砂場遊び

子供たちは砂場で遊ぶことが大好きで、毎日楽しく遊んでいます。初めは個々で穴を掘っていましたが、「一緒にくっつけよう！」「大きくしよう！」と声を掛け合い、友達と協力して穴を掘っている姿が見られました。

友達とつなげた穴を徐々に広げ、砂場全体に道をつくると、「水流してみよう！」「プールみたいになるかな？」と砂場に水を流し入れ遊ぶようになりました。

樋を置いて「橋みたい！」と水が流れる様子を楽しんだり、パイプを突き刺して水を入れ、「噴水になった！」と喜んだりする姿が見られました。

遊んでいく中で、「なんで水を入れたのになくなるんやろ？」「なんでここは流れんの？」と砂が水を吸っていくことや、高低差に疑問に感じたり、水を入れるとできる泡を見て、「見て！あわあわになった！」と手に付けて楽しんだりしています。

砂場遊びでは、砂や水の触覚や水の不思議、流れ方などの“化学の芽生えの基礎”となったり、友達と一緒に思いを伝え合ったり、試行錯誤しながら協同的に遊んだりすることができる場です。幼稚園では“遊び”という実体験を通して学びを積み重ねています。