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姫路市立網干小学校

ABOSHI ELEMENTARY SCHOOL

令和6年度2学期 学校だより「かけはし」

  • 更新日:
  • ID:23588

9月号

2学期が始まりました

去る8月24日(土曜日)には暑い中、多くの親子の皆さんが親子ふれあいクリーン活動に参加していただきました。私(校長)も久しぶりに多くの子どもたちと保護者の皆さんの姿を見るだけでうれしく思いました。朝から気温も湿度も高く、どちらかと言えば不快を感じる気候でしたが、子どもたちの表情は穏やかで、黙々と作業をしていました。中には草抜きの成果を伝えてくれる子もいました。おかげさまで短時間のうちに学校の敷地がきれいになりました。ありがとうございました。

親子ふれあいクリーン作戦中庭の様子

中庭の作業

親子ふれあいクリーン作戦東側フェンス前の様子

東側フェンス前の作業

親子ふれあいクリーン作戦集合の様子

終わりの集合

さて、長い夏休みも終わり、2学期が始まりました。子どもたちにとって、長い夏休みだからこそ経験できたことはありましたでしょうか。各地区では夏祭りの参加や、相撲大会の参加などをされたお子さんもあるのではないでしょうか。PTA父親教室に参加されたお子さんは多くのイベントに参加していました。網干小学校の代表として姫路市小学校水泳大会に参加したお子さんの中には優秀な成績を残し、始業式に表彰された子もいました。また、大きなイベントの参加はなくても、何かを継続して達成できたことがあれば、それだけでも子どもたちにとって良い経験になったと思います。私(校長)も、夏休みを利用して34年ぶりの教え子との出会いや29年ぶりに同級生との出会いがありました。仕事としては網干小学校のホームページを少し編集しました。昨年度は三田前校長先生中心にホームページを作成していましたが、今年度はほとんど更新しないままになっていました。夏休みになって比較的時間にゆとりもありましたので、学校だよりや学校行事を中心に更新しています。長い夏休みでしたので、起床・就寝時間等、生活のリズムがまだ戻っていない子どもたちもいると思います。できるだけ早く学校生活のリズムに戻せるようにご協力ください。季節はもうすぐ9月になりますが、2学期早々から台風の影響を受けて8月30日は臨時休業日になりました。台風が去ると秋の兆しが見え始めるという認識を持っていましたが、長期予報は10月までは温かいと言われています。夏は終わったと考えず、登下校中の熱中症予防にも気をつけてください。また、1学期末まではお子様について何も気になることはなかったけれども、夏休みの経験から体調面、精神面で心配なことが生じているようでしたら、お気軽に各担任にお知らせください。それでは2学期もよろしくお願いします。

2学期の行事について

1学期同様、2学期もさまざまな学年行事、学校行事を計画しています。9月は3年生校外学習で地引網体験、4年生は林間学校を実施します。6年生は出前授業を企画し、姫路市埋蔵文化センターから講師先生を招き、古網干遺跡について学習します。10月は2年生が町探検を行います。5年生も国際理解出前講座を計画しています。全体の行事としては10月にオープンスクールを計画しています。ぜひ学校でのお子様の様子をご覧ください。11月には音楽会を計画しているため、2学期の音楽の授業は、本番に向けた練習が始まります。そして開校記念日には記念行事として記念碑の除幕式と、播州段文音頭を踊る予定です。また、学校行事ではありませんが、10月には魚吹神社の秋まつりが開催され、例年地域行事に参加するために1日目(宵宮)は短時間で下校、2日目(本宮)は1日休みにしていましたが、1日目も登校してすぐに下校する児童、保護者の皆さんの負担も考え、今年度から学校を2日間お休みにすることに決めました。秋祭りはどの地域でも行われますが、魚吹神社の秋祭りはとても盛大で、大切な地域の伝統文化に触れる良い機会になります。子どもたちの秋祭りへの関わり方は同じではないかもしれませんが、ぜひ祭り文化に触れる機会を作ってあげてください。姫路市の教育は「ふるさとを愛し、社会の持続的な発展のために連携し、協働できる人間を育てる」ことも目標になっています。秋祭りに触れる機会だけがこの目標につながるとは思いませんが、ふるさとを愛する機会になればと思っています。

あの日を忘れない

日本ではいつも8月中旬にマスメディアで取り上げる話題があります。1945年に終戦を迎えた太平洋戦争です。私(校長)には戦時中の記憶はありませんが、前に私の母から「79年前の姫路空襲の時に姫路市から龍野市に荷台を引っ張って逃げた。」と聞いたことがあります。避難した当時の母は小学校低学年だったため、戦争について聞いた話はこの程度のことです。今年のある新聞の特集は姫路市で編成された陸軍のある中隊がビルマ(現在のミャンマー)の戦地で154名亡くなり、他にも行方不明者もいる中、14人だけ帰国したことが書かれていました。名古山霊園には亡くなられた方のために記念碑が建てられているようです。毎年メディアを通していろいろなことを教えてもらっていますが、姫路でも出兵されて多くの方が亡くなっていることは知りませんでした。現在も戦場のウクライナやガザ地区では戦火に怯えながら生活していることを考えると、日本では子どもたちが当たり前のように学校に通えることはとても幸せなことだと思います。しかしながら戦争被害について体験された方は段々と減りつつある今は、身近に戦争体験を聞くとも難しくなりました。戦争体験の話も、他国よりも自国の方が聞く子どもたちにとっても感じ方が変わります。2学期始業式では79年前に戦争が終結したことや、戦争がないから学校にも来られることを話しました。どうかご家庭でも日本でも戦争があったこと、被害にあわれた方がたくさんいたこと等、話す機会を持っていただければありがたいです。

10月号

いよいよ秋到来です

最近になってようやく朝が涼しく感じられるようになってきました。日中はまだまだ暑い日もありますが、空を見上げるとひつじ雲、うろこ雲のような秋の空が見られるようになってきました。今年はなかなか季節の移り変わりが遅いですが、秋は少しずつ近づいています。子どもたちも少しずつ外で遊べる機会が増えてきました。さて、保護者の皆さんは『○○の秋』と言えば何を思い出されますか。『紅葉の秋』、『読書の秋』、『スポーツの秋』、『食欲の秋』、『芸術の秋』、…という風にたくさんありますが、これは段々と過ごしやすい気候になって、多くの人々が活動的になってくるからでしょうね。学校での活動も同じです。学年によって違いますが、暑さを気にしていた体育の授業もリレー走やハードル走など、運動量が多い種目も実施するようになってきました。スポーツの秋到来です。11月の音楽会に向けて、各学年で合唱、合奏の準備を進めています。芸術の秋です。図書室の二井先生には低学年のクラスの子どもたちに読み聞かせもしていただいていますし、各クラスには身近な読書を目指して夏休み中に学級文庫の整理も行っています。読書の秋ですね。どの小学校でもさまざまな教育活動を活発に行っていますが、今回は網干小学校独自で取り組んでいることを紹介します。

聞き上手、話し上手

保護者の皆さんには1学期に参観日や懇談会等で教室に足を運んでいただきましたが、教室の前方に右のような掲示物がかかっているのをご存じでしょうか。これは多くの人とコミュニケーションをとるために『聞き上手』になれるようにと子どもたちに提示したものです。現在網干小学校では伝え合う力(対話能力)の育成に力を入れていますが、そのためには聞く側の姿勢も大切であると考えてどの教室にも掲示しています。子どもたちが意識して聞いてくれれば話す側は話しやすくなります。朝会でうなずきながら私の話を聞いてもらえたら嬉しいですね。(もちろん私も聞いてもらえるような話を心掛けます。) そして『話し上手』を目指して、自分が話したいことを的確に相手に伝えるために、理由がある意見を伝える練習や、はっきりとした声で伝える練習をしていきます。すぐに効果は上がるとは言えませんが、将来的には取組の継続によって、はっきりとした声で自分の意見が言い、それをきちんと周りが聞き、聞いたことに対しての自分の意見をまた言う姿が徐々に増えて、それが自分の行動に自信を持てるようになると考えています。まずはご家庭でも『聞き上手』を意識してもらえればありがたいです。

聞き方あいうえお
  • 10月の行事は「教育活動」のページをご覧ください。

11月号

やっと秋らしい気候になりました

10月21・22日と魚吹八幡神社の秋祭りを終え、ようやく気候も長袖を必要とする気候にかわってきました。児童のために秋祭りに多く関わっていただいた保護者の皆さんには感謝を申し上げます。秋祭りは学校行事ではありませんので、宵宮に少しだけ祭りに参加している子どもたちの様子を覗くと、みんな生き生きとした表情で参加していました。夜は神事に参加させていただき、提灯練りを少しだけ見せていただきました。残念ながら22日の昼宮は出張のため子どもたちの様子を見に行くことはできませんでしたので、来年は2日とも様子を見に行ければと思っています。先月に6年生が受けた出前授業の中で、講師の先生が「垣内の古網干遺跡からは平安時代末期から魚吹八幡神社に京都の石清水八幡神社から送られた器が多く出土している。この器は瓦器碗(がきわん)と言って、大阪の産地に注文して送られたもの。」と話されていました。当時は海岸もこの辺りにあったようで、船で大阪から運ばれていたそうです。そのような昔から続く神社のお祭りのことを考えると、網干文化の長い歴史と伝統を守ってきた人々の思いはこれからも大切に受け継がれていってほしいものです。どうか網干小の多くの子どもたちにも先人たちの思いを伝えていただき、郷土愛を育んでいただければありがたいです。

檀尻(新在家)の写真

電飾された檀尻(新在家)

檀尻(余子濵)の写真

電飾された檀尻(余子濵)

檀尻(垣内)の写真

電飾された檀尻(垣内)

屋台(大江島)の写真

大江島の屋台

  • 11月の行事は「教育活動」のページをご覧ください。

12月号

1年の締めくくりの季節になりました

今年も早いもので、師走になりました。今まで同様、気候の急変で体調を崩されないようにご留意ください。ところで小学校は12月24日(火曜日)が2学期の終業式です。1月になっても学年は変わりませんが、『1年の計は元旦にあり』というように、1月1日朝に1年間の計画を立てましょうという言葉があります。学級目標や学年目標は4月から3月までの目標ですが、個人の習慣に関する目標は1月からでよいような気がします。そう考えると12月は普段のお子様の生活を各ご家庭で見つめなおし、月末には今の学年でうまくできていないことや、逆にこれまでと同様に続けさせたいことなどを子どもと相談していただき、1月に新たな子どもたちの個人目標を決めていただくのが良いと思われます。3学期は新しい学年になる準備期間のようなもので、1・2学期と比べて学校に登校する日数も少ないです。今の学年で新たな個人目標のもとで学校生活をはじめ、学年が変わったときに同じ姿勢で学校生活を続けられれば新学年のスタートも切りやすいと思います。ご家庭でご検討ください。

開校記念日記念行事が行われました

11月号でお伝えしましたように、11月12日(火曜日)に記念行事を行いました。天気は快晴で、11月とは思えない暖かさの中で催されました。当日は来賓の皆さんやPTAの皆さんにも参加していただきました。心からお礼を申し上げます。また、取材に来られていた神戸新聞社の方に、11月19日朝刊地域版(姫路)に記事を掲載していただきました。今後も網干地区で踊られている音頭をお披露目できたらと思っています。それでは一部ですが、当日の感想(5、6年生)を掲載します。

担い手

  • 音頭は練習の時より声は出ていなかったけど、ちゃんと間違えず唄えてよかった。網干音頭をみんなで踊れて楽しかった。
  • みんなで音頭を唄えて楽しかった。ずっと立つだけはツラかったけど、めったに聞いたりすることがない三味線があったりして、私の中では最高だった。1回目は変になったけど、とっても楽しくてとても良かったです。みんなで一体感が感じられて、楽しかったです。

太鼓演奏

  • 太鼓は難しかったけど、太鼓自体は楽しかったです。
  • 初めて代表になって太鼓をしたけど、たくさん練習をして上手にできてうれしかったです。
  • あの言葉『輝け150年の歴史! 網干っ子と未来へ』を見て網干小学校を思い出す。

踊り担当

  • 去年よりもきれいに踊れた。151周年も踊れてうれしい。大人になっても何か参加したい。
  • 踊りを全力で楽しみながら踊れてよかった。いい経験だと思った。
  • 踊りは去年と同じだったので覚えやすかったです。地域の人と混じって踊るのが楽しかった。
  • 今年は初めての踊り代表でした。去年の難しそうな踊りを見ていた私も踊れるようになりました。他の人に合わせて踊るのも大変で、たまには振りを間違え、1人足りなくて踊れなくなったりしたけど、本番は思い通りにいって良かったです。151周年の歴史の一部に残った気がしてうれしかった。

児童全般

  • 初めてこんな行事を経験したけれど、思っていたよりもまたやりたいと思うぐらいに楽しかったです。
  • 今まで網干小学校は色んな人に支えてもらっていることを実感できた。
  • 全員踊ったし、6年生が盛り上げてとても良い151周年になりました。私たちが伝統を受けついでいるんだなと思うとうれしかった。
開校記念日記念行事の隊形写真

教育講演会「命の授業 ドリー夢メーカーと今を生きる」

網干小学校の児童が今の自分を見つめなおし、将来について希望や勇気が持てるようにと考え、講師として元中学校教師の腰塚勇人先生をお招きしました。36歳の時にスキー事故で首を骨折して首から下が麻痺して動かなかったことで、事故直後は将来を悲観して命を絶とうと思ったようですが、当時の担任をしていたクラスの子どもたちや同僚の先生たちが「ダメだ」という思いを「頑張ろう」という思いに変えてくれて、多くの人の支えでリハビリを行い、4か月後に職場に奇跡的に復帰された方です。怪我の後遺症(右半身の麻痺等)は残っているものの、怪我をして気づいたことを通して子どもたちに生き方のヒントになることをたくさん教えていただきました。(ホームページなどでも紹介されている方です。)先生本人の経験を通しての講演だったため、5・6年生の反響も大きかったです。少しですが感想を紹介します。

  • 気持ちと体はつながっていることを初めて知った。自分にもドリー夢メーカーがいることが分かった。
  • 奇跡は起こすものではなく起こるもの。私は何もできないけど、話を聞いてあげることはできるから、少しでも誰かのドリー夢メーカになりたい。
  • 改めて言葉の力はすごいと思いました。ドリー夢メーカーは良い言葉、ドリー夢キラーは悪い言葉。自分の中にはどちらもいるけど、ドリー夢キラーの言葉に惑わされないようにしたいと思いました。言葉はすごく考えて使おうと思いました。
  • 友達や家族、先生はやっぱりとっても大切なんだなと思いました。自分は道徳で命の話はたくさん学んだけど、今日の命の授業は自分が聞いた命の話の中で一番心に響きました。
  • 今日私は命の授業をして良かったなと思いました。わかったことを低学年の人にも教えてあげようかなと思いました。
  • 目の前に夢がある人は頑張れるというのがわかりました。生きたくても生きられない命もあるから、命を無駄にせず生きていきたいと思いました。
  • 講演は聞けなかったけど、友だちから話を聞いて、『5つの誓い」を忘れないようにしたいと思いました。
  • 私は「将来何になりたいか」が夢だと思っていたけれど、「今誰に会いたいか」「今食べたいものは何」なども小さなことでも夢ということを知れた。
  • これからはお母さん、お父さんに少しでも良いから一緒に話す時間を作って、会話をしようと思う。諦めたいと思った時こそ一歩踏み出そうと思う。
  • よくお母さんが「自分の言ったことは自分に返ってくる」と言っていて、それは今日の話で普段の行いが大切だと改めて感じました。
  • 自分が嫌いだな、苦手だな、と思っている人がいても、その人のことを好きな人もいるから、自分の気持ちを聞いてもらいたいなら聞いてくれた人の気持ちも聞いてあげなくてはいけないと思った。
  • 生きることをあきらめなかったのは、周りで支えてくれた人がいたからで、あきらめずにできたんだなと思った。
  • 他の人に助けてもらうことは恥ずかしいことじゃないと知った。
5つの誓いのシール写真

さまざまな支援をいただき、ありがとうございます

昨年度の創立150周年を記念して、地域の皆さんの思いが寄贈という形で残っています。今年度も創立記念式典でお披露目した記念碑や音頭演奏の和太鼓という形になりました。また150周年とは別に、昨年度垣内地区の株式会社アシスト様からは、網干小学校児童には健全な身体の基礎をつくってほしいという思いをいただき、今年度になって、陸上器具のハードルに変えさせていただきました。網干小学校は地域の皆さんに支えられています。心より感謝申し上げます。

石碑(和顔愛語)の写真

和顔愛語の石碑

ハードルの写真

可動式ハードル

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