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今もなお、色濃く痕跡を留めている伝説の廃線

新幹線で姫路の街並みを通り抜ける時、姫路モノレールの廃線跡には強く目をひきつけられたものだ。廃線後も長く、コンクリートの軌道跡は留め置かれ、21世紀になってもなおも残り続けた。その廃れた様は、まるで市街地中心部に大蛇がうねってるようにように私の目に映ったものだ。

姫路モノレールは正式には姫路市交通局モノレール線と言う。公営だったのだ。開業は1966年(昭和41年)5月17日。姫路駅と手柄山駅の1.6キロメートルを結び、唯一の中間駅として大将軍駅があった。手柄山では同年に姫路大博覧会(姫路博)が開催され、モノレール開業の名目は会場へのアクセス手段としてだった。しかし最終的には市内の交通機関としてだけでなく、鳥取まで延伸する壮大な構想さえあった。姫路モノレールとは?のページを見る

FACILITY GUIDE
施設紹介

開業当時や現在の旧大将軍駅の様子

姫路城昭和の大修理の完了を記念してまた、戦後の復興期から大きく姿を変えた「姫路」を世に知らしめるべく、その使命を負い開催された「姫路大博覧会」。その会場へのアクセスとして作られたのが「姫路モノレール」であった。

前述のとおり地方公共団体の枠を越えて日本海をも目指す構想があったが、当初開業区間のまま8年の時間の中では赤字だけが膨らみ、廃止となってしまった。ほぼ半世紀を経て再び、人々の眼に触れる事となった今、これからの交通の発展に少なからずヒントを与えうる存在であることを願いたい。 施設紹介のページを見る

GALLERY
ギャラリー

当時、姫路モノレールが活躍した姿をご紹介します。ギャラリーのページを見る

ACCESS
交通アクセス

手柄山交流ステーション モノレール展示室

〒670-0971 兵庫県姫路市西延末440番地
開館時間:9時00分から17時00分まで
電話:079-299-2500
地図をGoogleMAPで開く

公共交通機関をご利用の場合

  • 山陽電車「手柄駅」下車徒歩約10分
  • JR「姫路駅」より神姫バス
    • [駅南95、96系統]姫路市文化センター前下車徒歩南に約5分
    • [駅南97系統(手柄山ループバス)]姫路市文化センター前下車徒歩南に約5分
      手柄山ループバスは土日祝日のみの運行です。

自動車をご利用の場合

  • 姫路バイパス『中地ランプ』から約5分
  • 有料駐車場あり