5年家庭科「食べて元気に」

5年生が家庭科の時間に、日本の伝統的な食事（和食）の基本となるご飯とみそ汁づくりに挑戦しました。

インフルエンザ様疾患の感染状況により2週間延期となり、待ちに待った調理実習でした。

米からご飯への変化のようすが見えるように、ごはんはガラス鍋で炊きました。米をとぎ30分間吸水すると、米がひとまわり大きくなって真っ白になりました。強火、中火、弱火と火力を調整しながら炊きました。

米を吸水している間に、みそ汁のだし用のいりこの頭とはらわたをとって、水につけました。みそ汁の具は大根と油あげとねぎです。大根は、火が通りやすいように、薄いいちょう切りにしました。油あげは短冊切り、ねぎは小口切りにしました。ひとりは傷テープのお世話になりました。

みそ汁の大根が透き通ってきたところで、油あげとねぎを入れました。そして、お玉にみそをとり、菜箸で溶かしながら入れました。一度に入れてしまわずに、味見をしながら調整しました。みそは加熱しすぎると、味が濃くなり、香りが失われます。みそを入れ、ふっとうしそうになったら、すぐに火を消しました。

配膳の前に、手際よくつかった調理器具を片付けました。配膳ができた班から記念写真を撮って、いただきますをしました。

ご飯は鍋底が少しこげて、香ばしい香りがしました。みそ汁は、だしがよく出ておいしかったです。いりこも柔らかくなっていたので、そのまま具として食べました。

おなかいっぱいになった5年生ですが、火曜日の給食はパン食だったので、「パンは別腹だ！」と言いながら教室に帰っていきました。