学校だより（令和7年度4月号）より

やわらかな春風や、咲き誇る桜の花に、心華やぐ季節となりました。8日（火曜日）の入学式で101名の新入生を迎え、全校生徒299名（2年生95名、3年生103名）で、いよいよ令和7年度がスタートします。4月は、環境が変わる節目の時期です。この節目を大切にして、自分自身をステップアップさせるチャンスにしたいものです。

生徒の皆さん、中学生とはどのような年代でしょうか。電車等は大人料金になりますが、施設等では大人料金と小人(から中学生まで)料金というのもあったりします。各種法令によっても青少年の年齢区分はさまざまです。なかなか微妙な時期で、渦中にいる中学生には、自分を客観的に見ることができないかもしれません。しかし、だからこそある意味で、自分を客観的に見始める時期だと言うことができます。第三者の立場に立って、自分を見つめてみてください。人の目には自分がどのように映っているのでしょうか。そして、どのように見られたいのか考えてください。「なりたい自分」を探っていく時期でもあるのです。

進級や入学にあたり、新たな気持ちで自らの生活をリセットし、中学校生活の限られた時間の中で、時にはあれこれ悩みながら自分探しをして、成長していってくれることを願っています。頑張っていきましょう。

生徒たちに夢や希望を持たせ、一人ひとりが安心して生き生きと活躍できる学校づくりに努めたいと思います。令和7年度の学校教育目標と重点目標を次のように設定し、学校・家庭・地域の連携・協力を密に本校教育活動を推進してまいります。皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

校訓：「生き抜く力」知を求めあい、徳を磨きあい、体を鍛えあう

学校教育目標：『安全安心な学校づくり』『対話を大切に、なりたい自分を見つけ、自ら学び続ける生徒の育成』

• 個に応じた支援が行き届き、思いやりに満ちあふれた学校
• 生徒が主体的に安全に楽しく活動し、自己有用感・自己肯定感が味わえる学校
• 家庭・地域と連携し、信頼される開かれた学校

•  「あ・ひ・ル」を身につけた生徒
• 自他の生命や人権を大切にし、支え合い、思いやりの心をもつ生徒
• ふるさとに誇りを持ち、多様な価値観を認め、社会的自立・共生を目指す生徒

• 人間的な温かさ・厳しさ・しなやかさ等を持って、他者とかかわる教職員
• 人間力・指導力・授業力等、資質・能力の向上を図り続ける教職員
• 連携・協働し、生徒・家庭・地域・同僚から信頼される教職員