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令和8年度秋季企画展「TOYOTOMI IMPACT―羽柴・木下期姫路城研究の新地平―」の開催

  • 更新日:
  • ID:34182

池田輝政による築城から、現在まで守り続けられてきた姫路城。その石垣の一部や城下町の下層には、羽柴秀吉をはじめ“ 豊臣一族” 時代の遺構が残されていることをご存知でしょうか。豊臣一族が城主や城代として姫路城に入ったことは、古文書などから明らかにされている一方、考古学的研究はいまだ途上で、羽柴・木下期姫路城の実像はベールに包まれたままの状態でした。

本展では、古代・中世の姫路とその周辺における人々の営み、戦国期の姫路市域に所在した城館の様相などを考古学的視点から紹介した後、織田政権の下で播磨に入った羽柴秀吉による姫路城築城、初期城下町形成について考察します。とりわけ、姫路城大天守地下から出土した軒瓦、城内で確認できる羽柴・木下段階の石垣、それぞれの研究から新たに明らかになったことをご紹介します。また、池田輝政による城下町は、羽柴・木下段階の、いわゆる初期城下町に影響されていたとする近年の研究成果もあわせて示し、羽柴・木下期姫路城の解明を試みます。

TOYOTOMI IMPACTポスター

展示内容

プロローグ「栄華の片鱗か」

織田信長や豊臣秀吉に関係する城郭などに用いられ、権力や権威を象徴するものとされる金箔瓦。令和7 年に行われた姫路城下町跡の発掘調査で、兵庫県下初となる金箔瓦が出土しました。本展で初公開します。

姫路城城下町跡出土金箔瓦

第1章「古代・中世の姫路点描」

姫路城下町の下層では、播磨国府やその関連施設と目される遺構や遺物が各所で見つかっています。また中世においては、郊外に位置する集落との共通性も指摘されています。播磨国府系瓦や緑釉陶器、墨書土器などの出土品を通じて、その様相を紹介します。

豆田遺跡出土土器ほか

第2章「秀吉襲来前夜」

戦国時代後半の播磨では、有力国人衆がそれぞれの領域支配を展開しました。しかし、羽柴秀吉が中国(毛利)攻めのために播磨に進軍したことで、状況は一変します。本章では、姫路市域に所在する守護や国人衆の拠点となった城館を、出土品などを用いて紹介します。

御着城跡出土土器

第3章「秀吉、姫路城を築く」

姫路に入った羽柴秀吉は、信長の命を受けて姫路城の普請を行ったとされます。姫路城昭和の大修理では、秀吉の普請によるものと考えられる石垣や礎石、瓦や土器などが見つかりました。本章では大天守地下から見つかった軒瓦、城内に残る古相の石垣、城下町の発掘調査成果からみえてくる羽柴・木下期姫路城の姿を紹介します。

姫路城大天守地下出土瓦

エピローグ「秀吉の天下統一とひめじ」

本能寺の変で信長が討たれた後、家中で台頭した秀吉は、天正18(1590) 年に天下統一を果たします。また秀吉は、大坂城や聚楽第などを築城し、その権勢を誇示しました。これらの屋根瓦には、姫路城やその周辺寺院と共通するものが確認されています。本章では、大坂城跡や聚楽第大名屋敷跡から出土した金箔瓦を展示し、両者の関係性に迫ります。

会期

令和8年10月4日(日曜日)から令和8年12月20日(日曜日)まで

  • 開館時間
    午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 観覧料
    無料
  • 休館日
    毎週月曜日(祝日の場合は開館)
    祝日の翌日(土曜日・日曜日の場合は開館)

展示図録

展示内容をまとめた図録です。中井均先生の特別寄稿をはじめ、瓦・石垣の研究論文2本も掲載しています。

A4判 68ページ

『TOYOTOMIIMPACT』図録書影

関連イベント

会期中に講演会、史跡見学会、展示解説などを行います。

講演会『秀吉の姫路城を探る』

羽柴・木下時代の姫路城についてご講演いただきます。

  • 講師 
    中井均氏(滋賀県立大学名誉教授)
中井均滋賀県立大学名誉教授
  • 開催日時
    令和8年11月23日(月・祝)午後1時30分から午後3時00分
  • 場所
    日本城郭研究センター 大会議室 (姫路市本町68番258)
    (駐車場に限りがあるため、できる限り公共交通機関による来館をお願いいたします。)
  • 受付方法
    事前申し込み、申込期間10月20日(火曜日)から11月4日(水曜日)必着
  • 参加費
    無料
  • 定員
    180人(応募多数の場合は抽選となります)

申し込み

「講演会」参加希望と書き、申込期間中に、以下の内容をご記入の上、ハガキ、ファクス、電子メールでお申し込みください。

  1. 住所(郵便番号)
  2. 参加人数
  3. 氏名
  4. 年齢
  5. 電話番号

お電話でのお申し込みは受け付けておりません。

1通あたり3名様まで申し込めます。応募者多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。

抽選の有無にかかわらず、ご参加の可否はお申し込みの方全員に郵送でお知らせします。イベント開催の3日前までに通知がなかった場合は、姫路市埋蔵文化財センターにご連絡ください。

  1. はがきの場合
    〒671-0246 兵庫県姫路市四郷町坂元414番地1 姫路市埋蔵文化財センター宛
  2. ファクスの場合
    079-252-3952 姫路市埋蔵文化財センター宛
  3. 電子メールの場合
    maibun-center@city.himeji.lg.jp 姫路市埋蔵文化財センター宛

史跡見学会『姫路城攻略』

今も姫路城に残る羽柴・木下時代の痕跡を、専門職員の解説を聞きながら巡ります。 

  • 開催日時
    令和8年12月13日(日曜日)午前10時00分から午前12時00分
  • 場所
    姫路城三の丸広場 集合、解散
  • 受付方法
    事前申し込み、申込期間11月10日(火曜日)から11月24日(火曜日)必着
  • 参加費
    1人300円
  • 定員
    30人(応募多数の場合は抽選となります)

申し込み

「史跡見学会」参加希望と書き、申込期間中に、以下の内容をご記入の上、ハガキ、ファクス、電子メールでお申し込みください。

  1. 住所(郵便番号)
  2. 参加人数
  3. 氏名
  4. 年齢
  5. 電話番号

お電話でのお申し込みは受け付けておりません。

1通あたり3名様まで申し込めます。応募者多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。

抽選の有無にかかわらず、ご参加の可否はお申し込みの方全員に郵送でお知らせします。イベント開催の3日前までに通知がなかった場合は、姫路市埋蔵文化財センターにご連絡ください。

申し込み先

  1. はがきの場合
    〒671-0246 兵庫県姫路市四郷町坂元414番地1 姫路市埋蔵文化財センター宛
  2. ファクスの場合
    079-252-3952 姫路市埋蔵文化財センター宛
  3. 電子メールの場合
    maibun-center@city.himeji.lg.jp 姫路市埋蔵文化財センター宛

展示解説

専門職員による展示解説を行います。

  • 開催日
    令和8年10月4日(日曜日)
    11月14日(土曜日)
    12月19日(土曜日)
  • 開催時間(各回1時間程度)
    午前10時30分から
    午後1時30分から
  • 参加費
    無料
  • 受付方法
    当日受付

参考資料

令和8年度秋季企画展「TOYOTOMI IMPACT―羽柴・木下期姫路城研究の新地平―」チラシ

お問い合わせ

姫路市 教育委員会事務局 生涯学習部 埋蔵文化財センター

住所: 〒671-0246 姫路市四郷町坂元414番地1別ウィンドウで開く

電話番号: 079-252-3950

ファクス番号: 079-252-3952

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