3年国語「ちいちゃんのかげおくり」

3年生が、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」というお話を学習しています。

お父さん、お母さん、お兄ちゃん、ちいちゃんの家族四人そろって、かげおくりという遊びをしていました。ところが戦争がはげしくなり、ちいちゃんはたったひとりになってしまいます。

3年生は、ちいちゃんの気持ちを教科書の叙述にもとづいて考え、気持ちグラフに表し読み進めています。

9月30日（火曜日）には、姫路市内の初任者研修での授業研究として、授業を公開しました。

姫路市内の小学校から16名の初任教員の先生方が来校くださり、3年生の学習するようすを参観くださいました。

おおぜいの先生方に囲まれて緊張気味の3年生でしたが、一生懸命考えることができていました。

「主人公のちいちゃんの出てこない第五場面って、なくてもいいかな？」

という先生の問いかけに、第五場面の役割を考えて自分の考えをノートにまとめました。

「第五場面があると、よけいに心にのこるよ。」

「第五場面がないと、かなしい気持ちで終わるよ。」

「第五場面がないと、ちいちゃんがどこでかげおくりをしたのかもわからなくなるよ。」

ノートの記述をもとに友だちと意見交流することができました。

子どもたちが下校したあと、授業についての事後研修会を行いました。

初任者研修の提案授業を引き受け、誠心誠意準備された橋本先生に、心から拍手をおくります。

また橋本先生とともにがんばった3年生も、とってもすてきでした。