姫路科学館の常設展示2階は、「地球と郷土の自然」のフロアです。
地球の歴史をたどる「タイムトンネル」と里山の自然の模したジオラマ、そして、姫路科学館が所蔵する標本を展示する「コレクションコーナー」があります。
展示物は小学生の体格にあわせて製作しています。幼児が一人で使えないものが多いので【大人の方が一緒に見て楽しんでください】。
アロサウルスとステゴサウルス、2体の恐竜の全身骨格から手のひらサイズの物まで、様々な時代の化石や復元模型を展示しています。
また、2階の入口にはティラノサウルスの模型(動くのはお休み中)がいます。
アロサウルスとステゴサウルス、共にアメリカのユタ州クリーブランド・ロイド(Cleveland-Lloyd)産を元にしたレプリカです。
1993年の開館時からあるので、最新の恐竜骨格の研究成果から見ると、以前の考え方に基づいていると思われます。
姫路の里山を模したジオラマを中心に、身近な生き物たちの姿を見ることができます。
姫路科学館が収蔵する、自然史関連の標本や資料を入れ替えをしながら展示しています。特に、鳥類と昆虫を中心にした「小林平一コレクション」は国内有数の資料数を誇ります。
貴重な自然史標本を紹介する「小林平一コレクションコーナー」の展示内容を一新。標本を見やすく設置して、「昆虫ひみつノート」と「標本ずかん」の解説で、分かりやすい展示になりました。昆虫をじっくり観察しながら、生物多様性について考えてみませんか。
播磨でその季節ごとに発生するきのこ種の実物を凍結乾燥した標本を、定期的に入れ替えて展示しています。播磨のきのこ相から、季節感や里地里山の生物多様性をぜひ感じ取ってみて下さい。(協力:平山吉澄氏、浅見哲也氏)
主に地学分野について、模型を手に取ったり顕微鏡をのぞいたりしながら学べます。
学校がお休みの日を中心に、化石をより身近に見て頂くイベントや、自然や生き物に関するお話会を開催しています。
詳しくは「イベント時刻表」のページをご覧ください。