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姫路市立勝原小学校

KATSUHARA ELEMENTARY SCHOOL

〒671-1203 姫路市勝原区丁735番地3 地図

電話番号:079-273-6655

自己肯定感・自己有用感を育てる

  • 公開日:2023年6月16日
  • 更新日:2023年6月16日
  • ID:18855

こども・若者の意識と生活に関する調査より

内閣府は、「こども・若者の意識と生活に関する調査」の令和4年度の結果を発表しました。この調査は、子ども・若者を取り巻く現状及び課題を的確に把握し、国及び地方公共団体における子ども・若者育成支援施策や家庭・地域・職域等における子ども・若者育成支援の改善・充実に資する基礎資料を得ることを目的としたものです。今回の結果の一部を紹介します。

自己肯定感について

「今の自分が好きだ」について、性別にみると「あてはまる」という回答者は、男性(39.0%)が女性(27.9%)を上回っている。年齢別にみると「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」という回答者の割合はいずれの年齢でも七割以上を占めるが、年齢が高い層ほど低くなる傾向がみられ、10歳が82.7%である。一方「あてはまらない」「どちらかといえばあてはまらない」という回答者は、12歳では22.2%となっている。

自己有用感について

「自分は役に立たないと強く感じる」について、性別にみると男女差はみられず、「あてはまらない」「どちらかといえばあてはまらない」という回答者は、男女とも七割を上回る。年齢別にみると「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」という回答者の割合は、年齢が高い層ほど高くなる傾向がみられ、10歳が17.3%となっている。

具体的な手立て

本校では、今年度も自己肯定感・自己有用感を高めることを一つの柱として取り組んでいきます。

職員は具体的な手立てを考え取り組んでいますので、一部紹介します。

  • 大好きだよという言葉をかけてあげる。頑張っていることをすぐにほめる。
    思いはなかなか伝わりにくいものなので、しっかりと言葉にして伝えようとしています。高学年になっても、ほめられたり声をかけられたりすることを待っています。これくらいできて当たり前と考えずに、小さなこともほめていきたいと思っています。
  • 達成感を感じることができるような場の設定をする。
    学級活動の時間を大切にして、楽しみながら自分の役割を果たせるようにさせたいです。何事も自主性が大切です。やらされ感があると達成感を感じることができません。学校行事を通して得られるものは大きいと考えていますので、学校行事の内容を職員で精査することが求められていると思います。
    学習でも「わかった」と感じてもらえるように授業の展開を工夫していきます。分かったことや考えたことを、言葉や文字で交流することでさらに自信をつけさせることができると思います。
  • 学校での頑張りを家庭にも伝えることで、さらに伸ばしていく。
    学級通信でお知らせしたり、小さなメダルカ-ドを連絡帳に貼ったりして伝えていこうとしています。学校だけでなくお家の方にも褒めてもらうことが、自分を認めることに繋がります。

大人になっても認めてもらいたい。

母として。父として。社会人として。先生として。

子どもたちはなおさらのことです。