2025年10月29日わくわくを体全体で感じてきました。

今回の校外学習の目標の一つが考えながら聴くができるようになろうでした。普段の授業から「次何するんですか？」「この後どうするんですか？」って聞いてくる一年生たち。聞いてくる姿は純粋無垢な可愛らしい感じがしますが、「1分前に説明しましたよね？」ということがとても多い。そんな1年生たちを心配しておりましたが流石は職人さん。職人さんの手から生みだされる作品は一年生の目をくぎ付けにしていました。50分間の作業はあっという間に終わりました。ひとりの生徒に上手に仕上げるコツを聞くと「職人さんに手伝ってもらうことです」とのこと…。苦戦する生徒が多い中、教師陣も熱中し仕上がりに満足する姿を見せました。生徒だけでなく教師もわくわくがとまらない瞬間でした。

「知っている曲をたくさん演奏してもらったおかげでオーケストラの楽しさをすごく感じました」と感想に書く生徒がいるくらい普段触れることのない世界を体験できるいい機会でした。声が一つになる苦労とその先にある美しさを知っているみんなだからこそ、沢山の楽器が一体となって美しく広がる音色はきっと心に残るものだったことでしょう。「指揮者の振り一つで音が小さくも大きくもなるし、会場も一体になるってすごい」と感じたり、「今日のために沢山の人が準備してくれていることに感謝したいです」と人の準備に目を向けられる生徒もいたり、着実に1年生は成長しています。わくわくするってすごく成長のために必要な感情ですよね。これからもたくさんの体験の中でレベルアップする1年生であってほしいですね。