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姫路市立前之庄小学校

MAENOSHO ELEMENTARY SCHOOL

6年総合「佐野邸事前学習」

  • 更新日:
  • ID:18752

和紙を漉いて「佐野邸」障子紙を張り替える

6年生が総合的な学習の時間に、姫路市教育委員会文化財課のご協力により、校区にある姫路市指定重要文化財「佐野邸」の「障子張体験」をさせていただきます。

6月12日(木曜日)の佐用町「皆田和紙保存会」指導による紙すき体験、そして19日(木曜日)の飾東町「一晴堂」指導による障子張体験を経て、前之庄小6年生の漉いた和紙をつかって「佐野邸」の障子紙を張り替えます。

5月29日(木曜日)に、姫路市教育委員会文化財課の宇那木先生をお招きし、6年生教室で事前学習を行いました。

佐野邸について説明する宇那木先生
障子を提示する宇那木先生
かみすきの手順を説明する宇那木先生

「佐野邸」は、1711年元姫路藩士の佐野氏が、「新庄(しんじょう)」で新田を開拓して建てたお屋敷です。

佐野邸主屋には障子が64面あるそうです。

今年度は、玄関の次の間、板の間、仏間の障子8枚を張り替える計画になっています。

日本文化の中で大切にされてきた「障子」による光の陰影。

また1798年に記された「紙漉重宝記(かみすきちょうほうき)」をもとに、昔から伝わる伝統的な紙漉きの方法について、くわしく教えていただきました。

和紙の原料について説明する宇那木先生
版木と版画の説明をする宇那木先生
障子の裏表を説明する宇那木先生

日本では組子が室内から見えるようにしますが、韓国では組子が家の外から見えるようにするとのこと。

障子をやぶる体験もさせていただきました。

障子をやぶる体験をする6年生
こうぞの皮はぎ体験をする6年生
和紙の原料を手に取る6年生

和紙の原料となる「三椏(ミツマタ)」や「楮(コウゾ)」。

コウゾの木は、実際に皮をはぐ体験もさせていただきました。

版画でできた地図に見入る6年生
江戸時代の本を見る6年生
ケーブルテレビの撮影のようす

いろいろな種類の和紙や、明治時代の和紙に印画された教科書、播磨国の詳細な地名入りの地図など、貴重な資料を手に取って見せていただきました。

資料を撮影する6年生
皮はぎ作業を撮影する6年生
京都案内書を見入る6年生

6月12日の木曜日には、「紙漉き体験」に挑戦します。

前之庄の人々が大切にして、300年もの長い間、守り続けてこられた「佐野邸」。

伝統文化の継承者としての、子どもたちの活躍をおおいに期待します。

ふり返りを発表する6年生
宇那木先生にお礼をつたえる6年生

お問い合わせ

姫路市立前之庄小学校

住所: 〒671-2103 姫路市夢前町前之庄2838番地1別ウィンドウで開く

電話番号: 079-336-0044

ファクス番号: 079-336-2577

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