姫路市立 林田中学校
HAYASHIDA JUNIOR HIGH SCHOOL
- 〒679-4206 姫路市林田町林田33番地 地図
- 電話番号:079-261-2013
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姫路市立 林田中学校
HAYASHIDA JUNIOR HIGH SCHOOL
さわやかな秋風が心地よい季節となりました。保護者の皆さんにおかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、今月の28日は、生徒たちの情熱と努力の成果を発表する文化発表会を予定しております。現在、音楽の授業では、どのクラスも発表曲の練習に懸命に取り組んでおり、校舎のあちこちから一生懸命で心地よい歌声が響いています。合唱への取り組みは、音楽的な能力を高めるだけでなく、生徒たちにとって非常に大切な学びとなります。クラスの仲間と心を一つにして一つの作品を創り上げること。協力し合うことの意義や、共に成し遂げる喜びを感じること。これらの経験は、生徒たちが将来、社会の中で誰かと協力して困難を乗り越えるための、かけがえのない財産となるでしょう。当日は、生徒たちによる合唱やステージ発表の後、お昼休憩をはさみ、午後の部では「ふれあいコンサート」として、プロの演奏家による管楽器・打楽器による五重奏を予定しております。専門家による演奏は、生徒たちの感性を豊かに育む、素晴らしい機会となることと思います。実りの多い「文化の秋」に、生徒たちが一生懸命に取り組んだ歌声と、心を込めて準備した発表を行います。校舎では、日頃の学習の成果物を展示します。ぜひ多くの方々にご来校いただき、ご鑑賞くだされば幸いです。生徒たちの一回り大きな成長を、皆さんと分かち合えることを心待ちにしております。
今月6日、大阪大学特任教授の坂口志文さんがノーベル生理学・医学賞を受賞されました。たいへん喜ばしいいことです。体内の過剰な免疫反応を抑えるリンパ球の一種「制御性T細胞」を発見し、アレルギーや自己免疫疾患、がん免疫などの研究を発展させ、新たな治療法の道を開かれました。坂口さんの受賞インタビューの中では、今の若者に伝えたいことが特に印象的でした。報道で引用された主な発言は次の二点です。興味のあることを大切にすると、新しいものが見えてきます。ずっと続けると面白い境地に達する。また、2022年にリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんも、「好奇心を持とう。興味を持った教科が得意になり、将来につながるかもしれません。」と強調されました。さらに、「中学生は、自分の将来の道を決める本当のスタート地点です。得意な教科は将来につながるかもしれません。仮決めでいいから自分が面白そうだと思う仕事、例えば、外交官になりたいとか、イメージを決めるといい。すると、それを実現するために必要な情報が入ってきます。実際の将来と違っても構わない。とりあえず、こんな道があるかなと考えるのが大事です。」と述べています。学校で進路指導や職業体験を行う一方、保護者の皆さんとの対話や職業観が、子どもの進路選択に強く影響するとされています。近年、AIの発達で職業は変化していますが、お子様の興味・関心・適性を伸ばす環境づくりには、学校とご家庭、時には地域のご理解とご協力が不可欠です。保護者の皆さん、ぜひご家庭で、お子さんの「面白い」と思うことに耳を傾け、一緒に語り合ってください。それが、お子さんの未来を切り拓く好奇心の種を育てることになります。生徒の皆さんは、今一番「面白い」「興味がある」と思うことは何ですか?それを「続ける」ことで、どんな新しい自分が見えてくるか、ぜひ考えてみてください。
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