大塩の海へ

5月の終わりに、幼稚園から歩いて大塩の海へ遠足に出掛けました。大塩海岸に到着した時、子供たちは広い海を見て歓声を上げていました。「海の匂いがする～」

さぁ、今から思いっきり、海遊び楽しむぞ～！

子供たちは、サラサラとした砂や足元に打ち寄せる波の心地よさを感じ、貝殻やシーグラスや魚を夢中で探して遊んでいます。

海藻やクラゲ、貝殻やシーグラス、海の宝物探しを楽しんでいます。
「ワカメおばけだよ～」

おやつを食べるのも忘れて、服が濡れるのも構わず、みんな夢中で遊んでいました。

園児のお父さんが、朝早くから海に潜って、かわいいヒラメやイカの稚魚やヤドカリなどを捕まえてくださっていました。
こんなにたくさんの生き物がいるのに、私達も驚きました。

こんな豊かなすばらしい海がすぐ近くにあることは、大塩の誇りです。
でも、プラスチックゴミがたくさん落ちていて残念だったことも、子供たちに話をしました。
「ゴミ食べたらカメさん死んでしまうやんな…」子供たちは今できる精いっぱいの理解をしようとしていました。

「お魚さん、ありがとう。」
園児のお父さんたちが、小さな魚を海に返しに行ってくださいました。
海遊びの体験が、周りの人に感謝する心を育んだり、いずれ大きくなった時に、大塩の豊かな海を大切にしようと思ったり、環境問題について考えるきっかけになればと思います。
「大塩の海、ありがとう」