科学がどんなに進歩しても、血液は人工的に造ることはできません。さらに、血液は生きた細胞で長期間保存できません。輸血に必要な血液をいつでも十分に確保しておくためには、絶えず皆さんの献血が必要となります。献血へのご理解とご協力をお願いします。
毎日、多くの方にご利用いただいている「姫路みゆき献血ルーム」。姫路のみならず播磨地域の献血拠点である「姫路みゆき献血ルーム」は姫路駅前フェスタビル北館4階にあります。
キッズスペースも備えた落ち着いた空間で、誰もが安心して献血できるスペースです。
献血をしようという方は是非お立ち寄りください。
姫路市駅前町241(フェスタビル北館4階)
フェスタビル北館については、大手前通り側の入口をご利用ください。
フリーダイヤル 0120-160-489
午前10時00分から正午まで、午後1時00分から午後5時30分まで(成分献血は午後4時45分まで)
年末年始
献血の受付などの手順、献血後のご注意など、当日の流れに沿って説明します。
ご本人の確認、献血の副作用やいただいた血液の利用目的などについて同意をいただいた上で、献血にお申込みいただきます。
献血される方の安全を守り、また、患者さんが安心して輸血を受けられるよう、献血いただく方の健康状態を伺うため、質問に回答していただきます。
ご回答いただいた内容に基づき、医師による問診と血圧測定を行います。
ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前判定などを行います。
成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。
採血ベッドに横になり、採血を行います。
採血時間は、全血献血で10分から15分程度、成分献血は採血量に応じて40分から90分程度時間がかかります。
献血後には、休憩場所で十分に水分補給をしていただき、少なくとも10分以上は休憩してください。
最後に、今回の献血を印字した献血カードをお渡しします。献血カードはご自身の献血記録になりますので、なくさないようにしてください。
また、献血カードの裏面には次回献血可能日などが印字されていますので、ご確認ください。
献血後、ごくまれに急な血圧変化により気分不良になる場合があります。トイレや階段・戸外での歩行などに特に注意してください。
気分が悪くなった場合や針を刺した部位に痛み、しびれなどが残る場合は、すぐに献血ルームの職員または血液センターにお知らせください。
詳しくは、兵庫県赤十字血液センターのホームページにて説明がありますのでご確認ください。
採血基準は、献血にご協力いただける方の健康を保護するために、国が定めたものです。
採血の実施は、医師の問診結果などをふまえて総合的に判断します。
献血の種類 | 全血献血 200ミリリットル献血 | 全血献血 400ミリリットル献血 | 成分献血 血漿成分献血 600ミリリットル以下(循環血液量の12%) | 成分献血 血小板成分献血 600ミリリットル以下(循環血液量の12%) |
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年齢 | 16歳から69歳 | 男性 17歳から69歳 女性 18歳から69歳 | 18歳から69歳 | 男性 18歳から69歳 女性 18歳から54歳 |
体重 | 男性 45キログラム以上 女性 40キログラム以上 | 男女とも50キログラム以上 | 男性 45キログラム以上 女性 40キログラム以上 | 男性 45キログラム以上 女性 40キログラム以上 |
輸血は、同じ血液型であってもできるだけ少人数の血液でまかなうほうが、輸血による副作用・感染症の危険性が大幅に減少します。1人の献血者からより多くの量を献血していただける400ミリリットル献血や成分献血は、輸血の安全性と効率をより高めることができます。現在、医療機関では400ミリリットル献血や成分献血で得られた血液の需要が高まっています。
1200ミリリットル輸血が必要な場合、200ミリリットル献血では6人分必要ですが、400ミリリットル献血では3人ですみます。
血液中の血漿や血小板など需要の多い血液成分のみをいただいて、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内にお返ししますので、身体への負担が軽くすみます。
また、1人の献血者から約5人から20人分の血小板や、より多くの血漿を得ることができます。
注釈)上記以外にも検診医の判断で献血をご遠慮いただくことがあります。
輸血用血液のさらなる安全性の向上を図るため、献血にご協力いただく際に「本人確認」を実施しています。受付時にご自身を証明できるものの提示をお願いします。
複数回献血クラブは、献血者を安定的に確保することを目的として日本赤十字社により運営されています。パソコンやスマートフォンなどから登録することができます。
登録いただいた方には、献血ルームにおいて献血のWeb予約が可能となります。また、血液センターから「献血のお願い」や「献血キャンペーン情報」などのメールが届きます。
その他にも、献血の予約や献血への協力、アンケートの回答などでポイントを貯めることができ、記念品と交換することができます。さらに、オリジナルデザインの献血カードに交換することもできます。これらはいずれも会員の方のみが利用できるサービスがあります。
詳しくは日本赤十字社のホームページでご確認ください。
会社や工場、団体等で献血を検討されるところもあると思います。
そのような場合、献血バスが直接出向いて献血をすることもできます。
献血バスのスケジュール等の都合もありますので、赤十字血液センター姫路事業所までご相談ください。
所在地 姫路市下手野1丁目12番2号
電話 079-294-5147
兵庫県赤十字血液センター別ウィンドウで開く
献血に積極的に協力いただける企業・団体のことを「献血サポーター」といいます。
年1回以上の献血協力または支援、献血への協力・支援呼びかけ、献血できる体調・健康の維持、緊急時に血液が不足したときの協力・支援が主な活動です。
献血サポーターに参加いただくためには、次のような条件があります。
献血サポーターである企業・団体や参加申し込み方法については、下記の献血サポーターホームページで確認することができます。
年末年始
姫路市駅前町241(フェスタビル北館4F)
電話 0120-160-489
お車でお越しいただいた献血者の方には、駐車券(指定駐車場のみ)をお渡ししています。受付で申し付けください。
集客施設などに献血バスが出向いて献血を受け付けています。
詳しくは、兵庫県赤十字血液センターのホームページで確認いただけます。
下記のホームページもぜひご覧ください。
また、姫路市では地域組織(PTA、自治会等)での団体献血において、事務的経費に対する補助金の交付を行っています。
保健所総務課(電話079-289-1631)までご相談ください。
姫路市役所健康福祉局保健所保健所総務課
住所: 〒670-8530 姫路市坂田町3番地
電話番号: 079-289-1631 ファクス番号: 079-289-0099
電話番号のかけ間違いにご注意ください!