ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

ホーム

ホーム

姫路市立家島中学校

IESHIMA JUNIOR HIGH SCHOOL

令和6年度12月

  • 更新日:
  • ID:23417

人権週間(12月4日から10日まで)

12月の和風月名は「師走(しわす)」です。その由来には諸説あるようですが、「かつては冬の季節、師(僧侶)を招いて読経などの仏事を行う家が多かったため、お坊さんが東西に忙しく走り回ることとなり、『しがはせる』から『しはす』になった」とも言われています。年の瀬が近づくとなにかと慌ただしさを感じがちです。そんな時こそ心にゆとりを持ちたいものです。1年を振り返り、今年の初めや4月に思い描いていた「めざす自分」と「今の自分」を比べ、今後の成長に活かしてみましょう。

さて、12月10日は「世界人権デー(Human Rights Day)」です。昭和23年(1948年)12月10日の国連第3回総会で世界人権宣言が採択されたのを記念し、昭和25年(1950年)12月4日の第5回総会において定められました。日本では12月4日から10日までの1週間を「人権週間」とし、さまざまな啓発活動がおこなわれます。世の中には、いじめや虐待等のこどもの人権問題、匿名での誹謗中傷やフェイクニュース等によるインターネット上の人権侵害、障害のある人や外国人、性的マイノリティ等に対する偏見や差別、部落差別(同和問題)、ハンセン病問題といった多様な人権問題があります。そして「最大の人権侵害」と言われる戦争や紛争も続いており、犠牲者数も増加の一途をたどっています。これらの問題には、根底に「自分と異なる考えを受け入れず、自分の考えを押しつける(攻撃する)ことで自分の優位性を守る」という考え方があるのではないでしょうか。このような世界では「一人ひとりの人権が守られている」とは言えません。

「一人ひとりの人権が守られている社会」というと少し堅苦しいかもしれませんが、要は「誰もが排除されず、自分らしく生活できる社会」ということです。そのような視点でも今年を振り返ってみてはどうでしょう。より良い集団づくりのため対話を通して互いの思いをうまく伝え合うことはできたでしょうか。自分なりの考えを持つために、身の回り(家庭や学校)や世の中の出来事に目を向けることができたでしょうか。「違いを一旦受け止める心のゆとり」や「相手を全否定せずに自分の考えを伝える対話力」を大切に生活していきたいですね。

お問い合わせ

姫路市立家島中学校

住所: 〒672-0102 姫路市家島町宮1877番地2別ウィンドウで開く

電話番号: 079-325-0049

ファクス番号: 079-325-2575

電話番号のかけ間違いにご注意ください!