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姫路市立 網干小学校

ABOSHI ELEMENTARY SCHOOL

令和7年度2学期 学校だより「かけはし」

  • 更新日:
  • ID:26116

9月号

どんな夏休みを過ごしましたか

41日間の長い夏休みも終わり、今日から2学期が始まりました。夏休み中は酷暑になる日も多かったですが、保護者の皆さんも我が子の夏休みのために家族でどこかに出かけたり、お子様と向き合う時間を多く取ったりされたのではないでしょうか。網干小学校でも8月3日(日曜日)早朝に網干商工同友会の岡田様、三井様のご厚意により、網干商工同友会100周年記念行事として熱気球搭乗体験を網干小学校の校庭で行いました。搭乗希望者は小学生のみ可能で、網干小学校からは約80名、網干西小学校からは約20名参加してもらいました。待ち時間は長い子で2時間ほどありましたが、どの子も興味津々の表情を浮かべて乗り込んでいました。気球は安全性も配慮して校舎ぐらいの高さの上空まで上昇し、周囲を見渡すことができました。このような経験は学校行事では決して企画できませんので、子どもたちにとってはとても貴重な経験になりました。関西の大学では奈良女子大学や同志社大学等で熱気球搭乗体験ができるサークルがあるそうですから、もう一度大学で乗ってみたい子が出てくるかもしれませんね。それから8月24日(日曜日)は網干地区相撲大会が開催されました。各地区の代表が参加して団体戦と個人戦を戦いました。競技の様子については、精一杯の取組ばかりで、勝負にこだわる姿が多くの観衆に感動を与えていました。網干地区の相撲競技も兵庫県ではとても知られた伝統文化の1つで、多くの皆さんに支え続けられています。子ども会役員の皆さん、そして小学生を指導していただいている皆さん、子どもたちのためにありがとうございます。夏休みが終了したとはいえ、残暑は厳しいです。当分は暑さ対策が欠かせないと思います。今年は日傘を差す子が増えていますが、影を作るだけでも熱中症対策につながりますので、特に体力に不安があるお子様には密集している場所での利用方法に注意していただけるなら日傘もお勧めです。

喫優に乗り込む様子

今から気球に乗り込みます。

気球が上がる様子

気球が段々と上がりました。

気球から見た地上の様子

20メートル上空から地上を見ると、すべてのものが小さく見えます。

命の授業を聞いてきました

8月16日(土曜日)に昨年度5・6年生対象に「命の授業」をしていただいた腰塚勇人さんの2500回記念講演を聞きに行ってきました。昨年度の学校だより(12月号)で紹介しましたが、中学校の体育教師だった腰塚さんは23年前のスキー事故で頸椎を骨折されて当時首から下が動かない状態になり、リハビリを経て4か月で現場復帰された方です。でも、右半身の麻痺は残り、15年ほど前に教職をやめ、経験から命の大切さをできるだけ多くの子どもたちに伝えるために日本中で講演会を実施されています。(テレビ番組『奇跡体験!アンビリバボー』で取り上げられた方です。)前回もそうでしたが、話を聞き終わると生きる元気が出てきました。今回の講演で印象に残ったことは、「最近の学校現場ではIT機器の充実や働き方改革に見られるように、合理的で無駄を省きすぎる傾向があり、日本人が大切にしてきた『お蔭様』『お互い様』等の感謝と許し合いのような暖かな人と人とのつながりを軽視しているような気がしている。」と言われたことです。私はそうならないように教育現場に関わりたいです。

あの日を忘れない

今年は太平洋戦争が終了して80年が過ぎ、新聞もテレビでも戦争についての記事がとても多かったような気がします。私が校長になってから学校だよりに戦争について書いてきましたが、今年は『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』というタイトルが気になり、この夏に読むことにしました。この本は歴史学者で東京大学教授の加藤洋子先生が、ある学園で冬休みの5日間に中高生向けに講義した内容を1冊の本に編集したものです。内容は史実を基になぜ日本が戦争をしたのかを説明しているのですが、日本だけでなくアメリカ、イギリス、中国、ロシア等の研究者の話も含めた説明です。あまりにも情報が多くて詳しくは把握できませんでしたが、日本には戦争を選ばない選択肢はあったものの、日本が戦争を選んだということはよく分かりました。では日本が今後、戦争をしない国を続けるためには何が必要なのでしょうか。私が思うのは子どもではなく、まず大人が当時の日本人が体験した戦争について知ることが大事だと思っています。戦争を経験した人にしかわからない辛さは経験者に聞くのが一番だと思いますが、80年前の出来事を語る人はだんだんと少なくなっています。でも80年の間に記録されたものはたくさんあります。例えばNHKの特集番組では、当時の日記を集めて1941年から1945年の移り変わりをまとめた映像を見たり、体験したことを音声に残したものを聞いたりしました。そんな番組を視聴するだけでも戦争はしないという気持ちになります。また、この夏に読んだ本から考えさせられたのは、歴史的な背景の中で多くの過ちがあって、それが戦争につながっているという事実です。今後の社会は将来の予測が困難な時代(VUCA時代)になると考えられていて、教育現場ではそれに対応したカリキュラムが考えられていますが、もし誤った判断をした時にも修正できる力を身に着ける必要があると言われています。そのためには群集心理で理由もなく人の意見に流された判断をしない生き方と、判断に迷ったときに助けてもらえる人間関係を大切にする生き方が必要だと私は考えます。歴史学者の磯田道史先生の本「司馬遼太郎で学ぶ日本史」では小説家の司馬遼太郎さんが21世紀の子どもに望むことは共感性と自己の確立であると書かれていましたが、まず大人が共感性と自己の確立を大切にしていかないと子どもは見向きもしないような気がします。大人が子どもたちに見習ってもらえる生き方をすることも戦争をしないことにつながる大事なことだと考えます。子どもたちを戦争に巻き込まないために、保護者の皆さんも年に1度は戦争と向き合ってみてはいかがでしょうか。

参考文献…加藤洋子著「それでも日本人は戦争を選んだ」磯田道史著「司馬遼太郎で学ぶ日本史」

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