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姫路市立 坊勢中学校

BOZE JUNIOR HIGH SCHOOL

第68回卒業証書授与式

  • 更新日:
  • ID:26587

少し冷え込んだ弥生の朝でしたが、空は澄み渡り、春の訪れを感じさせる穏やかな天気になりました。そんな最高の天候に恵まれる中、第68回卒業証書授与式が挙行できました。多くの来賓の皆さんにご臨席いただき、卒業生17名がこの日を迎えることができました。厳粛な雰囲気の中、卒業生一人ひとりの名前を呼び、卒業証書を手渡すことができました。その卒業証書の中には、生まれたときに家族から贈られた大切な名前が輝いています。

私の式辞で二つの話をしました。一つ目は、ぜひ自分の名前の由来を家族に聞いてほしいという話です。名前には皆さんが生まれたときの家族の喜びや、幸せな人生を歩んでほしいという願いが込められているはずです。そして今日家に帰ったら、その家族に対して素直に「ありがとう」の言葉を伝えてほしいと話しました。

二つ目は「なぜ人は学ぶのか」ということに触れました。皆さんは義務教育9年間を終え、これから高校へ進み、新しい世界へと歩み出していきます。世の中にはさまざまな人がいます。残念ながら、人をだましたり弱い心につけ込もうとする人がたくさんいます。だからこそ、人は学ばなければなりません。正しい知識を身につけ、自分の頭で考える力をもつこと、それが自分自身を守る力になります。そして高校では、これまでとは違う新しい仲間と出会います。「それはやめておいた方がいいよ」と声をかけてくれる友達、悩みを打ち明けたときに黙って話を聞いてくれる友達。そうした仲間の存在もまた、大切な学びとなるはずです。

式の最後には、私の好きなグループの一人、BEGINの「島人ぬ宝」の一節を紹介しました。「教科書に書いてあるだけじゃわからない。大切なものが、きっとここにある。それが島人ぬ宝。」この歌詞のように、皆さんが育った坊勢島には、教科書だけでは学べない大切なものがたくさんあります。坊勢島は、皆さんにとっての『宝』です。どうかその宝を胸に、それぞれの新しい道を歩んでいってほしいと思います。

校歌斉唱も三学年がそろって歌う最後の機会となりました。足を大きく開いて力強く歌う者、肩を揺らしながら歌う者、顎を突き出して声を張る者、それぞれの姿は違っていても、53名の生徒が心を一つにして歌う校歌には大きな力がありました。その光景を見ながら、私は坊勢中の素晴らしさを改めて感じながら卒業式が終わりました。

さて、この卒業式に至るまでの体育館では、さまざまな光景が見られました。式練習では、毎日3年生が率先して椅子を並べるところから始まりました。誰に言われるでもなく、自分たちで動く最上級生の姿はとても頼もしく感じました。練習の合間には、男子は三学年が一緒になって笑い合い、女子は体育館の二つのストーブの周りに集まって談笑する姿もありました。学年の壁を感じさせないその様子は、坊勢中学校らしい温かな空気そのもの感でした。

卒業式前日の準備では、新しい取り組みとして卒業する3年生も準備に加わりました。1・2年生は、これまでお世話になった3年生のために、体育館の隅から隅まで丁寧に会場づくりを進めてくれました。誰一人嫌な顔をすることなく、気持ちよく準備が進んでいく姿に、坊勢中の仲間を想う心の強さを感じる場面でした。

予行練習でも印象に残る場面がたくさんありました。体育館には程よい緊張感がありながらも、「卒業生を気持ちよく送り出そう」という在校生の気持ちが会場全体から伝わってきました。間違って返事をしてしまった場面でも、笑う生徒は誰一人いませんでした。前向きに一生懸命取り組んだ結果の間違いを、皆が自然に受け止めていたのです。その姿から、坊勢中の仲間意識の強さも改めて感じました。

こうした日々を積み重ねて迎えた卒業式でした。卒業生17名の皆さんが、この坊勢中で過ごした三年間を胸に、それぞれの新しい道へと力強く歩んでいくことを願っています。皆さんのこれからの人生に、多くの「幸」が訪れることを心から祈っています。

卒業式会場の様子です。
3年生が選んだ今年の卒業への漢字一文字です。

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