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姫路市立菅野中学校

SUGANO JUNIOR HIGH SCHOOL

〒671-2136 姫路市夢前町護持29番地1 地図

電話番号:079-335-0007

学校だより(抜粋)(令和5年度2学期)

  • 公開日:2023年5月15日
  • 更新日:2023年5月15日
  • ID:20817

校長室より26「ごあいさつ」(2023年12月22日)

保護者・地域の皆さんには、いつも菅野中生・菅野中学校のために、ご支援・ご協力をいただき、本当にありがとうございます。令和5年も皆さん方のお蔭で無事、年末を迎えることができました。校舎外壁塗装工事も、今年度分工事が3学期に完了する見込みです。生徒、地域・保護者の皆さんにはさまざまなご迷惑をおかけしてきましたが、残りの期間も何卒ご理解・ご協力の程をお願い申し上げます。来る年、令和6年(2024年)も地域・家庭・学校が一体となって、すべての子供たちのために協力し、全力で取り組んでいきましょう。何卒、よろしくお願い申し上げます。 

校長室より25「新たな年に新たな決意を」(2023年12月22日)

令和5年度の二学期が、今日、終わります。そして明日から、17日間の冬休みが始まります。昨年よりも少し長いお休みになりますが、行く年、令和5年(2023年)と、来る年、令和6年(2024年)を意識した期間にしてください。特に、年末年始の「歳のおわりとはじまり」が感じられる行事やその雰囲気、そして自らの心構えを 大切にして、気持ちをしっかりと持って過ごしてもらいたいと思います。

さて、15日(金曜日)から19日(火曜日)には、二学期末の個別懇談会が行われました。 保護者の皆さんにはご多忙のところ、ご来校いただき、本当にありがとうございました。今回は、特に3年生の皆さんは進路選択(進学・就職等)を目前にした緊張感を持って「三者面談」に臨んだことと思います。前任校の学校通信で、私=校長が書いた次の文章が、菅野中学校の皆さんにも響く言葉だと思いますので、紹介します。

中には、現実の厳しさに打ちのめされたような気持ちになっている人もいるかもしれません。「よしやるぞ」「やればできる」とヤル気に火のついた人もいるでしょう。3年生だけでなく、1・2年生も他人事と思わず、来年・再来年の自分の姿、を想像してみてください。つまり皆さん全員が、「自分の進路」について、しっかりと考えてもらいたいのです。これこそ自らの将来に向けた「キャリア」について考えるチャンスになります。

すでに進路説明会や学習通信等でも紹介してきたように、兵庫県の公立高校に関して次のような大変革が間近に迫っています。これらは現3年生だけではなく、2・1年生にも大きな影響を与えるものです。まさに、他人事ではなく、自分事として考えてほしいのです。一人ひとりが「進路」「キャリア」について、真剣に向き合うことが大切なのです。

  1. 姫路市立3高校(姫路・琴丘・飾磨高校)の統合決定。
  2. 2025年度からの県立高校の統合決定。
  3. 県立高校統合校の2025年度からの設置場所決定。
    姫路市南部(第4学区):姫路南(網干・家島を統合)
    姫路市北部・福崎町(第4学区):福崎(夢前を統合)
  4. 姫路市立3高校統合校が、2026年度春に現姫路高校舎で先行開校することが決定。
  5. 姫路市立3高校統合校が、将来的に旧中央卸売市場跡地(手柄地区)に設置されることが決定。
冬休みのスタートに、夏休み前と同じ大切なことを、1・2・3年生共通して伝えておきます。それは、次の三つのことです。
  1. 「誰にでも、苦しいときやつらいときがある」、「苦しい、つらいときはSOSを出そう」、「友達がつらそうだったら信頼できる大人(先生や保護者など)に相談しよう」ということです。
  2. どんな強い人やかっこいい人でも「しんどい」ときがあります。一人で抱え込まず、誰かに打ち明けることで必ず楽になったり、解決の糸口が見つかったりします。
  3. どうしたら解決できるか、いっしょに考えていきましょう。
この三つを約束事として全校生みんなで確認し合って、冬休みのスタートをきりま しょう。 

(終業式の校長あいさつで伝えた内容を、再録(さいろく)しました)

校長室より24「進路について考えよう(2)」(2023年12月22日)

今日から12月。「師走」「極月」ともいわれる一年の最終の月を迎えました。1年生にとっては中学生になって8か月目に入り、2年生は中堅学年としてあとわずかです。3年生は残り4カ月で9年間の義務教育を終えて、新しいステ ップに踏み出していきます。そして、ここから卒業までの期間は、3年生にとって正念場になってきます。いつもこの時期、私=校長が3年生の皆さんに声をかける言葉があります。

小中9年間の義務教育を終え、巣立っていく3年生は莇野・上菅・菅生小、そして菅野中という地元の「温かい揺り籠」から離れて、いわゆる世間の「きびしい荒浪」の中に出ていきます。進学であれ、就職であれ、これまでのように、よく知っている友だちや先生、近所・地元の知り合いではない人々に囲まれます。 戸惑いや辛さ・怖さも経験するでしょう。もしかしたら理解しにくい、気の合わない人とも出会うかもしれません。いや、間違いなく、いろいろな人と衝突するはずです。

それが世の中、社会というものです。外の世界に一歩踏み出すことで、皆さんはさまざまな経験をしていきます。経験していく中で成長・成熟していきます。中学校卒業は、そのきっかけのひとつです。この後、どのような人生を送っていくのかを左右するような大きな節目、通過点、そしてスタートなのです。同じこと が、2・1年生にも言えます。巣立っていく3年生のたくましい背中を見送り、 新しい菅野中をリードしていく出発点になります。

2年生は、部活動等ではすでに8・9月から新チームの中心メンバーとして活動しています。12月の生徒会選挙を経て、名実ともに菅野中のリーダーとして下級生を引っ張っていく立場になります。1年生も、菅野中生としての自覚をもった学年・クラスを作り上げ、同時に独り立ちできる「一個人=自立した人」を目指して頑張っています。そして、3年生は今日からの三か月半で大きな「わかれ道」を迎えるのです。

中学校では義務教育の出口=進路が最も重要であると、私=校長は考えています。3年生の進路決定は「チームプレー」です。生徒・保護者・先生、そして地域の皆さんが知恵と力を合わせて、協力・連携することで進路を切り拓いていき ます。2・1年生も来年、再来年のことではなく、自分にかかわるすぐ目の前のことと感じてください。進むべき途をめざして努力する3年生の姿を目に焼き付け、自分自身の将来を考えていきましょう。

校長室より23「学習通信より 期末考査補充学習日程」(2023年11月13日)

2学期 期末考査前 補充学習日程! 期末考査に向けて、早めに計画を立てよう!!

  • 11月14から17日は、全校補充学習日です。
  • 自主学習日・質問教室の案内をみて、積極的に参加しよう。
  • 考査前の自分の計画・予定を、必ず確認しよう。
いよいよ今週からテスト1週間前になります。3年生は実力考査に引き続 き、2学期期末考査=今年最後の定期考査です。今回も、考査前に自主学習・ 質問教室・全校一斉補充学習を行います。くわしい日程・内容等は各学年の全9教科の担当の先生方にきいてください。先生方といっしょに苦手な教科・分野にあきらめずに取り組み、少しずつ理解できるようにしましょう。あせらず、あきらめず、ムラなく学習を続けていきましょう。

休憩・昼の時間等、先生方を見つけて質問したり、自主的に学習したりしましょう!

「本物はつづく。つづけると本物になる。」

校長室より22「進路について考えよう(1)」(2023年11月16日)

  • 自分を見つめ、将来の「なりたい」自分について考え、目標を決めよう。
  • 今、あなたが挑戦・行動する具体的内容は?
  • 自分が何に興味があるのかを知ることが、未来の自分への第一歩です。
学校通信『菅野だより』は今号から「進路について、考えよう」と題して2回連続の特集を組みます。今号は、見出しにあるように「将来の自分を見つめよう」。配布の紙面にあるワークシートは、兵庫県教委の「キャリアパスポート」中学生版とキャリア教育に係る小中高生へのアンケートです。

キャリア教育とは「子どもたちが生きる力を身に付け、社会の変化に流されることなく、それぞれが直面するであろうさまざまな課題に柔軟かつたくましく対応し、社会人として自立していくことができる教育(県教委資料より)」のことです。同時に子どもたちの「社会的・職業的に自立し、自分らしい生き方を実現する」ための力を育てる教育でもあります。

菅野中でも、中学校卒業時に「主体的な進路選択=卒業後、どんな進路(高校・就職)を選ぶか。将来、どんな仕事をしたいか」が考えられるよう、1年生から姫路市版キャリアノート・「進路学習ノートゆめ」の活用やトライやる・ウィーク、「プロから学ぶ」等の講演会、地域や家庭での奉仕作業・ボランティア体験を実施しています。ワークシートにあるキャリア形成とは、年齢によらず、我われ大人でも今後の人生の「自分らしい生き方を実現する」ためのきっかけになると思います。

今月は、14日から「がんばり学びタイム」=補充学習・自習教室とカウンセリング週間が始まり、20日からは9教科の期末考査があります。そして来月の個別懇談会を経て、今年1年の締めくくりとなります。こういった日々の学習面での積み重ねの先に、中学生にとって一番大切なキャリア形成=進路選択があるのです。3年生だけでなく2・1年生も含めて、これからどうすれば少しでも自分に合った進路に近づくことができるのか、一緒に考えていきましょう。

大切なことはキャリア教育を通して、勉強や部活動・習い事等、毎日の生活の中で自分が直面する問題に逃げずに立ち向かい、将来に向けてめざす途を自力で切り拓いていこうとすることです。しかし、これらの作業は自分一人の問題ではありません。保護者の皆さんや、担任の先生・小中学校の先生、家族・友達、そして校区住民の皆さんなど、自分に関わるすべての人たちの協力を求めることが大切です。力を合わせて一緒に考え、実行していきましょう。進路はチーム・プレーなのです。

校長室より21「文化発表会 御礼」(2023年11月6日)

保護者・地域住民の皆さんには、体育大会に引き続き、文化発表会の開催についても、ご支援ご協力をいただき、ありがとうございました。深く御礼申し上げます。

また、お忙しい中、多くの方々に来校いただき、生徒や教職員への温かい声援や激励のお声をかけていただいたことに、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。今後も菅野中学校に関わる全ての大人が力を合わせ、地域・家庭・学校が一体となって、子供たちのために連携協働し、全力で取り組んでいきましょう。

何卒よろしくお願い申し上げます。

校長室より20「芸術・文化の菅野中 文化発表会の取組から」(2023年11月6日)

体育大会に続いて、10月20日に秋の文化発表会を開催しました。この日は全校で終日、オープン・スクールとし、各学年の学級合唱コンクールを体育館ステージで行いました。ラストを飾っていただいた地元姫路市出身の池内響さんと、矢野雄太さん=世界で活躍するバリトン歌手とピアニストのお二人によるリサイタルが、菅野中に本物の感動を巻き起こしました。創作部も部員それぞれが渾身の力作を展示、各教科の生徒作品展も大好評でした。菅野中生の芸術性の高さを文字通り発表できた「芸術の秋・文化の秋」にふさわしい行事となりました。これまで数年間、保護者や地域の方々をお迎えしての「文化発表会」ができませんでした。ようやく今年の秋は、昨年までとは打って変わって保護者や地域住民の方々に見守られる文化発表会が開催できました。全校生徒が参加する学級合唱コンクールでは、次のような光景が、ようやく戻ってきたのです。

いつもとは違う体育館の舞台。静粛の中、ステージへと移動する。身を包む緊張感、学級紹介のアナウンス、まばゆいスポットライト、大きな拍手が身を包み込む。そして指揮者のタクトがあがり、伴奏者の指が動き出す。その瞬間の、一人ひとりの真剣で、懸命な表情。一心不乱に力いっぱい歌い上げる。一瞬の静寂の後の、鳴りやまぬ拍手と喝采。歌い終わった後には誇らしく、温かい、何ともあらわしがたい豊かな感情が、全身に満ちあふれる…。

今年の文化発表会のテーマは「絆と音のハーモニーで彩れ菅野の大合唱」。体育大会に引き続き、生徒の皆さんの小さな努力が菅野中全体を、生徒全員を見事にまとめ、文字通り一体となった文化発表会でした。そして、皆さんと同じように、先生たちにとっても、ともに悩み、思い、泣き、喜び、感動する一日だったと思います。

今秋の二つの大きな行事~体育大会・文化発表会~を終え、皆さんは、ある意味「大人」になっていったのではないでしょうか。同じような途を、私を含めて先生たちも保護者や地域の皆さんも通過してきました。これらの経験を通して、今後も自分自身を高め、仲間と一緒にまさしく「新たなステージ」をめざしてほしいと思います。人は、自分が誇らしく思える瞬間、特に輝いて見えるといいます。皆さんが体育大会や文化発表会の取組みの中で頑張ったすべてのことに、誇りを持ってください。勝ちも負けも、成功も失敗も関係ありません。そして、勉強だろうと部活動や習い事だろうと日々の生活の中で、自分自身としっかり向き合って対話し、自身を叱咤激励(しったげきれい=叱ったり励ましたりしながら、少しずつレベルを高めていくこと)していきましょう。これからも、そんな菅野中学校、そんな菅野中生でありたいと思います。

校長室より19「北・中校舎外壁改修工事について」(2023年10月2日)

すでにお知らせしているように、北・中校舎外壁改修工事が9月25日(月曜日)から来年2月末までの予定で行われます。生徒、地域・保護者の皆さんには、さまざまなご迷惑をおかけすることが考えられます。今後も、市教育委員会や施工業者との連絡を密に行い、日常の教育活動にできるだけ影響のないように工事日程・方法等の工夫・配慮を進めていきます。引き続き、学校通信やホームページ、連絡メール等で日程や工事内容をお知らせしますので、何卒ご理解・ご協力の程をお願い申し上げます。

注意事項

  1. 北校舎1階に工事事務所、北館と中館の校舎には足場が設置されます。工事現場に入ったり、近寄ったりしてはいけません。
  2. 北校舎や中校舎西側の校門は、トラックなどの工事車両などが出入りすることがあります。自分の目で安全を確認した上で、付近を通行してください。
  3. 臨時駐車場が運動場の北側に作られるため、正門付近を通行する際は、自動車に注意してください。
  4. 3年生の下足場は南校舎に移動し、南校舎北玄関を出入りします。
  5. 工事について危険を感じた場合や万が一ケガをした場合は、すぐに先生に知らせてください。
  6. 工事が進む中で出てきた変更等は、その都度連絡します。

校長室より18「生徒活動等特集号」(2023年10月2日)

2学期も、行事や部活動等で菅野中生としての自覚と誇りを持とう

今回は、夏休みから新学期の生徒活動等の特集です。ほとんどの部活動(地域等での活動含む)は、2・1年生の新チームに移行していますが、今号は夏の総体や文化部の活躍を含めた生徒の活動の総決算号とします。(詳しくは、配布の学校通信「菅野だよりNo9」をご覧ください)

まず、2年生の皆さんは3年生引退後の新チームの大黒柱として夏休みの厳しい練習を乗り越えてきました。チームを引き継ぎ、新たな伝統を背負っていく「つらさ・しんどさ」を体験したことで、改めて3年生の先輩たちの偉大さに気づいた人も多かったのではないでしょうか。また、同じく1年生も、1学期のような「新入生・初心者」ではなく、メンバーやレギュラーを狙うやる気や意欲を持ってきたと思います。

もちろん、これらのことは部活動だけでなく、毎日の学校生活のすべての場面で先輩を乗り越える努力を続け、自覚と責任をもつことが大切です。2学期も、学校行事や部活動等で、これまで以上の「菅野中生としての自覚と誇り」を持ってほしいと、強く願っています。2学期開始以来、どの学年も、どの生徒も、校内のあらゆる場面で率先して声を出したり、挨拶したりする姿から、新しい菅野中が創られていく雰囲気を感じ取ることができました。3年生の背中を追って、2・1年生もしっかりと成長してください。実りある2学期に期待しています。

校長室より17「体育大会 御礼」(2023年9月21日)

保護者・地域住民の皆さんには、連日の猛暑の中、子供たちの健康管理や体調維持のために、ご支援ご協力をいただき、ありがとうございました。同時に、熱中症防止対策として度重なる練習計画や当日プログラムの変更等、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

また、お忙しい中、多くの方々に来校いただき、生徒や教職員への温かい声援や激励のお声をかけていただいたことに、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後も菅野中学校に関わる全ての大人が力を合わせ、地域・家庭・学校が一体となって、子供たちのために連携協働し、全力で取り組んでいきましょう。何卒よろしくお願い申し上げます。

校長室より16「菅野中生全員が主人公の体育大会」(2023年9月21日)

新学期が始まり、最初の全体練習の時間。運動場から「今から体育大会の練習を始めます」という号令の後、「お願いします!」という元気いっぱいの全校生のあいさつを聞いて「今年の体育大会は必ず成功する」と私=校長は確信しました。菅野中伝統の「先生がすべての指揮をとるのではなく、生徒会・保体委員を中心として生徒全員が主役になれる体育大会」という取組みが、今年も結実しました。

計画・練習の段階から1・2・3年生全員、そして一人ひとりが「一人一役」、何かの役割を受け持って、菅野中が文字通り一つになった体育大会だったと思います。今回は、練習や準備などを含めた体育大会全体を通して、生徒の皆さんの姿から私自身が感じたこと、学んだことをお話しします。

夏休みを含めて、新学期が始まってからも異常気象とも言えるような連日の猛暑や豪雨。気温差や疲れからくる体調不良。コロナ・インフルエンザ等の再流行の兆し。今年の体育大会は、まさに想定外のものとなりました。そんな中で全員が出場する開閉会式やソーラン節、生徒会演技の大縄跳び=「スーパーデラックス大繩大会in菅野中学校2023」だけでなく、すべての生徒がプログラムの何らかの役割を受け持って、体育大会の練習や準備・実行に当たりました。

そして、「生徒主体の新しい体育大会」の中心になったのが生徒会執行委員会と各委員会です。執行委員会役員は、開閉会式や生徒会演技の企画・立案・練習・進行だけでなく、すべての生徒の参加をめざす新しい体育大会のあり方をしっかりと方向づけてくれました。同じく各委員会も演技に関わる係・審判としての役割や、全体への指示・指揮を通して、生徒一人ひとりの心に響く言葉かけを行ってくれました。

一つ一つの演技を見ても、体育の得意な人、不得意な人、それぞれが「がんばることができる」工夫が行われていたのではないでしょうか。私も小中高と体育的行事は「きらい」というよりも「苦痛」な一人でした。個人によって能力や特性に違いがあるということを受け入れ、助け合いながら参加・競技し、個人や学級の目標を達成することが大切です。例えば、全員が参加する大縄跳びやソーラン節でも、一人ひとりの持てる力を精一杯出し切ることを前提として「できることをできる範囲でがんばってみる」という姿勢が見えていました。

スポーツ(体育面)や芸術(文化面)でも、勉強(学習面)等でも、得意な人や苦手な人がいます。能力差があって当然です。大切なのは違いを違いとして認め、少しでも互いに力を伸ばすために助け合い、教え合いながら、ともに成長していくことなのです。これからも菅野中学校を、そんな仲間の集まる場所にしていきましょう。先生方も同じです。菅野中には40人以上の先生方がいます。それぞれに個性や特長があります。専門の教科と同じく得意な分野にも違いがあります。その違いを違いとして認め、助け合い、教職員集団がチームとして、少しでも生徒の皆さんの可能性を伸ばし、さまざまな力を高めることを目標に切磋琢磨していこうと改めて思いました。

最後になりますが、この体育大会で大切なことを学ばせてくれた169人の生徒の皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。生徒も先生も、お互いが協力・競争しながら、心の故郷となる我が母校、菅野中学校をよりよいものにしていきましょう。

校長室より15「がんばる自分!成長する自分!」(2023年9月11日)

夏休みが終わって1週間がたちました。8月末の課題考査はどうでしたか?。また、夏休みの課題の提出も大変だったでしょう。自分のできる力をしっかりと発揮して、取り組んだことと思います。2学期も、生徒の皆さん一人ひとりが自分から進んでがんばれる場面を増やしていきたいと考えています。特に授業や補充学習を中心に、努力を続けていきましょう。

以前に勤めていた中学校の通信で、次のようなことを書きました。

「やらされる勉強」と「すすんでする勉強」とでは、結果として身につくかどうかが違いますね。同じように、部活動などのスポーツや習い事を思い出してください。「よしやるぞ」と自分からやる気をもって始めると、つらい練習やお稽古・レッスンもがんばることができますね。イヤイヤやっても、しんどいだけでなかなか力がつきません。勉強も一緒です。本物の学力は、やはり「よしやるぞ」という気持ちから始まります。学習も無理せず、少しずつ積み上げていきましょう。やりとげた達成感を持つことが大切です。

私たちは、毎日の生活の中で自分自身の可能性を信じて、努力をしていくことが大切です。がんばる自分、成長している自分を好きになれること。そして、そんな自分を自分自身でほめていきたい。それは、主体性を持って取り組む学習から始まります。苦しみやつらさを乗り越え、自分自身の成長を信じて努力をすることがスタートです。がんばる自分や成長している自分を好きになれると好循環が生まれます。

「一生懸命努力できる人が、一番かっこいい」。生徒のみなさんと先生方が協力して、そんな菅野中学校を目指す2学期にしたいと強く思っています。9月25日(月曜日)は、2学期最初の全校一斉補充学習日です。

校長室より14「保護者・地域住民の皆さんへ御礼」(2023年8月29日)

保護者・地域住民の皆さまには、夏休み中も菅野中校区の子供たちを見守っていただき、ありがとうございました。今後も、困ったことや心配なことがありましたら、いつでも教職員に相談してください。学校と家庭・地域が協力して解決していきましょう。同時に、うれしいとき、子供ががんばったときの嬉しい連絡もお願いします。

新学期以降も、いじめ・差別を絶対に許さない安全・安心の学校づくりを進めていく覚悟です。これからも、菅野中校区に関わるすべての大人(保護者・地域住民・教職員)が子供たちのために協力し、全力で取り組んでいきましょう。何卒、よろしくお願い申し上げます。

校長室より13「新学期開始!!」(2023年8月29日)

8月は、県・市「人権文化をすすめる」運動推進・強調月間です。菅野中でも「いじめ・差別を絶対に許さない」取組みを、全校でしっかりと徹底していきましょう!

いよいよ、新学期のスタートです。始業式に当たり、生徒の皆さんと共に理解しておきたいことがあります。それは、この2学期こそ、それぞれの学年で最も重要な学期であるということです。本来、2学期は「学校行事や地域行事を通して、人として一段と成長する」期間のはずです。体育大会、文化発表会、地域の社会的行事、部活動等の新チーム始動・新人大会、後期生徒会選挙、菅野未来会議もあります。そして、3年生はいよいよ進路選択にむけた正念場を迎えます。各学年、それぞれの主体的な取組みに期待しています。一人ひとりが積極的に参加して、自分の役割をしっかりと果たすことで、仲間と共に協力し助け合いながら成長していく2学期にしていきましょう。

そして同時に、2学期は菅野中にとって「いじめ・差別を絶対に許さない」取組みを徹底する期間でもあります。全校生徒対象にいじめアンケート(9月)・生活アンケート(11月)、カウンセリング=教育相談週間(12月)を実施します。引き続き、道徳・人権学習やワークショップ等の生徒参加によるいじめ未然防止への取組みを行います。SC(スクールカウンセラー)=毎週1回、SSW(スクールソーシャルワーカー)=毎月2回の相談日も設けています。見出しにもあるように、8月は兵庫県・姫路市の「人権文化をすすめる」運動推進・強調月間です。年間を通して、「いじめ・差別を絶対に許さない」という強い決意をもって、菅野中に関わる全ての人々、生徒・先生、保護者や地域の皆さんがともに力を合わせて行動していきましょう。

毎日の学校生活の中で、菅野中の生徒全員が安全・安心に、誰もが、できるだけ快適な学校・学年・クラス・部活動等の仲間・集団をつくっていきましょう。このことは、学校だけでなく、家庭や地域社会でも同じことです。毎回の「菅野だより」にあるスローガン(下記参照)『心を一つに創り上げよう!心のふるさとわれらが母校!…私たちが生まれ、育ち、住まい、暮らし、学ぶ莇野・上菅・菅生小校区を愛する気持ち、そして、菅野中学校を愛する気持ちを持とう!』も同じ意味なのです。いじめ・差別を絶対に許さない菅野中を、校区すべての人々の力で実現していきましょう。

(始業式の校長あいさつで伝えた内容を、再録(さいろく)しました。)

お問い合わせ

姫路市立菅野中学校

住所: 〒671-2136 姫路市夢前町護持29番地1

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電話番号: 079-335-0007 ファクス番号: 079-335-3293

電話番号のかけ間違いにご注意ください!