秘密は「ピンホール」
小さな穴を「ピンホール」といいます。
小さな穴を通った光はちょうどレンズを通ったように、少し離れた場所に像を作ります。そこで、「何か穴のあいているもの」と「像を映すスクリーン」をセットにすると、太陽の形を見ることができるのです。
スタンダード「厚紙ピンホール」
1:用意するのは、厚紙と画鋲だけです | 2:厚紙に穴をあけますが、はじめは小さめ、あとで様子を見ながら大きくします | 3:外に出て壁に厚紙の影を映すと、丸い太陽の形が見えます |
ポイント
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4:白い壁のほうがよく見えるので、壁に紙を貼ってもいいです |
高級ピンホール「落しぶた」
1:用意したのは100円ショップにあった落し蓋と白い紙です | 2:壁際に置いた白い紙に、落し蓋の影を合わせます | 3:丸い穴を通った光が太陽の形になります! |
ポイント
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ハイグレード「牛乳パックカメラ」
用意するもの
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1 1個目の牛乳パックは、底に小さな穴を開けます (はじめは小さめ、あとで見ながら大きくします) |
2 2個目の牛乳パックは底を切り取って四角い筒にします(牛乳パックが2個しかなければパス) |
3 3個目の牛乳パックは、底に近いところに切れ目(赤い線の場所)を入れて、窓を作ります |
4 1個目の牛乳パックは小さな穴が外側になるように上下を逆にして、3つを連結します |
5 筒の影を見ながら、小さい穴を太陽に向けます |
ポイント
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6 3個目の牛乳パックの窓から底の部分を見ると、丸い太陽の形が見えます。太陽が暗い場合は、少しずつ穴を大きくしてみてください。 |
これもピンホール効果「木漏れ日」
木陰に見える明るい部分は、よく見ると丸い形をしています。実は、これは太陽の形が見えていて、日食の時は欠けているのが見えます。太陽を直接見ないし、写真を撮ることができます。道具もいらないのでとてもオススメです。写真は日食の時の木漏れ日です。ちゃんと三日月のように欠けているのが分かります。