものだとも言われていますが、これも嘘ではないのです。もともと私は、一番古い校舎の校門前に植えられていたのですが、芽ばえて4、5年して現在地に移植されたのです。その頃のことは残念ながらはっきりおぼえていません。後で聞く処によると旧校舎門前で小林寅吉さんの母親の、おとらさんという方が文房具を売っておられたのですが、どうやらその家の傍らに蒔かれて育てられたそうです。それが何かの都合で明治42年、3代校長井村清吉先生の指導で卒業記念樹として現在に移植されたのだそうです。」
(桂 辰ノ助氏、ノート「銀杏の樹は語る」から抜すい)
参考文献 「家島町立坊勢小学校 創立100周年 記念誌」
8月29日(木曜日)に始業式を迎え、2学期がスタートいたしました。1学期の終業式で児童と3つ約束しました。夏休みにしかできないことに挑戦すること、お手伝いをすること、けがや事故にあわないことの3つです。きちんと約束を守り、大きなけがや事故の報告もなく始業式を無事に迎えることができました。とてもうれしいです。これも保護者の皆さんのご協力のおかげです。2学期はオープンスクール、人権啓発学習会、海の子コンサート(音楽会)、姫路市小学校演奏会(5・6年生参加)など大きな行事をたくさん計画しています。児童が行事を通して目標を持ち、その目標の達成に向かって努力、挑戦していくことでさらに成長してくれることを願っています。保護者の皆さん、地域の皆さんにおかれましては、引き続きご支援、ご協力いただきますよう、よろしくお願いします。
夏休みに入り工事が本格的に始まりました。児童、保護者、教職員、そして坊勢島の皆さんが待ち望んだ改修工事が実現しました。今は「きれいになっている」というよりも「壊している?」「校舎内は原形をとどめていない」など作るより解体している工程のため「わくわく」というよりも「どうなるのかな」が勝っている現状です。校舎が完成し児童にとって安全で快適な学習環境が整うのは2年以上先になりますが、皆さん楽しみにお待ちください。ただ、工事に伴い、近隣にお住いの皆さんには工事車両の往来、通行の制限、騒音などご迷惑をおかけしております。大変申し訳ありませんが、引き続きご理解とご協力をお願いします。
姫路市小学校水泳大会が姫路市立総合スポーツ会館で行われました。坊勢小学校からも1名が代表選手として参加しました。めちゃくちゃ頑張ったことはもちろんですが、大会当日に自己ベストを出すことができメンタルの強さにびっくりです。きっとこれが自信となり今後の生活に生きると思います。学校行事だけではなく、学校やおうちでの学習や生活、遊び、習い事何でも構いません、目標に向かって努力し続ける児童、挑戦し続ける態度の育成に向け学校、家庭、地域が協力することが重要です。皆さんよろしくお願いします。
姫路市教育委員会より保護者への周知の依頼がありましたのでお知らせします。熱中症対策を強化するため、姫路市では、令和6年6月1日より危険な暑さから避難できる場所として指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を指定し、開放することとなっております。公民館や図書館などの公共施設が指定されています。坊勢地区では坊勢サービスセンターがクーリングシェルターとして指定されています。詳しくは、姫路市のホームページをご確認ください。下校時に、暑さによる身の危険を感じた場合、近くの人に助けを求めることや倒れてしまう前にクーリングシェルターで体を冷やすことが重要です。ただし、下校時のクーリングシェルターの利用は、通学路にクーリングシェルターがある場合に限ります。小学校では下校時に熱中症にならないよう、下校前には水分を十分にとるなどの声掛けを行ってまいります。ご家庭におかれましては、十分な水分補給ができますよう、お子様に必要な水分を持たせていただきますようご協力をお願いいたします。
坊勢島のコミュニティバスが新しくなります。そこで、姫路市都市局 地域公共交通課から「坊勢小の児童に車のボンネットに坊勢島をテーマに絵をかいてもらえないか」と依頼がありました。もちろん即決です。6年生児童の卒業記念制作の一つとして引き受けることになりました。保護者の皆さん、地域の皆さん、楽しみにしてください。
夏季作品展を小学校体育館で開催しました。児童が夏休み中に一生懸命に作り上げた工作・絵画・書道などの作品を展示しました。一つ一つ作品を見ていきましたが、工作にはそれぞれの工夫した点が、絵画には夏休みや1学期にあった出来事への思いが、そして書道には一人一人の気持ちが込められており、大変見ごたえがありました。
姫路市立坊勢小学校
住所: 〒672-0103 姫路市家島町坊勢415番地1別ウィンドウで開く
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ファクス番号: 079-327-1117
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