6年生　修学旅行2

二日目（6月20日）は、まず銀閣寺に向かいました。銀閣寺の庭園の木々の緑と苔が瑞々しく、東山文化の発祥の地である「侘び寂び」の世界の美しさと素晴らしさを感じることができました。お気に入りの見学地の一番に挙げる子もおり、日本の伝統文化を味わうことができたことは嬉しいことでした。次に奈良の東大寺に向かいました。大仏の大きさに圧倒され、表情の穏やかさに心惹かれました。鐘楼の所では、一人ひとりが鹿煎餅を鹿にあげました。雌鹿、小鹿が多くいるところなので、ほのぼのとした落ち着いた中で煎餅をあげることができ、鹿とのふれあいを楽しみました。そして最終の見学先、薬師寺に向かい、法話を聞きました。住職さんは、薬師寺や仏像の歴史について説明されました。薬師寺には、国宝の薬師如来、日光菩薩、月光菩薩があり、古来より、怪我や病気から身を守ってもらうことを願って信仰されており、健康を願う寺であることを学びました。また、顔が下に向くと「面倒」、顔を前に向けると「面白」（おもしろい）、前を向いて楽しもうとすると面白くなること、その心がけで皆さんには全力で楽しんでほしいことを話されました。二日間の旅行は、6年生としての大事な思い出になりました。その思い出を、いつまでも大切にしてほしいと思います。