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姫路市立飾磨東中学校

SHIKAMAHIGASHI JUNIOR HIGH SCHOOL

令和6年度学校だより2月号

  • 更新日:
  • ID:23812

如月「春の始まり」

1年で最も寒い時期である「大寒」(今年は例年にない穏やかな気候でした)が過ぎ、2月を迎えました。2月は別に「如月」の呼称があり、中国の2月の異名が由来といわれます(諸説あります)。そこには、寒い冬が終わり春に向かって万物が動き始めるという意味が込められているそうです。春の始まりである「立春」の日に、玄関に「立春大吉」と書かれたお札を貼って厄除けとする風習もあるそうです。(左右対称で裏から見てもほぼ同じ文字に見えるため、門から入ったつもりの鬼が勘違いして引き返すのだとか..)これから少しずつ日が長くなり、暖かい日差しを感じる日も増えてきます。穏やかな春の到来が待ち遠しいですね。

学んで知ること

今月下旬には期末考査があります。3年生はその前に私立高校受験や公立高校の推薦・特色選抜があります。「また勉強か..」と皆さんのため息が聞こえてくるようです。「勉強ってしないといけないの」という学生にとっての永遠のテーマに、学者で元大学教授の養老孟司さんは次のようなことを述べています。

  • 勉強をするのは、人生の選択肢を増やすため。
  • 例えばあるスポーツができる場所に行ったとき、そのスポーツを体験したことがあったり、ルールや技術などについて知っていたりすれば、見て楽しむことも、体験して楽しむこともできる。
  • でも、そのスポーツについての知識も経験もなければ、ただ見ていることしか選択できない。ならば、自分で選べる方がたのしいのでは?
  • 勉強も同じようなもので、何かについて知っているほど、人生の選択肢は増える。勉強はしんどいが、した分だけ選択肢が増えて、いろいろな物事を自分で選ぶことができるようになる。
  • 学んで知るから、人生の選択肢が増える。たくさんの選択肢の中から選ぶことができるから、好きなように生きることができるのでは?

(出典:中央公論社 『養老孟司;わからないのでおもしろい』 より一部要約)

勉強することはしんどいことですが、その中で「知ることがおもしろい」「学ぶことが楽しい」という感覚を覚えることが将来にわたり、自分にプラスとなって還ってきます。しんどいことに向き合って、選択肢がたくさんある、実り豊かな将来の土台を築きましょう。

平常心で

これから受験を迎える3年生は、不安でいっぱいだと思います。しかし、自分だけが不安なわけではありません。受験生みんな同じ思いを抱いています。きっとみんなも同じなんだと考え、周囲の仲間と支えあいながら、受験という壁を乗り越えて欲しいと思います。

語り継ぐ「1月17日;よりそう」

先日、姫路市教育委員会より田渕哲先生をお迎えして防災教育集会を行いました。印象に残った言葉として、以下の言葉を紹介してくださいました。明石公園にある石碑に刻まれた言葉で、プロレスラーのジャイアント馬場さんの尽力によって建立されたものだそうです。遠い過去の出来事ととらえず、繰り返し記憶することが、語り継ぐことにもつながると改めて感じた集会となりました。

これはいつかあったこと

これはいつかあること

だからよく記憶すること

だから繰り返し記憶すること

このさきわたしたちが生きのびるために

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