さまざまな行事を通して

11月から12月にかけ、子どもたちにとって多くの学びと経験にあふれた期間となりました。5年生が実施した自然学校では、友だちと協力しながら自然の中での生活を楽しみ、集団行動の大切さを学びました。4年生や3年生は交通安全キャンペーンや交通安全教室では、実際の場面を想像しながら交通ルールの大切さを島の方々に呼びかけたり安全な自転車の乗り方について理解を深めたりしました。また、3年生の施設見学では地域の方々の仕事や施設の役割について知り、社会とのつながりを感じることができました。6年生の鬼瓦製作では、伝統文化にふれながら、思い思いのデザインに挑戦し、ものづくりの楽しさを味わいました。これらの行事を通して、子どもたちは多くのことを学び、成長する姿を見せてくれています。今後も学校と家庭が連携し、子どもたちの成長を支えていければと思います。

5日間、すべて自分でやる中で、当たり前のように周りの大人にしてもらっていたことが当たり前でないと気が付いたようです。この活動を通して得た経験を基に、これからの子どもたちの成長が楽しみです。

6年生が卒業記念制作で鬼瓦を作りました。講師の安川氏のお話を真剣なまなざしで聞き、制作活動に没頭していました。それぞれが迫力満点の鬼瓦を仕上げました。鬼瓦には機能的な役割のほかに魔除け・厄除けの文化的な役割があるとのことです。

交通安全キャンペーンでは、子どもたちが地域の方々に向けて「交通ルールを守りましょう」と呼びかけを行いました。元気な声で挨拶や注意喚起をすることで、交通安全の大切さを自分たちでも再確認することができました。

また自転車教室（3年生）では警察の方に自転車の乗り方や整備について説明を受けました。自分自身が事故にあわないために、また人にけがをさせてしまうことのないようにするための大切なお話がいっぱい聞けました。

敬礼姿がとってもかっこいい3年生です。お巡りさんのお話を聞いているうちにお巡りさんに憧れ、帰るときにはおまわりさんになりたいと言い出す児童もいました。