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    ルネス花北の基本理念、運営方針、運営組織

    • 公開日:2013年11月19日
    • 更新日:2023年11月29日
    • ID:4821

    基本理念

    総合福祉通園センター・ルネス花北は、ノーマライゼーションとリハビリテーションの理念に基づき、障害のある人達のそれぞれのライフステージに必要なサービスを提供します。また、障害のある人達が地域社会の中でいきいきと生活できる支援を総合的に提供することを目的としています。

    総合福祉通園センター正面からの外観

    総合福祉通園センターは白色の3階建ての建物です。

    障害者支援センター正面からの外観

    平成29年度に障害者支援センターを開設しました。

    運営方針

    障害種別に制約されない支援

    わが国の障害児・者施設体系は、長きにわたり「障害種別」に分けられ、「利用のしにくさ」や「ニーズに合わないサービス」につながることが多くありましたが、国の障害施策の変更を経て、できるだけ身近な地域で個々のニーズに合った適切なサービスを受けられる様に支援体系が整えられてきました。

    姫路市総合福祉通園センター・ルネス花北は開設以来、児童に対しても成人に対しても、運営するすべての施設や事業、診療所などの機能を統合して、利用するすべての人のニーズに合った適切なサービスをライフステージに応じて提供できる様に努めてきました。

    平成24年度から、国の制度改革に対応して、成人施設を「自立訓練」「就労移行支援」「就労継続支援」「生活介護」「地域活動支援センター」などの機能別事業体系とし、肢体不自由、知的障害に分かれていた児童施設を「児童発達支援センター」に移行しました。

    さらに平成29年度には、かしのき園、しらさぎ園、しいのみ園の成人3施設を統合し、多機能型事業所として「障害者支援センター」を開設しました。

    乳幼児期から成人期ヘー貫した支援の継続

    わが国の障害児教育、障害福祉、そして医療は年齢ごとに細分されており、ライフステージの移行期における支援も乏しいことが多くあります。そして、移行期支援の乏しさは、それぞれのステージにおける支援や努力が地域での育ちや暮らしにつながらない状況を生み出しています。また、成人期の自立した地域生活を阻害するさまざまな問題について、乳幼児期、学齢期に関わる職員が知る機会が少ないことも、ライフサイクルを見通した支援が進められない大きな原因になっています。

    姫路市総合福祉通園センター・ルネス花北は、児童施設、成人施設、診療所などを一体的に運営している利点を活用し、地域のさまざまな機関と連携して、乳幼児期から学齢期、成人期に至る一貫したサービスを提供することによって、障害のある人の地域での育ちと暮らしを支援していこうと考えています。

    また、成人期に起こるさまざまな問題を、幼児期、学齢期の支援にフィードバックさせ、問題の予防や早期解決を図って成人期の暮らしを準備することにも重点を置いています。

    施設の持つ専門機能の地域への展開

    従来の制度では、施設のもつ専門性は施設の中でしか提供されませんでした。その結果、障害のある人達を施設に集めてしまい、地域での育ちや暮らしの支援に結びつきにくいことが多くありました。

    姫路市総合福祉通園センター・ルネス花北は、従来から相談、子育て支援機能、診療・リハビリテーション機能の充実を図り、通園児・通所者以外にも保育、リハビリテーション、相談機能を開放して「施設の壁」を打ち破る努力をするとともに、保育所や学校、保健センターなどにも職員を派遣して専門的技術や情報を提供してきました。

    平成24年の障害者自立支援法と児童福祉法の改正により、障害児・者相談支援事業がすべての障害福祉サービスの根幹に位置付けられ、加えて、巡回・訪問型支援の基盤となる「保育所等訪問支援事業」が制度化され、平成24年度から白鳥園、平成26年度からつくし児童園が事業を開始しており、ルネス花北が地域機関との強力なネットワークを形成しつつ実施してきた相談支援や訪問・巡回事業はさらに発展することが期待されています。

    相談機能の部分については、平成24年度から、地域生活支援部を障害児・者相談支援事業を担う部署として独立させ、「相談支援事業所 ぱっそ・あ・ぱっそ」としました(平成25年4月名称変更)。

    また、児童部においては、児童発達支援センターの相談機能強化のため、平成27年度から、発達相談室との連携により、つくし児童園の相談支援事業部門として「相談支援事業所プレール」を開設しました。

    これからも、来るべき共生社会の早期実現に向けて、障害児・者の地域生活における子育て・生活環境の充実・整備に注力していきます。

    運営組織

    当施設は以下の15施設で構成されています。

    姫路市が運営

    姫路市社会福祉事業団が運営(指定管理)

    姫路市社会福祉事業団が運営(自主事業)

    これらの施設は姫路市内に分散して設置されています。詳しい事業内容やアクセスについては各施設のページをご参照ください。