【5年生】国際理解出前講座「楽園サモアの快適生活」

12月7日（木曜日）、5年生は国際理解出前講座「楽園サモアの快適生活」を実施しました。経済的にはまだまだ発展途上である「サモア」、しかし、サモアは「幸福度ナンバーワン」の国といわれます。

SDGsを学習している子どもたち、経済的に豊かではないことにより、飢餓で苦しむ人々、病気で苦しむ人々、教育を受けられない人々がいることを知っています。それなのに、なぜ「幸福度ナンバーワン」なのか、そんな疑問をもって出前講座にのぞみます。

サモアは淡路島2つ分くらいの小さな国、人口は姫路市の半分ほどです。まず楽園である理由の一つは気候にあります。年間の気温は、23度～30度ほど、雨は夜間に多く降り昼間は晴れることが多いそうです。この気候のおかげで、果物は豊かに育ち、なんと街中あるバナナの木からは、自由にバナナをとって誰もが好きなときに食べることができます。透き通った海の海岸に素敵なお家が立ち並びます。ドアや窓はなく吹き抜け・・・夜には涼しい風が通ります。治安がよく、お家に鍵は必要ありません。警察官も銃や警棒は携帯しません。講師の先生の「住みたいですか？」の質問に「住みたい！」と口々に答えます。経済的には決して豊かではないサモア、しかし、豊かな自然をいかした暮らしをすることで、幸せな生活を送ることができることを知りました。お金がないことで苦しむ人がいる、しかし、お金がなくても幸せはある、そんなことを学んだ出前講座となりました。