飼育、孵化していたホタルを川へ返しました

6月7日の夜に採取されたホタルたち、228匹から数えきれないほどの卵がうまれ、消しカスくらいの小さな幼虫になってから、装置に引っ越して早5か月ほどが経ちました。

11月29日、朝の寒い中に素手で水に浸かった砂をかき分け、出てきた幼虫は肉眼でばっちりと見える程に成長していました。

もちろん、ホタルにも個体差があり、1ミリくらいのものから5センチのものも。

「どれだけカワニナを食べたんだ！」と言いたくなるほどムチムチした幼虫もいました。

放流に至るまで、水温を調整してくれたり、カワニナを注文してくれたり、キャベツを持ってきてくれたり、食べられたカワニナの殻を毎日取り除いてくれたり、たくさんの人の手があって成長したホタルたち。

今年はなんと、兵庫県立夢前高等学校の「夢前川シャイニングプロジェクト」にも要請があって参加し、ホタルの幼虫を30匹ほど寄付しました。

（本校では「ホタルの嫁入り」と言っています）

「夢前川シャイニングプロジェクト」については、夢前高等学校のホームページ別ウィンドウで開くもぜひご覧ください！

子供達と共に、地元のホタルたちが他の川で光り輝き、嫁入り先で誰かの心を癒せるよう安富の地から願っています。