学校だより08

新年度が始まってからひと月が過ぎ、はじめは緊張していた子どもたちも新しい環境に慣れ、新生活が「日常」になりつつあります。このように新たな環境に「適応する」という意味で、慣れるということは必要なことなのですが、一方で慣れによる「緩み」が出てくるタイミングでもあります。

そんな時、思い出してみましょう。例えば、新しいノートを使うとき、はじめの1ページは何となく丁寧に書きませんでしたか？教科書を初めて開くとき、丁寧に折り目をつけませんでしたか？それが、時が経つにつれ、字の書き方、物の扱い方が雑になっていった経験がありませんか？初心を忘れることなく、時々「はじめ」を思い出しながら「丁寧な生活」を続けていきたいものです。