辻井川雨水貯留施設整備事業

辻井川雨水貯留施設整備事業についてご紹介しています。

辻井川は姫路市の中心市街地北西部を流れ、二級河川水尾川に流れ込む準用河川です。流域では近年宅地等の開発が行われ、流域内の人口が急速に増加していています。
宅地化の進行に伴って浸水被害が増加していますが、河川周辺は住宅が密集しており河川拡幅は困難であるため、近接する安室公園グラウンドの地下に増水した水を貯留する雨水調節池の整備に着手し、第1期工事分は平成15年4月に供用を開始しました。第2期工事を平成23年度から行い、平成25年11月に完成し、浸水被害の軽減に寄与しています。

総合流域防災事業

夢前川水系　準用河川辻井川

姫路市辻井八丁目

平成8年度から平成25年度

約16.8億円(第1期、約10.2億円　第2期、約6.6億円)

• 貯留容量
  　V=27,400立方メートル
  （第1期工事　V=13,700立方メートル　第2期工事　V=13,700立方メートル）
• 寸法
  　平面86.25メートル×77.37メートル×内空高5.00メートル
• 機械設備
  　排水ポンプ　口径250ミリメートル
  　排水量　毎分8立方メートル×2基