城乾中だより【概要】（令和7年度5月学校通信第3号）

4月21日から23日まで実施された城乾中学校の修学旅行、何よりもまず感じられたこと、それはこのわずか三日間の修学旅行を成功させるために実行委員が長い間、多くの準備をしてきたということでした。「修学旅行の・・・」と名の付く活動だけでなく、城乾中学校に入学してからこれまで皆さんが積み重ねてきたことが、修学旅行中の「動き」に、「言葉」に、「姿勢」に現れていました。当然、皆さんにとって城乾中学校での修学旅行は一回限りです。このように限られたわずかな機会に向けて、長い時間をかけて多くのことを積み重ねる。それから経験したこと、学んだことを次の機会に活かすことが成長の連鎖です。さて、修学旅行出発前の4月18日体育館で3年生の皆さんに「九州、長崎で起きた悲劇や奇跡の跡をしっかりと感じてほしい。」という話をしました。「過去(むかし)と交流、最高の現在(いま)をつくりだそう！！ーよか『修学旅行』にするばいー」というスローガンを掲げていましたが、しっかりと「過去(むかし)と交流」し長崎の悲劇や奇跡を学ぶことができましたか。「最高の現在(いま)」＝「楽しい旅行」だけでなく、「最高の未来」＝「戦争のない平和な未来」へつながる「現在(いま)」をこれからもつくりだしてください。長崎は、鎖国時代にも交流があったオランダ(蘭)、中国(華)と日本(和)の文化が融合した特有の「和華蘭文化(わからんぶんか）」が生活に深く根付いています。この三日間で人々が積み重ねてきた文化と歴史を一部でも「わかる」ことができたのではないでしょうか。