2024年1月17日　「学ぶ義務　伝える義務」

阪神・淡路大震災から、昨日でちょうど29年を迎えました。1995年1月17日、それは、兵庫県に住む私たちにとって忘れることができない日、忘れてはならない日です。

中学校では、朝、生徒たちが登校する時間に、「しあわせを運べるように」の音楽を流しました。また、運動場には半旗が掲げられ、各学年道徳の時間に「震災学習」を行い、1日を通して震災・防災に対して考えを深めました。

1年生の道徳の時間では、阪神・淡路大震災に加えて、東日本大震災、能登半島地震のことについて考えました。実際に被害を受けた場所の写真や地震が起きた瞬間のニュース映像を視聴し、震災を体験していない生徒たちは、大きな衝撃を受けていました。

また、震災の被害の大きさを理解するだけでなく、これからの自分たちに何ができるのかについても考え、「防災についての意識を高める」「あとの世代に責任をもって伝えていく」など、さまざまな意見が生徒たちから出ているのが印象的でした。

終学活では、全生徒・教職員そろって黙祷を行い、このたび、能登半島地震により被災された方々に思いを馳せました。被災された皆さんの安全と、被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。