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姫路市立荒川小学校

ARAKAWA ELEMENTARY SCHOOL

〒670-0983 姫路市井ノ口49番地1 地図

電話番号:079-298-2754

令和5年度 荒川小学校 校長室から

  • 公開日:2024年3月19日
  • 更新日:2024年3月19日
  • ID:18060

『輝(かがやき)』 3月18日

「ありがとう」 感謝の花をいっぱい咲かせて

3月に入ってから、学校全体が6年生の卒業を祝う雰囲気に包まれ、「ありがとう」の温かい色に染まっています。21日の卒業式を前に、先日、「6年生を送る会」を行いました。今年度は、コロナ禍前以来、実に5年ぶりに全校生が体育館に集まる形で実施しました。画面を通してつながるリモートの良さもありますが、やっぱりみんなが集まって同じ空気を感じるっていいですね。子どもたちのはじける笑顔を見ながら、万感胸に迫るものがありました。各学年の出し物、お祝いのメッセージ、○×クイズ、そして、6年生からのお礼の歌など、お互いに感謝の気持ちを伝え合い、荒川の「わ」を確かめ合うことのできた本当に心温まる素敵な会でした。これも、6年生が下級生から頼りにされ、愛されていた証拠です。6年生の皆さん、今まで「ありがとう。」そして、この「送る会」において、さまざまな役割を担ってくれたのは5年生でした。計画から準備、進行まで、しっかり責任を果たす姿に頼もしさを感じました。4月から最高学年として、荒川小学校を引っ張ってくれることと期待しています。

さて、令和5年度は、ようやくコロナ禍の長いトンネルを抜け、少しずつ学校生活が日常を取り戻した1年でした。大規模校ゆえに工夫しなければいけない面もありますが、落ち着いて教育活動に取り組むことができているのは、保護者の皆さん、地域の皆さんの深いご理解と温かいご支援、子どもたちの頑張り、そして、教職員の情熱があってこそだと思います。本当にありがとうございました。これからも、子どもをど真ん中に据えた「楽しい学校」をめざして、ともに進んでまいりましょう。来年度も引き続き、皆さんのお力添えをお願い申し上げ、令和5年度「輝」最終号といたします。

6年 家庭科「卒業記念作品」

6年生が、家庭科の時間に卒業記念作品として、フェルトを使ったマグネット式のカレンダー作りに挑戦しました。一人一人が1~2個ずつ気持ちを込めてパーツを手縫いし、各クラスで1つのカレンダーを完成させました。そして、出来上がった5つのカレンダーを特別支援学級5クラスにプレゼントしました。なかなか味のある、かわいらしいカレンダーですよ。

新歩道橋と仮設校舎が完成

新しい歩道橋が完成し、11日の下校時から使用しています。子どもたちの登下校の動線がこれまでと変わり、正門付近を往来するため、登下校時、正門からのお車の乗り入れは極力ご遠慮ください。また、お車で来校の際は、子どもたちの横断に十分ご留意のうえ、一旦停止と最徐行を励行してください。

『輝(かがやき)』 3月1日

貴重な楽器やたくさんの書籍を寄贈していただきました

先日、姫路環境開発株式会社様と山陰合同銀行株式会社様より、荒川小学校へアコーディオン4台を寄贈していただきました。このような高価な楽器は、なかなか学校予算で簡単に購入することができないので、本当にありがたいことです。音楽会はもちろんのこと、音楽の学習の中で大切に活用させていただきます。

また、毎年ご厚志くださっている土山の西詰医院・石見鈴子院長様と、町坪の森幸久様より、今年もたくさんの図書を寄贈していただきました。それぞれ、「ことみ文庫」「森文庫」として図書室にコーナーを設けていますが、早速、新しい本を手にする子どもたちで賑わっています。さらに、今年は、山陽特殊製鋼文化振興財団様からも図書の寄贈がありました。子どもたちの読書離れが近年の課題である中、子どもたちが本に親しむ環境づくりに貢献してくださっていることをありがたく受け止めています。

こうした多くの方々の温かい思いに支えられていることに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

姫路市小学校管楽器フェスティバル

2月3日、アクリエひめじで開催されたみだしの演奏会に、荒川スイングのメンバーが出場しました。本格的なステージに立って、大勢の観客の前で「ドラえもんのうた」「ぼくドラえもん」「Disney Blockbusters」の3曲を披露しました。迫力のある、美しい音色がホールに響き渡る素晴らしい演奏でした。この演奏会には、荒川小学校以外にも7校のスクールバンドが出場していて、他校の演奏を聴く良い機会にもなりました。エンディングでは8校の6年生による合同合奏もあり、6年生にとっては、それも良い思い出になったことと思います。

校内研修(EARTH活動報告)

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市の学校へ、1月に震災・学校支援チーム(EARTH)の先遣隊として派遣された三村主幹養護教諭に続き、2月には第4次派遣として釜谷栄養教諭が現地に入り、支援活動を行いました。

このたび、校内研修の中で2人から活動報告をしてもらいました。厳しい被災地の現状に加え、子どもたちだけでなく、教職員にも長い目で心のケアが必要なこと、そして、学校が再開するということが復旧・復興への大きな一歩であることなど、貴重な報告から全教職員が学びを深めることができました。

『輝(かがやき)』 2月13日

学校評価(児童・保護者アンケート)

12月から1月にかけて、学校評価のための児童アンケート、保護者アンケートを実施しました。子どもたちと保護者の評価がほぼ一致している項目もあれば、ズレがある項目もあります。その中で、めざす学校像である「楽しい学校」に関連する項目である、(1)「学校は楽しい(93%)」、(3)「学校の授業はわかる(91%)」、(6)「友だちと仲良くしている(98%)」の数値が高いことをとてもうれしく受け止めています。一方で、(2)「すすんで発表している(54%)」や (5)「すすんで読書をしている(59%)」については数値が低くなっています。(2)については、子どもたちは、授業中に挙手して発表する場面を捉えて回答したと思いますが、学校では、それ以外にも、グループの中で意見を述べ合ったり、タブレットを活用して表現したり、さまざまな方法で自分の考えを「アウトプット(出力)する」学習に力を注いできました。より良い成果につながるよう、引き続き取り組んでまいります。また、近年の課題でもある(5)(読書)についても、学校司書と連携しながら推進していきます。

あわせて、文章記述でいただいた学校への評価やご意見についても、すべての職員で共有し、来年度へつなげていきたいと思います。回答へのご協力ありがとうございました。

3学期末の時程変更について

2学期末同様、3学期末も、教職員が心身ともに健康で子どもたちと向き合い、ゆとりをもって放課後の学級事務に臨むことができるよう、下記の2日間の時程を変更します。(1・2年生については変更がありません。)保護者の皆さんのご理解・ご協力をお願いいたします。

  • 3月12日(火曜日)、14日(木曜日)
    全学年5校時までで、午後2時40分下校

『輝(かがやき)』 2月2日

大谷翔平選手からのグローブ届く

大リーグで活躍する大谷翔平選手から寄贈されたグローブ3つが、荒川小学校にも届きました。先日から、まずはクラスごとに順番にグローブを回し、自由に触れる時間を設定しています。

グローブに添えられた大谷選手からのメッセージには、「私は、このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。」とあります。大谷選手にとっての「野球」がそうであるように、子どもたちにも、自分の幸せへとつながっていく「夢中になれるもの」に出会ってほしいというメッセージだと私は受け止めました。「野球しようぜ。」で結ばれたメッセージには、大谷選手の熱い思いが伝わってきます。今後、子どもたちのアイデアも取り入れながら、学校でのより良い活用方法を考えていきたいと思います。

なお、2月のオープンスクール当日は、校長室前に3つのグローブを展示しておきますので、保護者の皆さんも自由にご覧ください。

めざせ!昔遊び名人

1月18日、1年生が生活科の学習で、昔遊びの体験をしました。支援していただいたのは、老人クラブの皆さんです。各教室に、こま、お手玉、おはじき、けん玉、だるま落とし、めんこ、あやとり、手遊びのコーナーを設け、その楽しさや上手に遊ぶコツなどを教えていただきました。手先や体を使う昔遊びには、脳の働きを活性化させたり、身体能力やコミュニケーション能力を高めたりする効果があるそうです。子どもたちも、老人クラブの皆さんも、笑顔があふれる楽しいひと時になりました。ありがとうございました。

姫路市小学生駅伝競走大会

1月27日、東御屋敷跡公園を発着とする姫路城周辺コースにおいて、「第38回姫路市小学生駅伝競走大会」が行われました。連覇をめざして、これまで厳しい練習を積み重ねてきた14名の選手たち。当日は、荒川小学校の代表として、一人一人が持てる力を発揮し、懸命にタスキをつなぎました。これまで一生懸命、朝の練習に取り組んできた努力をたたえます。

『輝(かがやき)』 1月19日

阪神・淡路大震災から29年

1月17日の早朝、今年も私は、神戸・東遊園地で行われた「追悼の集い」の様子をテレビで見ていました。そして、地震が発生した午前5時46分の時報とともに、静かに手を合わせました。今年、灯籠で浮かび上がった文字は「ともに」。若い世代とともに震災の記憶を継承するという決意と、能登半島地震の被災者に寄り添うという思いが込められているそうです。私は、兵庫県で生きる人間にとって、「1月17日」は、決して忘れてはいけない、特別な日だと思っています。

29年前、私は、震源地近くの淡路島の小学校に勤めていました。あの日の大地震で、住んでいたマンションの部屋は、まるで怪獣が暴れ回ったかのように、何もかもがひっくり返され、冷蔵庫だけが部屋の真ん中にポツンと突っ立っていた光景を思い出します。度重なる余震に、ガタガタと体が震えました。被害の大きかった神戸・阪神地区では、高速道路が横倒しになり、駅やビルがつぶれ、倒壊した家の下敷きになったり、燃え広がる炎に包まれたりして、多くの尊い命が失われました。そして、学校は、長い間、避難所になり、被災者で溢れました。かけがえのない家、家族、友達、思い出…地震によって奪われたものは計り知れません。

しかし、震災によって得たものもあったのです。被災地には全国各地から救援の手が差しのべられました。交通網が寸断される中、あちこちから大勢のボランティアが駆けつけました。たくさんの救援物資も届けられました。当時のボランティアの活動が、今日の災害ボラティアのシステムにつながっていると言われています。また、消防や自衛隊などの初動体制も大きく見直されるきっかけになりました。人間が助け合うことの尊さや、つながり合うことの素晴らしさ、災害に対する備えの必要性をあらためて教えてくれた震災でもありました。

家があって、家族がいて、ご飯が食べられて、布団で眠ることができて…そんな普段当たり前と思っている生活は、決して当たり前のことではないのです。だからこそ、子どもたちには、一日一日を、今この瞬間を、大切に、真剣に生きてほしい、友達や家族、周りの人を大切にしてほしいと願います。

被災地へ、本校の三村養護教諭を派遣

兵庫県教育委員会から「震災・学校支援チーム(EARTH)」の先遣隊として、1月5から7日、10日から13日、能登半島地震の被災地である石川県珠洲市に、本校の三村養護教諭が派遣されました。過酷な状況の中、避難所になっている学校を訪れ、被災地の現状と課題を把握し、避難所運営や教職員や子どもたちの心のケア等の支援を行いました。本当にお疲れさまでした。

震災・学校支援チーム(EARTH)とは

(兵庫県ホームページより一部を抜粋)

阪神・淡路大震災の経験と教訓を活かすとともに、震災時に全国各地から受けた支援に報いるため、兵庫県教育委員会が平成12年4月に県内公立学校教職員で構成する「震災・学校支援チーム」(EARTH)を設置(現在230名の教職員と3名のカウンセラーで構成)、これまで全国各地の被災地を支援してきました。本校では、釜谷栄養教諭もその一員です。

『輝(かがやき)』 1月11日

これまで以上に、一日一日を大切に

年明け早々、能登半島地震や羽田空港の航空機事故等、思わず新年の挨拶もはばかるような心を痛める出来事が起こりました。当たり前の日常への感謝、命の尊さ、災害や事故に対する備えの大切さ、そして、今、自分にできることは? あらためて考えさせられることがたくさんあったお正月です。犠牲になられた方々のご冥福と、一日も早い被災地の復興を心からお祈り申し上げます。

さて、甲辰(きのえたつ)の2024年は、これまで努力してきたことが実を結び、大きく成長を遂げる年だと言われています。3学期は、そのスタートの時期であると同時に、今の学年をしめくくるゴールの時期でもあります。そして、その3学期はとても短くて、学校へ来る日は、たった50日しかありません。何となく過ごしていると、あっという間に過ぎてしまう3学期。さあ、何をがんばりますか? 今日は何ができそうですか? 明日は何がしたいですか? 子どもたちには、一日一日をこれまで以上に大切にしながら過ごしてほしいと願っています。

本年も、学校教育目標である「いきいき『荒川っ子』の育成」のもと、「楽しい学校」の具現化をめざして、職員一同、全力で教育活動にあたってまいります。保護者・地域の皆さんには、引き続き、深いご理解と温かいご支援をよろしくお願いいたします。

児童生徒意識調査の結果

姫路市が、毎年、4年生以上の児童生徒に実施している「児童生徒意識調査」の結果が返ってきました。市全体の平均値と比較すると、30の質問項目のほとんどで肯定的な回答の割合が高くなっています。特に、「学校は楽しいですか=92%」、「学校の勉強はよくわかりますか=90%」、「学級やみんなで協力して何かをやりとげ、うれしかったことがありますか=94%」など、本校のめざす『楽しい学校』の指標となる項目の数値が高いことをうれしく感じます。今後も、荒川っ子のさらなる成長を願い、学校・家庭・地域が一体となって取り組んでいきたいと思います。

正門付近の通行にご注意を!

1月9日から、いよいよ仮設校舎の建設工事が始まりました。2学期終業式に配布したお便りで、児童の安全確保の面から、工事期間中は、放課後、学校へ来て運動場で遊ぶことを禁止するお願いをしました。

あわせて、保護者の皆さんにも、お車での正門付近の通行には、これまで以上に注意を払っていただき、最徐行でお願いいたします。特に、中間休み(午前10時25分から午前10時40分)、昼休み(午後1時25分から午後1時40分)、および、その前後の時間帯は、たくさんの児童が正門前を往来します。緊急の場合を除き、この時間帯のお車での来校は、できる限りご遠慮くださいますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

『輝(かがやき)』 12月18日

大縄とびの様子を見ながら

寒空の下、運動場では、クラスごとに子どもたちと担任が大縄とびをしている様子を見かけます。山陽中学校ブロックの小中一貫教育の取組「大縄プロジェクト」に挑戦しているのです。「いーち、にーい、さーん・・・。」と、みんなで発する元気な声、何度も挑戦しては結果に一喜一憂する姿、はじける笑顔、励ましの言葉がけ…。何とも言えない温かい光景に目を細めています。仲間と気持ちをそろえたり、力を合わせたりすることって、やっぱりいいですね。

さて、今週で2学期が終了します。8月の始業式、私は子どもたちに「『楽しい』というのは、わかるようになること、できるようになること、みんなでのびること」というメッセージを送りました。荒川小学校がめざす学校像は、「楽しい学校」ですが、子どもたちには、どうかその「楽しい」という中身の質を高めてほしいと願って見守り続けた2学期でした。

大縄とびの姿も、努力を重ねたり、工夫を凝らしたりしながら、1回でも多くとべるように、みんなでのびていこうとしている「楽しい」姿の表れです。

2学期も、本校教育の推進に深いご理解と温かいご支援をいただいた、保護者・地域の皆さんにあらためて感謝を申し上げます。少し早いですが、どうぞ健やかで良い年をお迎えください。

3年 大豆の収穫・脱穀

11月22日と12月6日に、3年生が大豆の収穫と脱穀の体験をしました。国語で「すがたをかえる大豆」という勉強をする3年生にとって、手作業での収穫と、唐箕(とうみ)という昔の道具を使った脱穀を体験することは、深い学びにつながります。農区長様、JAの皆さん、PTA役員の皆さんには、たいへんお世話になりました。3学期には、いよいよ豆腐づくりに挑戦します。楽しみですね。

県小学生駅伝競走大会

12月9日、加古川市河川敷コースにおいて、みだしの大会が行われ、駅伝競走大会に2チーム(16名)、長距離大会に17名が参加しました。荒川小学校にとっては、昨年優勝した大会ですが、さすがに連覇の壁は厚かったです。それでも、学校対抗の部で、見事4位入賞を果たしました。おめでとう!クラブチームも多く参加する大会において、雰囲気にのまれることなく、冷静に自分のペースを守りながらタスキをつなぐ姿、ベストを尽くす姿勢、力強い走りに感動をもらいました。毎朝の練習の成果です。今回の経験を次へのステップにしてほしいと願います。

『輝(かがやき)』 12月5日

うれしい言葉 と やさしい行動で、一人一人が作る「あったか~い荒川」

先週のチャレンジ記録会では、これまでのすくすく駆け足で積み上げてきた力を発揮した、力強い走りがたくさん見られました。文字通り、「あ・ら・か・わ」の「ら」、ラストまでがんばる子どもの姿は、見ていて胸が熱くなります。

さて、師走を迎え、寒さが厳しくなってきました。でも、みんなが過ごす教室や学校は、あたたかい場所にしてほしい、そんな話を昨日の全校朝会でしました。そのためには、日頃の生活の中で口にする「言葉」を大事にしてほしいと思います。自分の言葉を一番近くで聞いているのは自分です。いつも相手の気持ちを想像し、思いやりのある言葉がけができればいいですね。その言葉は、やさしい行動となって表れ、その行動が広がっていくことが、教室や学校をみんなにとって居心地の良い、あたたかい場所にしていくのです。

それは、学校だけでなく、地域も同じです。最近、下校中の悪ふざけや帰宅後の遊び方について、お叱りのお電話が学校に寄せられています。荒川校区という同じ場所で過ごす人の気持ちに思いを寄せることで、一人一人が「あったか~い荒川」を作っていきましょう。

2年 校外学習

11月24日、2年生が校外学習で姫路市立水族館へ行きました。リュックサックを背負い、朝からワクワクした表情の子どもたち。初めての校外学習とは思えないほどの整然とした“軽い足取り”で水族館に到着しました。

3クラスずつ、新館と本館を交代で見学しましたが、やっぱり人気は、本館のウミガメやペンギン、そしてタッチプールですね。魚たちに負けじと、館内をスイスイと“泳ぎ回る”子どもたち。愛情たっぷりのおいしいお弁当もペロリとたいらげました。2年生のエネルギーを感じた校外学習でした。

花育

このたび、姫路生花卸売市場からゲストティーチャーをお招きして、4年生と特別支援学級で「花育」の授業をしていただきました。花と向き合いながら、オリジナルの美しい作品が仕上がりました。

花育で作った生け花

『輝(かがやき)』 11月14日

「当たり前のこと」できていますか?

4月、始業式で「当たり前のことを、当たり前にする。それを続けると、本物になる。」という話を子どもたちにしました。あれから半年以上が経ちますが、どうでしょう。今、できているでしょうか? 続いているでしょうか? そんな話を、先日の全校朝会でしました。

朝は「おはようございます。」と元気に挨拶する。くつはそろえて、靴箱に入れる。廊下は静かに右側を歩く。授業中は、一生懸命勉強する。これらは、学校での「当たり前」です。

歩いていて、人が来たら道をゆずる。車道にはみ出て歩かない。立っているポールを蹴とばさない。公園で遊ぶとき、遊び方のルールを守る、出したゴミは持ち帰る。順番待ちで並んでいるとき、横から割り込まない。これらは、社会での「当たり前」です。

あれだけの感動的な音楽会を創り上げた荒川っ子です。目の前にある「当たり前のこと」を続けることで、「本物」に近づいてほしいと願っています。

県小学生陸上競技大会

10月15日、ウインク陸上競技場において、第47回兵庫県小学生陸上競技大会が行われました。本校からもたくさんの選手が参加し、毎朝、コツコツ重ねてきた練習の成果を発揮しました。主な成績は、6年男子ジャベリックボール投げ 第2位、6年男子1500メートル 第3位、5年男子走高跳 第3位・4位・5位、5年女子走高跳 第5位、5年女子ジャベリックボール投げ 第6位、低学年女子4×100メートルリレー 第4位です。おめでとう。

2学期末の時程変更について

2学期も早いもので、残り1ヶ月とほんの少しとなりました。12月に入ると、世の中が慌ただしくなりますが、学校も成績等の学期末事務で超繁忙期を迎えます。そこで、教職員が心身ともに健康で子どもたちと向き合い、ゆとりをもって放課後の学級事務に臨むことができるよう、2学期末、下記の4日間について時程を変更します。

  • 12月12日(火曜日)、19日(火曜日)
    3年生以上の6校時をカットし、全学年5校時までで、午後2時40分下校
  • 12月14日(木曜日)、21日(木曜日)
    4年生以上の6校時をカットし、全学年5校時までで、午後2時40分下校

なお、全学年ともに年間の授業時数は標準時数を上回る見込みですので、3学期末も、低学年を含めた時程変更を計画します。保護者の皆さんのご理解・ご協力をお願いいたします。

『輝(かがやき)』 11月7日

みんなが一つの輪になった 音楽会

11月1日、2日に音楽会を行いました。「奏でよう みんなの音色で 一つの輪」をスローガンに、約1ヶ月間、子どもたちと教職員が一つになって創り上げてきた音色はいかがでしたか? 思わず涙された保護者の方も少なくなかったのではないでしょうか。

トップバッターは2年生でした。歌詞を大事にして、しっかり口をあけて歌う姿がよかったです。合奏も一生懸命な演奏で、一つ一つの音がよく響いていました。

続く1年生は、初めての音楽会でした。大きな声のセリフと強弱を意識した歌声、身体表現がとても可愛らしかったです。合奏までが一つのストーリーになっていたのもよかったですね。

3年生は、みんなの気持ちをそろえ、きれいな声で斉唱を披露しました。初めてのリコーダーにも挑戦した合奏は、体全体を使ってリズミカルに演奏することができました。

荒川スイング&ダンスクラブは、2日目のオープニングにふさわしいカッコいい演奏でした。生き生きと表現するダンスクラブとの息の合ったコラボが会場を笑顔にしてくれました。

5年生の合唱は、友達へのメッセージが伝わってくる素晴らしい歌声でした。手拍子をしながらの場面転換、そして迫力満点の合奏に、子どもたちのエネルギーを感じました。

4年生は、友達や先生、家族への感謝の思いを伝える難しいメッセージソングを見事に歌い上げました。元気いっぱいの合奏は、みんなにパワーを与えてくれました。

そして、小学校生活最後の音楽会となる6年生。美しく、透き通った歌声で、自分たちの思いを会場いっぱいに届けました。曲調の変化に富んだ合奏は完成度が高く、映画のシーンがよみがえってきました。まさに音楽会をしめくくるにふさわしい、魂のこもった演奏でした。

6年生は、当日の運営スタッフとして、また、準備や片付けにおいても、手際よく、その責任と役割を果たしてくれました。ありがとう。

音楽会を通して、私は、ステージで表現する子どもたちの“無限の可能性”と、それを指揮し、見守る教職員の“温かいまなざし”に感動を覚えました。まさに、スローガンの通り、一人一人の音色(気持ち)が一つになった、素晴らしい音楽会に仕上げてくれたと喜んでいます。

保護者の皆さんには、熱心にご観覧いただき、ありがとうございました。

老人クラブのご協力を得て

10月は、休み時間に老人クラブのみなさんがお越しくださり、2年生の「九九名人になろう」の取組にご協力をいただきました。一生懸命、九九を覚えた2年生が、老人クラブの方に聞いてもらって、合格のハンコをもらうというものです。子どもたちの目が輝いていたのはもちろんのこと、老人クラブのみなさんのやさしい表情も印象的でした。ありがとうございました。

『輝(かがやき)』 10月17日

外部の人からほめられるということ

10月5日に、芸術鑑賞会を行いました。今年は、米朝事務所より、桂 小鯛さん、桂 團治郎さん、桂 天吾さんを招いての落語教室でした。1・2年、3・4年、5・6年の3つのグループごとに1時間ずつ落語を披露していただきました。さすが、プロの噺家(はなしか)さんだけあって、子どもたちは、その話術に引き込まれ、笑いの絶えない楽しい時間を過ごすことができました。終わってから、校長室で少しお話をする中で、「今日はとてもやりやすかったです。」という言葉をいただきました。それは、子どもたちの反応がよくて、気持ちよく落語ができたからだそうです。荒川小学校の子どもたちをほめていただいて、とてもうれしかったです。

また、今は、大学から教育実習の学生さんを受け入れており、時々、大学の教授が実習の様子を見に来られます。先日、ある教室をご覧になった教授が、「子どもたちがすごいですね。休み時間、あれだけ元気でにぎやかだったのに、授業が始まるとピタッとおしゃべりがなくなる。感心しました。」とおっしゃられました。私は、すぐにそのクラスに伝えに行きました。

このように、外部の人からほめられるというのは本物です。明日18日は、本校で人権教育研修会を開催し、他校から約200名の先生方をお招きします。子どもたちが人権学習に取り組む様子をご覧になり、どのような感想を寄せてくださるでしょうか。

スポーツの秋

10月9日、姫路市スポーツ祭の4×100メートルリレーに、本校から5年女子、5年男子、6年女子、6年男子の4チームが、また、9月9日の姫路陸上競技選手権大会の4×100メートルリレーに、男女各1チームずつが出場し、荒川小学校の代表らしく、力強い走りを見せてくれました。主な成績は次の通りです。

  • 第58回 姫路市スポーツ祭
    6年男子 予選6組 第3位 57秒71
  • 第32回 姫路市陸上競技選手権大会
    小学生女子 決勝 第3位 1分00秒84
  • 第32回 姫路市陸上競技選手権大会
    小学生男子 決勝 第2位  57秒97

3年 環境体験学習

10月11日、13日の2日間、3年生が3クラスずつに分かれて、伊勢自然の里・環境学習センターに出かけました。池で水生昆虫を捕まえたり、山で樹木を観察したり、自然環境についての話を聞いたりするなど、豊かな自然の中で中身の濃い学習をしました。なんと、絶滅危惧種のタガメを捕まえた子もいます。3年生の子どもたちの、活動開始10分前には集合が完了している姿や説明をしっかり聞く姿を見て、センターの職員さんも感心しておられました。

『輝(かがやき)』 10月4日

ひとりは、みんなのために みんなは、ひとりのために

ラグビーのワールドカップがフランスで開催されています。ラグビーの精神を表す有名な言葉に、「ONE FOR ALL , ALL FOR ONE」という言葉があります。日本語に訳すと、本来は、「ひとりは、みんなのために みんなは、一つの目的のために」という意味だそうです。しかし、教育の場では、「ひとりは、みんなのために みんなは、ひとりのために」と訳すのも、私は、とても意味深いことだと思っています。

まず、「ひとりは、みんなのために」。学校では、学級や学年といった自分が所属する集団をよくするために、自分の責任や役割を果たす場面がたくさんあります。きまりを守ること、当番活動をきちんとすること、人に迷惑をかけないことなど、自分だけのことを考えるのではなく、みんなのことを考えた言動が社会性を育てることにつながります。

そして、「みんなは、ひとりのために」。これも、学校という場で生活する中で、やっぱり大切にしてほしい考えです。いじめや暴力はもちろんのこと、心ない言葉によって、人を傷つけることは絶対にあってはなりません。自分がしないというだけでなく、そういった言動を決して許さない“みんな”であってほしいと願います。

「ひとりは、みんなのために みんなは、ひとりのために」 今月も、荒川小学校の一人一人が、自分のやるべきことをしっかりやりながら、周りの人を大切にするやさしい心で学校生活を送ってほしいと願っています。

音楽会の練習も本格的に始まります。そこでは、「一つの目的のために」という意識が大切ですね。是非、学級や学年で、心と力を合わせてがんばりましょう。

学びを深める秋に…

先日のオープンスクールには、お忙しい中、多数の方に学校へ足を運んでいただき、ありがとうございました。お子さんの学習の様子、学校生活の様子はいかがだったでしょうか。

さて、教室での学習だけでなく、2学期はさまざまな体験学習が目白押しです。2年生は、生活科で「町たんけん」に出かけました。子どもたちは、発見したことを「荒川校区のすてき」と称してまとめています。暑い中、サポートしていただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。4年生は、総合的な学習の時間に「車いすバスケットボール」を体験しました。選手との交流や実際に車いすに乗ってバスケットボールを扱う体験を通して、障害のある人への理解を深め、共生社会について考える機会になりました。3年生は、社会科で「スーパーマーケットの見学」に行きました。現地での見学や質問を通して、スーパーマーケットの工夫について具体的に学ぶことができました。実体験をともなう学びは、自分のものになります。学びを深める秋になりますように。

『輝(かがやき)』 9月15日

修学旅行 ~友達・歴史 再発見の旅~

9月12日・13日の2日間、6年生が奈良・京都へ修学旅行に行ってきました。1日目は、まず奈良に入り、法隆寺から、若草山、二月堂、東大寺大仏殿を巡りました。観光客がたくさんいましたが、スムーズに見学することができました。そして、バスに乗り込もうとしたとたん、外は豪雨に…。車中、雨は降り続きましたが、嵐山に到着する頃に上がりました。渡月橋付近をゆっくり散策し、美味しい夕食をいただいてからホテルへ到着しました。2日目は、清水寺、金閣寺、そして、東映太秦映画村を訪れました。厳しい暑さで、熱中症を心配しましたが、十分に水分補給をしながら活動しました。

行く先々で、礼儀正しくあいさつする姿、買い物で少し戸惑っている友達をサポートする姿、見学先でのマナー等々、荒川小学校の6年生らしさを発揮してくれた2日間でした。出発式で話したように、自分にとっての修学旅行、友達にとっての修学旅行を、一人一人が大切にしようと心がけてくれたのだと思います。保護者の皆さんには、諸準備や健康管理にご協力いただき、本当にありがとうございました。

令和5年度 全国学力・学習状況調査結果より

4月18日に6年生が実施しました、今年度の全国学力・学習状況調査の結果が届き、9月1日にお子さんを通じて個人票を返却しました。学力調査の結果は、国語・算数ともに全国や県の平均正答数と大きな差は見られませんでした。ここでは、学習状況調査の概況をお知らせします。全部で63項目の質問に対して、県や全国を上回る回答がほとんどで、5ポイント以上上回るものが16項目もありました。特にポイントが高かったのは、

  • 「先生は、勉強をわかるまで教えてくれる。」(本校96%)
  • 「学校に行くのは楽しい。」(92%)
  • 「国語の授業の内容はよくわかる。」(91%)
  • 「将来の夢や目標を持っている。」(90%)
  • 「自分には、よいところがある。」(89%)

です。(小数点以下、四捨五入)他にも、地域行事への参加や、よりよい地域・社会づくりへの意欲など、荒川の地域性が表れているものもありました。反対に、下回った回答は「読書は好き」(65%)でした。

これからも、子どもたちに育まれている自尊感情や自己有用感を大切にしながら、教師集団としての力量を一層高め、一人一人に寄り添う教育を推進していきます。

『輝(かがやき)』 9月1日

「楽しい学校」をめざして、2学期のスタートです

8月29日、まだまだ残暑厳しい中、2学期が始まりました。夏休み中、大きなけがや病気、事故の報告を聞くことがなかったことを、まず何より喜びたいと思います。

夏の甲子園では、「エンジョイ・ベースボール」を掲げる慶応義塾高校が優勝しました。笑顔で決勝戦をたたかう高校球児の姿を見ながら、「楽しむ」ということが、どれだけ一人一人の潜在能力を引き出すかを再認識させられた思いがします。森林監督は、「楽しむ」という意味を「その場で楽しむということではなく、より高いレベルを求めること」と話されていました。

荒川小学校、2学期も「楽しい学校」を追求します。引き続き、保護者、地域の皆さんのご理解・ご支援をお願い申し上げます。

姫路市小学校水泳大会 & HIMEJIマーチングフェスタ

この夏、荒川っ子たちが挑んだ、二つの大会について紹介します。

一つ目は、8月4日、総合スポーツ会館で行われた「第74回姫路市小学校水泳大会」です。出場した子どもたちは、荒川小学校の代表として、力いっぱいの泳ぎを見せてくれました。8名の選手はもちろんのこと、総勢22名の子どもたちが、酷暑の中、大会前日まで、連日熱心に練習に励みました。

二つ目は、8月28日、ヴィクトリーナ・ウインク体育館で行われた「第13回HIMEJIマーチングフェスタ」です。こちらは、荒川スイングの子どもたちが参加しました。演奏曲は「はじめてのおつかいコレクション」。今年度、初めての大きな舞台で緊張したことと思いますが、これまでの練習の成果が表れた、息の合った素晴らしい演奏を披露しました。

いずれの大会も、真剣に練習に取り組み、努力を積み上げてきた子どもたちのがんばりに心から拍手を送ります。

『輝(かがやき)』 7月21日

いのちを大切に、力をのばして、ちいきに愛される夏休みを

今日で1学期が終わります。新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、予定していた学校行事や学習活動を着実に進めることができました。保護者の皆さん、地域の皆さんには、毎日の登下校の見守りや学校行事にご協力をいただきました。あらためて、本校教育に対する深いご理解と温かいご支援に心から感謝を申し上げます。

さて、明日から38日間の夏休みが始まります。終業式では、夏休み、子どもたちに期待することを「い・の・ち」の3文字をキーワードにして話しました。

「い」は、文字通り、自他の「いのちを大切に」してほしいということです。交通事故にあわないことはもちろんのこと、知らない人には絶対についていかないこと、そして、水の事故や熱中症などにも気をつけて、まずは命と健康第一の夏休みであってほしいと思います。

「の」は、力を「のばす」の「の」です。夏休みは、いろんなことにチャレンジする中で、一人一人が持っている今の力をのばすチャンスです。苦手な勉強を克服するのもよし、自分が興味を持ったことをとことん追究するのもよし。大切なのは、「自分から進んでやってみること」と「少しずつでもいいから続けること」。これは、スポーツでも、お手伝いでも同じです。

「ち」は、「地域に愛される」荒川っ子であってほしいということです。おうちの人や先生方と同じように、地域の方も、荒川小の子どもたちを宝物のように大切に思い、いつも温かく見守ってくださっています。一人一人が、荒川校区でともに生活している自覚をもって、交通ルールや遊びのマナーをきちんと守って、地域の方から愛される夏休みにしてほしいと願います。

どうか、中身の詰まった、安全・安心で楽しい夏休みを過ごせますように。

地域の力をお借りして

今年度も、農区長様をはじめ地域の方々、JA職員の方々、そしてPTA役員の皆さんのご協力により、2年生が金時芋を、3年生が大豆を栽培しています。特に、3年生は、種まきからていねいに教えていただきました。夏休み中も、子どもたちの知らないところで畑の管理等のお世話になります。2学期も、地域の力をお借りして、貴重な体験活動をさせていただきます。

個別懇談会

5日から7日の3日間にわたって実施しました個人懇談会には、お忙しい中、教室まで足をお運びくださりありがとうございました。お子さんの成長やがんばり、また、今後さらに成長するための課題等、懇談を通して担任と共有していただけたでしょうか。たとえ限られた時間であっても、電話ではなく、直接顔を合わせて話をすることは、お互いの心を通わせる上でとても大切な機会です。今後も、お子さんの健やかな成長を願い、学校と家庭が連携を密にしていきたいと思います。

『輝(かがやき)』 7月5日

想像することは、気づくこと 気づくことは、思いやること

先日の全校朝会で、通学路の写真を見せながら子どもたちに話をしました。登下校中、歩道と車道の間にある、一段高くなっている部分を、まるで平均台をわたるように歩いている子がいます。とても危険ですね。バランスを崩して、車と接触するかもしれません。また、所々に設置されているオレンジ色のポールをけったり、曲げたりしている子もいます。危険なだけでなく、迷惑な行為でもあり、こわしてしまうと大変なことになります。絶対にやめてほしいのはもちろんですが、今回私は「車を運転する人の気持ちを想像してほしい。」という意味で話をしました。そのような場面で、すぐ横を通過する車のドライバーは、とても怖い思いをします。「歩行者に思いやりのある運転を!」と言いますが、歩行者も思いやりをもって歩かなければなりません。

想像することで、今まで気づかなかったことに気づくことが、他にもたくさんあります。では、自分の「言葉」や「行動」は、周りの人にどんな思いをさせているでしょうか? さあ、一人一人が想像してみましょう、相手の気持ちを。気づきましょう、相手の思いに。

ネットトラブルから子どもを守るために

先月、山陽中学校区愛護育成会主催の講演会に参加しました。内容は「楽しいコミュニケーション」を考えよう! ~子どものネットトラブルを防ぐための3つの対策~ と題して、LINEみらい財団の方にオンラインで講演していただきました。それは、次の3つです。

  1. フィルタリングやアプリ設定などの「設定の確認」
  2. 自律をめざした「ルールの工夫」
  3. コミュニケーションのトレーニング

1は言うまでもなく保護者の義務です。2では、親子で一緒に考え、話し合って決めたルールほど有効であることや、ルールを守るための工夫を子ども自身に考えさせることが、子どもの自律を促すことにつながるという話がありました。3では、相手がどう感じるか、いつも想像力を働かせることや、ネットの特性をきちんと理解してリスクを考えるなど、日頃からのトレーニングの大切さを教えていただきました。

ネットトラブルは、場合によっては取り返しのつかないことに発展します。そうならないよう、各ご家庭での対策を是非お願いします。

夏だ!プールだ!水泳だ!

6月19日のプール開きを皮切りに、水泳学習が始まっています。6年生が全校生のために一生懸命そうじをし、職員は水難危機対応訓練を行ってシーズンに備えました。水に親しんだり、泳力をつけたり、それぞれの学年のめあてに応じて、みんな楽しく、安全に学習に取り組んでいます。保護者の皆さんには、水泳参加カードへの記入・押印のご協力を、引き続きお願いいたします。

『輝(かがやき)』 6月20日

一人一人が「いい空気」を作ろう

空気とは、その場の空気、つまり雰囲気です。荒川小学校は大きな学校なので、大勢の人が集まる場面がたくさんあります。そんな時は、まず、先に来た人がだまって、静かな空気を作ること。そうすれば、後から来た人が、その空気に気づきます。話を聞く時には、ピーンと張り詰めた空気を作ること。すると、目・耳・心を集中させることができます。これが、とても大切です。

5年生は、5月の自然学校期間中、だんだんとその空気を感じたり、その場にふさわしい空気を自分たちで作ったりできるようになっていきました。4年生も林間学校で、しっかり空気を作っていました。

話を聞く時の空気以外にも、「あたたかい空気」とか、「明るい空気」とか、その場その場によって、必要な空気は変わります。大事なのは、その空気を、一人一人が意識して作るということです。さあ、一人一人が空気を作りましょう。朝、登校してきた時、授業が始まる時、廊下や階段を移動する時、いったい、どんな空気が必要ですか?学校中にいい空気を作りましょう。 

姫路市小学校陸上競技大会

6月3日、ウインク陸上競技場で「第42回姫路市小学校陸上競技大会」が行われ、本校からも、5・6年生あわせて20名が代表選手として出場しました。これまで、がんばってきた朝の練習の成果は発揮できたでしょうか。走高跳に出場していた子が、競技を終えて観覧席に戻ってきた時、「他の学校の子と友達になった!」と満面の笑みで話してくれたのが印象的でした。記録や成績だけでなく、このような交流がとても大切です。

卒業式の児童の服装についてのお願い

卒業式は学校行事であり、教育の一環であることから、荒川小学校では、近年、児童の華美な服装は控えていただくようお伝えしております。その結果、保護者の皆さんのご理解とご協力により、年々、袴や着物などの華美な服装が激減しています。今年度も、服装の華やかさではなく、児童の内面の成長が感じられる卒業式にしたいと願っています。厳粛で清新な卒業式となりますよう、保護者の皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。

『輝(かがやき)』 6月13日

みんなが輝いた 荒川小スポーツ祭

6月7日(水曜日)、8日(木曜日)の2日間、荒川小スポーツ祭を開催しました。6月に入ってから天気予報とにらめっこの毎日でしたが、ちょうど梅雨の中休みとなり、好天の下、無事に終了することができました。

「一人一人が主人公 全力パフォーマンスで みんな輝け‼」のスローガンの通り、子どもたちは、これまでの練習の成果を発揮し、すばらしいスポーツ祭を作り上げてくれました。演技や競技に力いっぱい取り組む姿はもちろんのこと、児童席から拍手や手拍子を送る温かい姿、話を聞く時には「動」から「静」へと切り替えができる姿など、私自身、あらためて荒川っ子の良さにたくさん触れることができました。また、各係の仕事を立派に果たしてくれた6年生の姿に最高学年の頼もしさを感じました。ありがとう。

みんなで力を合わせてつくり上げてきた経験や、最後まで力いっぱいやりとげた自信は、きっと一人一人の「宝物」となり、これからの学校生活のさまざまな場面で生きてはたらく「力」につながるものと信じます。

保護者の皆さん、地域の皆さん、2日間にわたり、温かいご声援をありがとうございました。

『輝(かがやき)』 5月30日

5年生 自然学校

5月15日(月曜日)から19日(金曜日)、5年生が4泊5日の自然学校に行ってきました。今年は、姫路市立藤ノ木山野外活動センターを拠点に活動しました。自然学校は、文字通り、学習の場を教室から自然の中へ移し、長期の宿泊体験を通して子供たちに「生きる力」を育むことを目的としています。さまざまな体験活動を通して、自分で考えて行動する力を身につけたり、友達と一緒に感動や達成感を味わったり、家族のありがたさに気づいたりすることこそが、自然学校での学びです。

活動の中で、一人一人が自分の役割を果たそうとする姿や、困っている友達にやさしく接する姿、話を聞く雰囲気を作ろうとする姿など、「かがやく子」をいろんな場面で見かけました。その一つ一つの姿が、4泊5日の共同生活を作り上げたのだと思います。そして、この自然学校を通して、目指す児童像である「あ・ら・か・わ」を意識して過ごしてくれたと思います。

4年生 林間学校

5月23日(火曜日)、4年生が書写山圓教寺において林間学校を実施しました。圓教寺会館では、ご住職から、圓教寺の歴史や日本建築の工夫や知恵について教えていただき、座禅にも挑戦しました。しっかり話を聞く子供たちの姿に感心しました。午後からは、楽しみにしていた班別ウォークラリーです。お弁当でエネルギーを補給した子どもたちは、元気いっぱいにコースを走り回りながら、クイズを解いていきました。心配していたほど気温も上がらず、過ごしやすい中で書写山を満喫した一日でした。

創立記念日 ~荒川小学校は131歳~

6月10日(土曜日)は、荒川小学校の創立記念日です。明治5年(1872年)から各村に小学校が設立され、合併や分離を経て、明治25年(1892年)に荒川尋常小学校が誕生しました。「荒川」という学校名になったこの年から数えて、今年は131年目になります。

『輝(かがやき)』 5月12日

力を合わせてつくる 最後までやりとげる

5月に入り、来月に控えた「荒川小スポーツ祭」の練習が始まりました。自分一人では、決してできないことや、味わえないことがたくさん詰まっている貴重な学びの場です。おそらく、練習に最も時間を割くのは、ダンス(表現)や組体操。最初は、なかなか覚えられなくて苦労することもありますが、毎日練習を重ねていく中で、全員の息があった素晴らしい作品に仕上がっていきます。この、みんなで力を合わせてつくり上げていく過程や、その仕上がった作品をたくさんの人に見てもらうことを通して、みんなでやりとげたという充実感や喜びを感じることこそが、スポーツ祭の大きな目標です。かけっこや徒競走は一人で走りますが、友達と競い合ったり、まわりの声援を受けたりすることで、いつも以上の力が発揮できます。自分一人でやれることなんて一つもありません。

スポーツ祭に向けて、「みんなで力を合わせてつくり上げる、最後まで力いっぱいやりとげる」 その本気の取組が、子どもたちにとって、大きな“宝物”になることを願っています。

オープンスクール

4月29日(土曜日)、今年度初めてのオープンスクール(授業参観)を実施しました。その前の週の個別懇談に続き、お忙しい中、学校へ足をお運びくださりありがとうございました。感染症対策として、2つの時間帯に分散しての実施でしたが、どの教室も、多くの方が熱心に参観されている姿が印象的でした。PTA総会にも多数ご参加いただき、ありがとうございました。お子様の様子や教室の雰囲気はいかがだったでしょうか。子供たちは、いつもより少し緊張気味だったようにも感じましたが、学習に真剣に取り組む姿がたくさん見られました。次のオープンスクールは2学期に予定しています。

通級指導教室「笑顔の森」

今年度より、荒川小学校に「通級指導教室」が新設されました。これは、通常の学級に在籍している児童を対象として、気持ちをコントロールする方法や友達との付き合い方、自分にあった学習の方法、見え方のトレーニングなど、集団生活に適応するためのスキルを身につけることを目的とした指導教室で、学習の補充ではありません。週に1時間だけ、在籍する学級を離れ、通級教室へ行って学習します。

先日、この教室の名前を子供たちに公募した結果、「笑顔の森」に決定しました。相談してみようと思われる方は、お気軽に本校の特別支援教育コーディネーターまで問い合わせてください。

『輝(かがやき)』 4月25日

人を大切にする5つの「あ」

入学式で1年生に話した“人を大切にする5つの「あ」”の話を、先日の全校朝会でもしました。意識して過ごしてくれるとうれしいです。

  1. あいさつ
    相手と心を通わせるための入口です。自分から進んであいさつができる人は、周りの人を大切にする、やさしい心の持ち主です。
  2. ありがとう
    声に出せば、元気が出るし、耳から入れば、心が温かくなります。ありがとうは、心と心を結びつけ、お互いが幸せになる魔法の言葉です。
  3. あんぜん
    命を大切にし、自分や友達を守るために、交通ルールを守る、廊下や階段は右側を歩く、といったことはもちろん、病気やけがの予防についても、しっかり考えて行動しましょう。
  4. あとかたづけ
    トイレのスリッパや靴箱の靴をそろえたり、自分が使った物を片付けたりすることです。物を大切にすることは、自分を大事にする心や友達を思いやる心へとつながります。
  5. あかんことは、あかん!
    いじめや暴力、いたずらはもちろんのこと、人に迷惑をかけること、人を傷つけることは、絶対に許さない「正しくて強い心」を育てましょう。

救急対応訓練 ~命をつなぐ~

今年度も、全職員参加で「救急対応訓練」を行いました。有事の際、いかに迅速かつ的確に、状況に応じた行動がとれるかを確認する、とても大切な訓練です。事故は起こらないに越したことはありません。しかし、万一起こってしまった時に、いかにして目の前の子どもの命を “つなぐ”のか、訓練を通して再確認することができました。

新体力テスト

先週から、新体力テストが始まりました。種目によっては、高学年が低学年のお世話をします。終わってから、教室をのぞいてみると、高学年の担任は、子供たちに「お疲れさん!」とねぎらいの言葉をかけ、2年生は5年生にお礼の手紙を書いていました。これこそ、学校でできる大切な学びです。その様子を見て、何ともほほえましい気持ちになりました。

『輝(かがやき)』 4月11日

力いっぱい、自分の花を咲かせて

4月7日、美しく咲き誇っていた桜の花が、まるで桜色のじゅうたんのようになって、子供たちを迎えてくれました。ピカピカの1年生159名が入学し、全校児童1,029名、教職員60名で、いよいよ令和5年度(2023年度)荒川小学校のスタートです。

お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。私は、このたびの異動により、荒川小学校 校長を拝命いたしました 田口 智章(たぐち ともあき)と申します。歴史と伝統があり、校区の宝物である荒川小学校をお預かりすることを、大変光栄に思うとともに身の引きしまる思いでおります。

始業式では、子供たちに、今年1年の私の目標を話しました。それは、「この荒川小学校を、みんなが通いたくなる“楽しい学校”にすること」です。では、どうすれば、そのような学校を作ることができるのでしょうか? それは、あいさつをする、使ったものは片付ける、命を大事にする、一生懸命に勉強し、力いっぱい遊ぶ、人を傷つけることは絶対にしない、など、当たり前のことを当たり前にすることだと思います。当たり前のことは、すべて、自分や周りの人を大切にすることにつながります。そして、人から大切にされると、誰だって幸せな気持ちになります。一人一人が大切にされ、幸せな気持ちがあふれている学校、それが、みんなが通いたくなる“楽しい学校”だと、私は考えます。

本年度も、教育目標である「いきいき『荒川っ子』の育成」のもと、“楽しい学校”づくりを通して、荒川っ子たちが“力いっぱい、自分の花を咲かせる”ことができるよう、職員一同、心をひとつに「ONE TEAM」で教育活動に取り組んでまいります。保護者・地域の皆さんの深いご理解と温かいご支援・ご協力をお願い申し上げ、着任のご挨拶とさせていただきます。

お問い合わせ

姫路市立荒川小学校

住所: 〒670-0983 姫路市井ノ口49番地1

住所の地図

電話番号: 079-298-2754 ファクス番号: 079-298-6213

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