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姫路市立豊富小中学校

TOYOTOMI ELEMENTARY AND JUNIOR HIGH SCHOOL

学校だより『蔭山の里(かげやまのさと)』令和7年(2025年)3月3日 No12

  • 更新日:
  • ID:23996

学校をアップデートする!

昨年4月に就任された久保田智子教育長が2月10日に行われた全市校園長会において、これまでたくさんの学校を訪問された経験も踏まえて次のようなお話をされました。

「自分は教える側の人間(先生)ではない。ならば、私らしく教育長の仕事をしていこう。現場(学校園)の実情を社会にわかってもらうことが自分の仕事であると考えている。」そしてこれからの自分の教育長としての仕事の方向性として「3つの約束」を提示されました。

  1. 保護者へのアップデート
  2. 地域のアップデート
  3. メディアのアップデート

この3つの約束は、保護者への情報提供等だけでなく、子どもを中心に据えた学習環境の構築のために県や国へ制度改革等の積極的な働きかけを行うこと、さらに、メディアが日本社会の空気を創っていることから、学校のいいところをどんどんメディアに発信していくことで姫路の教育を良い方向へとアップデート(更新)していきますということでした。そして、私たち校長に対しては、現状認識をしっかりと行ったうえで、リスクを恐れずにどんどん「学校のアップデート」をしてほしい、と強く要望されました。本校は義務教育学校として開校以来、「変動する社会の中で自己を実現できる人材の育成」を学校教育目標とし、「豊かな感性を持ち、知恵を活かして課題や場面に対応できる子」をめざす子ども像として、教育活動に取り組み、特に、ICTの活用、NIE(新聞を活用した教育)の推進、図書館を活用した教育に継続的に力を入れてきました。下の2枚のリーフレットは姫路市教育委員会が作成した「ワクワクする授業づくり」と「探究的な学び」という姫路市が目指す教育を具体的にあらわしたものですが、ここでキーワードとして出てくる「ICTの利活用」「アウトプット」「探究的な学び」は本校がすでにこれまで、積極的に取り組んできているものです。本年度実施した「児童生徒意識調査」においても、「自分が使いたいときにICT機器を使って学ぶことができましたか」や「授業で、自分で調べたことを整理したり、まとめたりしていますか」、「授業で、自分の考えを発表する機会では、自分の考えがうまく伝わるよう、資料や文章、話の組み立てなどを工夫して発表していたと思いますか」などの質問に対して、「肯定的な回答」をした児童生徒の割合が、姫路市全体の割合を大きく上回る結果が出ています。これはこれまでの本校の取組の大きな成果だととらえています。このような現状を踏まえたうえで、子どもたちに「変動する社会」のなかで、さまざまな「課題に対応していける力」をさらにつけていくことができるように、さまざまな場面で「学校のアップデート」をしていきたいと思います。

9年生はいよいよあと1週間で卒業式を迎えます。1月から始まった私立高校入試、2月に行われた公立高校の推薦・特色選抜入試等を終えて、約半数の生徒が進路を決定することができました。残りの半数の生徒は3月12日の公立一般入試に向けて努力を続けています。残りわずかとなりましたが、最後まであきらめることなく自分の目標に向かって頑張ってほしいと思います。すでに進路決定した皆さん、そして、1から8年生の皆さんには豊富小中学校のチームの一員として、仲間、先輩たちのサポートをしっかりとお願いします。保護者の皆さんにはご家庭で体調管理と励ましを引き続きお願いいたします。それぞれ進む道は違いますが、4月にはみんなが笑顔で新しいステージに立つことができることを願っています。

「がんばれ! とよとみっ子  応援しています。」

姫路市教育委員会作成リーフレット
校長室前の掲示より 頑張れ9年生 十五の春をみんな笑顔で迎えよう 応援しています

お問い合わせ

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電話番号: (前期課程)079-264-0021 (後期課程)079-264-0039

ファクス番号: 079-264-0389

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